2010FIFAサッカーWC決勝戦スペイン代表対オランダ代表120分の死闘、イニエスタ笑った、スナイデル泣いた! [2010FIFA南アWCベスト8]
2010年7月12日 1ヶ月楽しんだ2010FIFA南アWCもいよいよファイナル、決勝戦。 初優勝を賭けてスペイン代表とオランダ代表の激突。 ドイツの水族館のタコのパウル君の予言といい、オランダ人でバルサの監督だったクライフ氏がスペイン優勝を予測するなど、微妙にスペイン有利。
11日は選挙投票後、久しぶりにインド料理屋のカレーで夕ご飯。 少し欲張ってタンドリー・チキンや海老などサイド・ディッシュにとって、大辛のカレーを食べて、夜8時頃寝た。 ところが胸焼けしてしまい11時半頃目が覚めてしまった。 そのままTVの前で、旅行鞄の中を整理しながら夜明かし。
1時から3位決定戦、2時から大会のフィナーレまで見て、そして3時30分キックオフを待っていると、イタリアの主将カンナバーロ選手がルイ・ヴィットンの四角い鞄を抱えて入場。
あの黄金のワールド・カップをルイ・ヴィットンの鞄から取り出して台に飾る。
眩く輝く黄金のワールド・カップ。
オランダ代表のロッベン選手など、汚くてもいいなんとしても勝つためのサッカーをすると宣言。 一方スペイン代表は自分達のポゼション・サッカーを今までどおり推し進めるだけ。
まずはオランダ代表の布陣
そしてスペイン代表
夜10時ちょっと前に帰宅したら、今日は何回もこの試合を流していた。
両チームとも質の高いGKを揃え、ファイン・セーブの連続。 優雅なスペイン代表の動きが選手間の間隔をほぼ同じようにキープしながら、スピードのあるショート・パスを通すと、オレンジのオランダ代表が力強くパス・カットに打って出る。 それまでの試合とは異なる、オランダ代表の選手は遠慮なくファウルを仕掛け、イエロー。 ボール・ポゼション率はスペイン代表が60%。
スペイン代表のほうが最初はかなり相手陣営内でパス回し、それ以降は双方少しも譲らず。 オランダ代表はカウンター狙い。 ロッベン選手が右サイドを何度もドリブルで突破しようとする。FKを蹴るのはスナイデル選手。
前半も後半も双方とも点が入らず。 そして延長戦。 前半は動かず。 後半このままPK戦に突入するのかと思っていたら、最後15分に投入されたのは、(多分調子が悪く)ウォームアップの練習もしなかったフェルナンド・トーレス選手。 左サイドでボールを得て、中央を突破するセスク・ファブレガス選手に。 この2人の突破に気をとられたオランダのDF陣。 右サイドを走り出るのはイニエスタ選手。 ファブレガス選手からのパスをGKと1対1になりながら冷静にゴールに押し込む。
そしてスライディングしながら両手を上にして喜ぶ。
そのまま左コーナーにウェアを脱ぎながら白い下着を見せるイニエスタ選手。 『ダニ、はいつも一緒」という。 そのイニエスタ選手に次々と飛びつくスペイン代表。
オランダの猛攻を凌ぎきり、スペイン代表の勝利。 喜び、飛び跳ねるスペイン代表。 がっくり肩を落とし、涙するオランダ代表。 スナイデル選手がクローズアップする。 大きな目から涙が零れ落ちる。
最後セレモニー。 銀メダルをすぐに外したのはオランダ代表監督
選手インタビューにはマン・オブ・ザ・マッチのイニエスタ選手。
言葉に出せないくらい嬉しい。 早くスペインに帰って皆とお祝いしたい。。。といっていた。
スペイン、マドリードでは100万人以上も向かえに出たとニュースが出ていた。
イニエスタ選手はシャビ選手とこのチームでは推進力。 イニエスタ選手、この試合何回もファウルを受けてピッチに転がっていた。 そして08/09のチャンピオンズ・リーグでバルサ対チェルシーの準決勝でもイニエスタ選手は値千金の勝利弾を入れている。 イニエスタ選手って柔和な表情のお地蔵様のような雰囲気もある。
(ロッベン選手は極最近までロッペン選手だとおもっていました。 2013/6/1追記)
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