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あのマガト監督のスパルタ・トレーニング [ヨーロッパ・サッカー]

2010年7月28日 横浜Fマリノス対大宮アルディージャの試合があったが、平日のこともあり観戦できず。 試合は1対1の引き分け。

さて、レアル・マドリーのNo.7だったラウル・ゴンザレス選手はあのマガト監督と内田選手がいるシャルケ04に移籍。 2週間ぐらい前から移籍先確定のニュースが流れてきたのに正式には昨日の発表らしい。 不思議な世界。

さて、シャルケ04の監督といったら、マガト監督。 長谷部選手が所属しているヴォルフスブルクを08/09でブンデスリーガのリーグ優勝に導いた今時珍しいスパルタ訓練で有名な監督。 長谷部選手もこの監督に鍛えられて自分も進化したと言っている。 そしてマガト監督がシャルケ04に引き抜かれた後は、ヴォルフスブルクは、自慢の運動量が激減して低迷したのも事実。

そのマガト監督の有名なスパルタ教育について、スポーツ雑誌、Number753 5月20日号に掲載されているので面白そうなところを再構築。 この号は名将バイブル2010として特集しているが、このマガト監督についての記事はあるが、表紙にはその事が書かれていない。 多分記事の編集者と表紙の編集者が違うのかも。

記事のタイトルは「フェリックス・マガト―“独裁X軍隊式トレーニング″の全貌」とかなり凄そうな印象。

マガト式スパルタ・トレーニング

必需品: ①2kgのメディシンボール2個  ②18m・斜度24度の坂  (両脇にメディシンボールを抱えて、24度の坂を一気に駆け上がる。 何十回も。 1日3回練習当たり前。 居残りで1時間坂道ダッシュも普通)

監督の剛腕(基本ルール): ①監督が全権力(監督・スポーツディレクター・取締役)を掌握  ②選手の監督への絶対服従

即ち、

①マガトに歯向かったら、一生2軍でプレー。 普通なら移籍リストに載せるのに、財務部門の責任者であるマガトは、1人分の給料など平気でドブに捨てて、飼い殺しにするのだ・・・監督に歯向かったら終わり

②試合で負けたら、(それからの)練習がハードになる。 

長谷部選手コメント:

「試合に負けると、罰走が待っている。 普通ランニングって、何分走る、何周すると最初に決められているが、マガト監督の場合、距離も時間も言われずに延々と森を走らせる。 いつまで続くかわからなくって、ホント精神的にきつい」

「どうせ苦しい思いをするなら、試合でした方がいい。 みんな『負けたら練習が厳しくなる』と思って、試合中に必死で走っていました。 あのときみんな守備に戻るのが本当に速かった」

猛練習によって無名の集団だったヴォルフスブルグを鍛え上げ、バイエルン・ミュンヘンと首位争いをし、田舎クラブに初優勝をもたらしたマガト監督。 マガト監督は2004年から2007年までバイエルン・ミュンヘンに2度のリーグ優勝をもたらした実力ある監督だが、2007年、監督・スポーツディレクター・取締役の3役全権を任すというヴォルフスブルグからの破格の条件で移籍。 

(続く)

 


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