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アジア杯2011―対オーストラリア戦=決勝戦、川島選手のファイン・セーブ、そして李忠成選手の世界デビューとなるダイレクトボレーの決勝弾 [サッカー日本代表]

2011年1月30日未明。 アジア・カップ2011決勝戦は日本代表とオーストラリア代表。 オーストラリアといえば、因縁の相手。 2006年のWC、2007年のアジア・カップ。 韓国代表とは別な意味で日本代表の前に立ちはだかっていた壁。

2011年のアジア・カップではオーストラリアは平均年齢も30歳近くで2006年のWCに出場していた選手も多く経験豊富な熟成しているチーム。 一方、日本代表は若手中心の世代交代が進んでいるチームだが、経験と、そしてフィジカルそして、FWのスピードではオーストラリアに軍配が。 そしてあのGKは、リーグ戦から準決勝まで失点1と堅守でもある。

オーストラリアは最初からフィジカルとロング・ボール、ヘディングはあのキューエルとケーヒルに集める。 日本代表は素早いバス交換でチャンスを狙うが、やはりオーストラリアのシナリオどおりの戦いが進んでいく。 今までより少し違うのは、ケーヒルにしてもキューエルにしても少し凄みが減ったのと、シュートの精度が高くなくなったということ。 それでも日本代表の川島選手がいくつもファイン・セーブを繰り出す。

日本代表も何度かチャンスを作り出すが、体の寄せが独特のオーストラリアに阻まれて得点できず。

後半右MF藤本選手をDF岩政選手に。 守備陣が安定。 0対0で決着できず。  

延長戦ではFW前田選手を李忠成選手に交代。 元気なFWを入れることでワン・チャンスを狙う。 延長戦もすすめば、かなりの選手の足が止まってくる。 左サイド、遠藤選手がライン際にボールを走らせる。 その先には長友選手が、無尽蔵なスタミナでまだ元気に突破することが出来る。 そのスピードにさすがのオーストラリアも対応できず。 そしてPA際からクロスをゴール前のファーに入れる。 そこに走りこんできた李選手がトラップすることなく、左足でダイレクト・ボールをオーストラリアのゴールに蹴りこむ。 中央にいたオーストラリアの守護神も動けず。DSC02383豪州1.jpgDSC02386豪州2.jpgDSC02379豪州3.jpg 日本代表待望の1点。 最後、内田選手にかえて伊野波選手を投入。 パワープレーに走るオーストラリアを最後まで抑えて、日本代表、アジア杯2011年を制して4度目の優勝。 本田選手が大会MVP.

この大会ザッケロー二監督の手腕が冴えていた。 特に選手交代でピッチに送り出した選手が皆結果を出しているし、モチベーションがキープされている。DSC02377豪州5.jpgDSC02371豪州4.jpgDSC02366凝集6.jpg

そして選手でいえば、川島選手の奮闘もよかったが、長友選手のクロスが何度もアシストで得点に貢献。 大会の試合における貢献度からいえば長友選手がMVP。 それでも遠藤選手、長谷部選手、今野選手など地味など地味な部分ではあったがチーム全体の組み立てとアンカーの役割を担った素晴らしい戦いぶりだった。


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