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秋田県から岩手県~一関に~ [旅]

2009年8月末から9月初旬にかけて東北へドライブ旅行その続き。

秋田県角館市武家屋敷通りをお昼頃出発して岩手県一関市に向かう。 一関は平泉、中尊寺が有名だが、中尊寺の拝観は明日に。 角館市から2~3時間で一関市に出る。 一関では骨寺村荘園遺跡に向かう。 平安時代の「陸奥国骨寺村絵図」で描かれている荘園の形、神社などがそのままに現存しているということ。 この荘園は平泉の寺に属していたということだった。

一関は非常に観光道路が整備されているところ。 美しい道路を西に。立派な観光道路を過ぎて、少しひなびた感じのところにあるので、不思議な骨寺村。 最初に骨寺村という字を見たとき言葉を失った。 地元の人は「ホンデラ」と発音しているが。

骨寺村荘園遺跡というだけあって、案内所を見落としていたならば、田んぼのなかのどれが遺跡なのかわからないほどだが、近くに観光案内所というのが設けてあって、その前には野菜の直売場兼駐車場。

9月初旬の平日の駐車場はガラすき。 田んぼに向かって道を進む。 左側の小山の上に神社。 その神社から眺める骨寺村荘園が一番いいと観光案内所で教えてもらう。 夏のなごりの眩しい日差しのなかで、村の鎮守の神社の木立の緑陰のなかで一息。

骨寺村荘園から今夜の宿に向かう前にもう一箇所。 厳美渓という伊達政宗が好んだ岩と急流の地。 栗駒山から流れる磐井川が急流となって渓谷美。 川の両側には団子屋が軒を連ねている。 場所は以外と平坦なところで、ここが渓谷なのだと少し驚くところ。 少し下流にはつり橋が掛かっていてなかなか風情のあるところ。

宿の場所は一関の小高い丘の上にあり、とても見晴らしがよかった。 

次の朝、旅程としては最終日、平泉に向かう。 厳美渓に近いところまで車でもどって、厳美渓とは反対側の右(地図では北)に向かってゆるいのぼりの道を行くと、達谷窟毘沙門堂、毛越寺、そして平泉の中尊寺へ向かう道。

朝はまだ参拝客もなく、我々が一番のり。 達谷窟毘沙門堂へ。 西光寺というのが寺の名前らしいが、毘沙門堂に行く前には大きな鳥居が。 鳥居だけ見ると神社なのかとおもう。 昔の神仏混合という形。 毘沙門堂は大きな巨石の横腹のくぼみ達谷窟にへばりつくように立っている毘沙門堂。

大きな巨石は、京都清水寺で有名な坂田田村麻呂が蝦夷討伐をしたところで、毘沙門天の加護をえて鬼退治という場所。 北海道に行くと、やはり蝦夷を追い詰めた場所というのがあるし、大きな岩や岩山であるのは共通。

毘沙門堂には古びた狛犬さんが一対。 あまり古びてなんとなく懐かしい味わいの狛犬さん。 (続く)

 


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