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夕闇のスターリング城(グラスゴーの旅-終章) [グラスゴーの旅]

スターリング城の王宮、礼拝堂、大広間などを見て回って、中庭に再び佇むと、外はすっかり薄暗くなっていた。 慌てて時計を覗くと4時半にまだ少し間がある。 しかしスコットランドはかなり北に位置しているので、11月末では、かなり日が暮れるのが早い。 確か城は5時に閉館になるはず。 城壁はあまり高くないので、所どころ、城の外側の様子がわかるようになっている。 城壁も何重かになっているところがあり、場所によっては大砲が設置されている。 

城壁の北側の向こうはハイランド、そしてエディンバラのある東側、南側はグラスゴー、西側はローモンド湖がある位置関係。 東側と南側は町が続いており、夕闇の中にその明かりがオレンジ色と黄色にひかって、とても綺麗。 南側は、城の高さが実感できる、深い切れ込みが谷にようになっていて、スターリング城はハイランドの続きのかなり高い位置に建てられているのがわかる。 しかも結構細長い。

王宮の外側には中庭とは別に、小さな庭が造られており、低い城壁で囲まれている。 王宮など建物がピンク、グリーンにライトアップされていて、夢のような可愛らしさ。 小さな庭は南と西に面しており、一番奥、城壁の側に大きな木が一本立っている。 まるで、THE LORD OF THE RINGSに出てきたミナス・ティリス、ゴンドールの白亜の城の中庭にあった生命の樹のような姿。 

エディンバラ城を訪れた時も感じたのだが、スターリング城はまるで、このトールキンの「指輪物語」がスコットランドを舞台に架空の地名にしてあるだけで、モデルはここのような気がする。 エディンバラ城もスターリング城も中世の騎士達が、馬に乗ったまま、下からぐるぐる回りながら城に登っていく雰囲気がある。 城の中は元の地形のまま石畳になっているので、どこも坂道になっているのだ。

ライトアップされた城の写真を撮っているうちに、すっかり暗くなってしまい、城のみやげ物店も閉めかかっていた。 慌てて、集合する場所である、城の外の広場の駐車場に向かうと、アレレ? バスが無い。 1台お客を待っていた大型バスはあのキルトを着けた運転手さんのもの。 それもすぐにお客を乗せると出発してしまった。 これはどうなったのか? 時間を間違えて、積み残されてしまったのか?とあわてる。 グラスゴーまでタクシーを呼ばねばならないのか? 呼んでもらうにしても、城は閉館時間なので、頼むような人はいるのか。。。などと次々に頭をよぎる。 

駐車場に残っている車は、自家用車が数台。 ヤバイ! と思ったら、日が暮れてほとんど闇に包まれた城の事務所の前の細い歩道に車椅子を押す男性の姿が見えた。 このカップルは、そう、グラスゴーからバスで一緒だった人達。 ほっとして近寄って、話かける。 車椅子を押している男性は、バスは5時チョット前に戻ってくるといっていたから大丈夫という。 良かった。 車椅子の女性は奥さんで、車椅子のままやる競技の選手だといっていた。

暗闇に包まれた城の駐車場には、三々五々、バスのお客さんが集まってきていた。 間もなく凄いスピードで、坂道を上がってくる我等のバス。 乗り込んだあとはまっしぐらにグラスゴーへ。 1時間半のドライブ。 疲れで眠ってしまうバスの乗客達。 気がつくと、クリスマスのイルミネーションで光輝くグラスゴーに着いていた。 おしまい。


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スコットランド、メアリー女王が戴冠式を挙げたスターリング城の礼拝堂と大広間 [グラスゴーの旅]

スターリング城で1999年に修復されたのが、王家の礼拝堂。 ここで昔、かの有名なスコットランドのメアリー女王が生後わずか9ヶ月の赤ちゃんの時に、戴冠式を挙げたところ。 前回の旅の報告で、窓が明々とした平屋の建物が礼拝堂。 細長い体育館のような作りで、天井が大変高く、内部は全体が黄色味がかったベージュ。 左右の突き当たりの壁にはステンドグラスが嵌め込まれていた。 ステンドグラスといっても宗教画というよりも、何かのシンボルを表したデザインで、デリケートな印象。 アッサリしており色使いもシンプル。 

大広間は大きく、大宴会を催した場所で、礼拝堂よりは、横幅が広い。 天井も高いので、暖房用に横に広がった大きな暖炉が切ってあった。 勿論今は展示のみで、実際に薪が燃やされていたわけではないが、暖炉内に積まれていた薪はどれも1メートル以上はある大きさ。 昔は天井よりの上部の壁は、ゴブラン織りの絨毯壁掛けが一面に掛けてあったというからさぞかし壮観だったであろう。 ゴブラン織りの中でユニコーンの図柄のがあった。 他には狩猟のシーンを描いたものが2点展示してあった。 このユニコーンのゴブランは有名らしく、お土産が置いてあるショップの小物のモチーフもこのユニコーンのゴブランを模倣しているのが結構あった。 

大広間はガランとしているが、隅に木製の背もたれが非常に高い玉座が2脚置いてあった。 子供の絵本等で、西洋の王さまが座っている椅子とそっくりというか、このデザインが一般的な西洋の王家の玉座。 

前回スコットランドを訪問した時は、エディンバラ城を観たが、エディンバラ城には、スコットランドの歴代の王が戴冠時に座る石というのが、レプリカだが展示してあった。 それは厚さ20センチぐらいの幅40センチ程度の四角い石で、2箇所ぐらいに鉄のトッテみたいなものがつけられており、スコットランドの王様がイギリスの女王エリザベス1世の遺言で、イギリスの王様になった時に、一緒にロンドンにその石を運んでいったということだった。 そしてその石をロンドンの歴代の王宮の玉座の椅子の下にいれてあったという。 丁度大きさ的には、ここスターリング城にあるこの木製の玉座の下部にもピッタリはまりそう。

大広間の窓はステンドグラスだったが、全体に細かい線が入っており、一見網ガラスのような印象。 大広間の内側の壁もかなり明るい黄色いトーンで、夕暮れの紺青い空の色が窓ガラスから見えて非常に美しい。 壁の奥のところに、展示してあった木製の大きな丸い盾のような彫刻が2点。 1点は王様ジョージ5世。 専制君主の雰囲気を漂わせた、少し恐い表情。 そして臣下のものを睥睨していたらしく、もう1点は、少し恐怖に慄いている女官を彫刻したもの。 2点とも大きさとしてはほぼ同じだったと思う。 このようは彫刻で城内を飾っていたのは、ジョージ5世が自分の力を示したかったということらしい。

写真には撮らなかったが王宮の外側にはかなり石の彫刻があり、ハリーポッターの第1作に、でてきたチェスなどの彫刻等はこちらのモチーフを使ったのではないかという印象を持った。 (続く。 あと1回でグラスゴーの旅もおしまい。 中村俊輔選手の懇親会でのスナップショットを12月22日掲載の記事「バルサが降ってくる中村俊輔の上に!」追加して公表しています。)


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ブレイブハートの国、スターリング城に到着 [グラスゴーの旅]

バスがスターリング城、ブレイブハートの映画で有名になった、スコットランドの歴史上、最も重要な史跡の一つに到着した。 前回スコットランドを訪れた時は、エディンバラ城に行った。 スターリング城はエディンバラよりはこじんまりしているので、ミニチュア版のエディンバラとも呼ばれているが、スコットランドの救国の英雄、イングランドの侵略から独立を勝取ったウィリアム・ウォーレスと、もう一人の英雄、ブルース・ザ・ブルースがイングランド軍と戦ったスターリング橋、オールドブリッジがあるところ。

映画ではメル・ギブソンが演じていたウィリアム・ウォーレスは、実際は2メートル以上あった大男である事、顔に顔料で青く塗る習慣などなかったこと、映画はアイルランドで殆ど撮影したので、あれはスコットランドではない、エキストラもアイルランド人で、戦い方もスコットランドのとは違うなど、バスの運転手兼ガイドさんの薀蓄は続く。

このブレイブハートは、最近は中村俊輔選手と関連づけられている。 実は中村俊輔選手の昨季UEFAチャンピオンズ・リーグのグループ・リーグの試合で、マンチェスター・ユナイティドにアウェーで2対3で惜敗・・・2点目が中村俊輔選手のあのFK弾、ホームで1対0で勝利・・・こちらも中村俊輔選手の28メートルの歴史的なFK弾。。。という、今までのセルティックで、誰もなしとげていない大きな勝利、通算でマンチェスター・ユナイテッドに勝ち、グループ・リーグの突破がマンチェスター・ユナイテッドより先に確定したこと、即ちイングランドのクラブを打ち負かした偉業から、スコットランドでは中村俊輔選手のこのゴールがブレイブハートと形容される。

スターリング城に着いたのは午後3時過ぎ。 城の閉館は午後5時。 バスは4時45分に迎えに来るということだった。 入場の切符を買って、城の門に急ぐ。 切符を見せると、入り口の警備の人が、今、城のガイドが団体を連れて出発したばかりだから、次のガイド場所はすぐ上のところにあるので、急いで行けば追いつけるという。 あわてて石畳の坂道を上がっていくと、30人程の団体のところに男のガイドさんが説明しているところに追いついた。 少し落ち着いてカメラを取り出して、ガイドさんに説明されるまま建物を撮る。 30人ほどの団体の人々は何か見たことがある人が多い。 あのローモンド湖のクルーズに乗り合わせた人達だった。

スターリング城はかなりの部分が修復中で、発掘も兼ねて、結構大掛かりなものになっている。 エディンバラの城も皆グレーやダークな色合いになっているのだが、ガイドさんが熱心に繰り返すのは、城の建築用の石がサンストーンを使っているので、本来の城の色味はテラコッタを少し薄くしたような、オレンジがかったクリーム色。 まだ色が残っている箇所を案内してくれる。 この色なら、城が建造された当時は太陽にキラキラ輝く、黄金の城のようなイメージがあったに違いない。 100メートルぐらいはある小高い丘に立つ、金色に輝く城は、遠くハイランドの地からも、グラスゴーのような低地からもよく見えたに違いない。

玉座の石のレプリカが飾られているエディンバラよりは、ここは展示物は少ないが、小高い丘を坂道で迂回しながら城を登っていくような作りは同じ。 入り口から外庭をへて、内庭のあるところは王宮、王家の居館、教会、大広間の建物で四角く囲まれている。 坂はそのまま内庭にもあるから、建物によっては土台が斜めになっている。 城は夕闇が迫ってきており、次々にライトアップされていく。 教会と大広間は外側の壁が修理されて、当時のオレンジがかったクリームの色になっており、内側に燈されたオレンジ系の照明が美しい。 (続く)


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スコットランド、ハイランドで「ヘーミッシュ」牛を見る! [グラスゴーの旅]

12月11日の夜に、イギリス・プレミアシップのリーグ戦:リバプールとリーディングの試合を見た。 リーディングがクラブ歴史上初めてリバプールを3対1と撃破した記念すべき試合。 リバプールのほうが有名選手を揃えているが、9日に日曜日にアーセナルを打ち破ったミドルスブラと同じように、リーディングが溌剌としたプレイを見せていた。 

12月12日の夜中には、トヨタ・クラブ・ワールドカップに南米代表として乗り込んできたボカ・ジュニアーズとグレミオの南米王者決定戦リベルタ・ドロレス・カップ戦第1節を放送していた。 オシムさんも言及していたリケルメが活躍した試合。 リケルメがボカ・ジュニアーズの勝利に貢献したのだが、今回は日本でのボカ・ジュニアーズには選手登録が間に合わなかった。 3対0。 リケルメは頭を使ってプレイするタイプ。 如何に相手の裏を掻いてシュートするかをいつも考えているようだ。 そのぶんディフェンスはしている暇がないと見えた。 独特なフェイントや、一呼吸置いたパスやシュートはかなりトリッキーだが印象深い。

さて、スコットランド中部、丁度グラスゴーの北になるハイランド地方をドライブ。 周りを囲む山々は緩やかな曲線を持ち緑の部分と紅葉の部分が混じって、晩秋の一枚の絵のよう。 どの山も名前の始まりは殆どが、「ベン・・・・」となっている。 ハイランド地域にも川が流れており、昔は川が部族のテリトリーの境界戦で、物物交換がされていた時代に、絶対にハイランドから来た部族に川は渡らせなかったとか。 川向こうの岸に交換物を置かせて、南側の部族が舟で対岸のものを吟味して交換したという話が残っている。

ハイランドにも湖が点在しており、湖岸には立派な貴族の館や、宿泊施設があった。 夏場には最も人気のあるリゾート地帯で、観光客で賑わう場所らしいが、11月末ではシーズンオフということで、どこもかしこも静か。 レストハウスがあるパーキング・エリアの直ぐ横に、見慣れぬ大きな生き物が柵の中に1頭いた。 ヘーミッシュという種類の牛で、飼育して数を増やしているそうだが、かなり大きな茶色の塊で、上体の割には脚もとは結構華奢で、歩くのも少しヨロヨロした感じで大丈夫か?と心配になる。 見ていると、ユラユラ結構バランスをとった歩き方。

バスの運転手兼ガイドさんが、いつの間にか、ヘーミッシュのエサを買ったらしく、小さなビニール袋に果物や人参を薄く削いだものを手にしている。 愛情あふれる様子で、ヘーミッシュに優しく話かけながら、果物をやっていた。 こちらが見ていると、果物の1片をくれて、ヘーミッシュにエサを与えてごらんと言う。馬に与えるのと同じで、手のひらに果物を載せて、ヘーミッシュの口元に近づけると、ペロリ。 手のひらには少しヘーミッショの唾が付いた。 (続く)


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中村俊輔選手の好物のハギスにトライ! [グラスゴーの旅]

12月10日の夕方から夜中まで、ソネットのブログのアクセス不調のシステム障害があったそうで、大変ブログの頁を開けるのが重たくてご迷惑かけました。 

10日はトヨタ・クラブ・ワールドカップの準々決勝戦があり、浦和レッズが目出度く、セパファンを3対1でくだして、今週木曜日13日はACミランとの準決勝戦を戦うことになりました。 こうなると浦和レッズの方が失うものがないので、戦いやすい。 ACミラン優勝をマストとしているので、失点やミスが許されない分、付け入るスキが出る可能性が大きい。

ところで、セルティック対セントミレンの試合はホームでしたが、雪が降り注ぐかなり厳しいピッチでの戦いになり、セルティックの方がチャンピオンズ・リーグに出場したぶん、選手の疲労も見えて、また守護神ボルッチ選手が欠場、そして中村俊輔選手もスタンド観戦ということで、セントミレンに先制を許し、途中出場した2人の選手、スノ選手のパスからライオダン選手によるシュートでようやっと同点。 取り敢えずホームでの負けだけは逃れました。ライオダン選手は攻撃的MFですが、MFは結構人材が多い為、なかなか使ってもらえず、移籍の噂がでていました。 長らくスタメンはもとより、ベンチにも入れなかったライオダン選手が、交代していきなり得点したので、ストラカン監督大喜び。 ストラカン監督は采配するというより、使いたい選手をまず使って、調子よかったらそのままず~うっと使い込むという感じ。
 
先の土日にかけて、バルサ対リヨンのCLグループ・リーグ第5節(録画放送)とか、トヨタ・クラブ・ワールドカップのエトワール・サヘル対バチューカの準々決勝や、アーセナル対ミドルズブラ(ライブ)など非常に見応えあるサッカーの試合が見れて充実したサッカー・フリークの日々。 セルティックも中村俊輔選手がでないと、単純な試合運びになりがちなので、速く復帰が望まれるところ。 対セントミレン戦でスタンド観戦する中村俊輔選手がチラリとTVに映っていましたが、顔つきが鋭くなり元にもどりつつあると思いました。左膝痛の状態が快方に向かっていると思いますが、どのメディアのニュースも、復帰は来年のチャンピオンズ・リーグの決勝トーナメント戦頃ではないか?というニュアンスがあり、1月の早い段階での復帰は少し無理かも。 

PS: 今年末までには復帰へ向けて、エアロバイクのトレーニング等リハビリ開始みたいなコメント出ていました。

さて、ローモンド湖の話が2話も続いて、ちょっと飽きた方もいらっしゃるかも知れませんが、ローモンド湖の北東部はまたハイランドが続き、トロサックス地方で、国立公園になっています。 船着場で待っていた観光バスの運転手さんの中に、仕事着にキルトを着ていてカッコいいので写真撮らせてもらいました。 この観光バスの一団とは最後にまた会う偶然がありました。 1時間ほどハイランドをドライブして国立公園の中の宿泊施設やレストランがあるところについたのが午後1時。 バスの運転手兼ガイドさんは、スコットランドに来たのだから、是非有名なハギスを食べていけとご推奨です。 どのレストランがお勧め?と聞いても、どこでもOKという返事。 インドの家族はベジタリアンなので興味なさそう。

中村俊輔選手はセルティックの試合がある時は必ず、試合前の昼食はパスタとチキン料理、試合後には必ずハギスを食べるので、今では好物になったと何かで話していたので、そのハギスを食べる絶好のチャンス。 11月末のハイランドはやはりシーズン・オフのようで、Lalaは一人でも入れそうな店を探してぐるぐる歩いた挙句、夫婦や家族連れが多く食事している宿屋兼レストランに入りました。 The Forth Innという非常に雰囲気のいい場所で、すでに暖炉に薪が赤々と燃えている、最上の場所、即ち暖炉の真前のテーブルに案内されました。 上を見たら、スコットランドで有名な角が立派な牡鹿の頭が飾ってあるではありませんか。

この夏頃の映画でエリザベス女王がダイアナ元皇太子妃の亡くなった1ヶ月間ぐらいを描いたのがありましたが、あれにもよく立派な角をもつ牡鹿が象徴的に描かれていました。 このトロサックス地方にはそのものずばり、エリザベス女王森林公園というのもあります。 

ハギスと紅茶を頼みました。 出てきました。 ベイクド・ポテトかマッシュポテトを選択して、その上にハギスがミートソウスのように懸かっており、付け合せにサラダ。 ミートソウスに一見似ていますが、どちらかというとレバーで作ったハンバーグ(そのようなものが存在するかわかりませんが?)を崩したものという方が正しい気がします。 肉は羊ですので、ラムがキライな人は絶対拒否する味です。 

また肉といっても、所謂ステーキなどの良い部位を切りとってしまった後の、残りの部分とレバーの部分を使っているので、英語ではLeftover(良く言えば、余り物。 悪く言えば、残り物)。 レバーの柔らかく生生した食感が結構残っているので、多分レバーが食べれない人も×。 それに大麦とかなり味のハッキリした香味野菜を細かく切ったものが混ざっており、胡椒の味も利いており、独特のアクセントを付け加えており、慣れれば結構いけます。 慣れると病みつきになる料理という範疇に入ると思います。 ラムの味噌仕立て鍋というホルモサという料理もこの範疇。

Lalaは3分の2は平らげました。 まあスタミナ食だなっという感想。 食後にアイスクリームを頼みましたが、これがトテモ美味しく、プリンアラモードのアイスクリームがけを出すような朝顔型の大きめなガラスの器に量もたっぷりで大満足。 実を言うとバレエのレッスンを始めてからは、なるべくお腹一杯に食べないようにしているのですが、このアイスクリームだけは別。。。といいたい。 これで2ポンドしないので値段もOK. 因みにハギスは5ポンド弱。 ハギスが好物になったという中村俊輔選手。 かなり外国暮らしも板に付いてきました。 (続く)


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ローモンド湖にパバロッティの泊まった有名ホテルを見る [グラスゴーの旅]

ローモンド湖は英国最大の淡水湖で、スコットランドで3番目に深い湖で、深さ200メートル。 冬でも氷結する事は殆どないらしい。 スコットランドの湖の中の女王と称され、ハイランドの玄関口。 ローモンド湖の周りの建物は殆ど修復されているが、ツアーのバス運転手さんも、クルーズ船のガイドも、修復の費用に付いて何度も連呼する。 6000万ポンドとか2000万ポンドとか。 

最初に西岸に現れたのは、キャメロン・ハウス。 18世紀の建物だが、今では高級ホテル。 つい最近亡くなった、あの有名なイタリアのテノール歌手、パバロッティや、ショーン・コネリー、マイケル・ジャクソン始めハリウッドの有名スターが宿泊したホテル。 (スライドでは順番が分かりにくくなっているが、水鳥が滑空している次ぎに、映し出される、右手に低い建物があり車が多く駐車しているショットがキャメロン・ハウス)

(追記: 以前一緒にスコットランドに言ったHさんから昨日連絡が入り、このキャメロン・ハウスが、この6月に6チャネル系で放映された小倉氏が中村俊輔選手にインタビューしている場所で、背景にローモンド湖が映っているのではないかとのことです。 Lalaはその番組見ており、またいつものようにTV画面をデジカメに撮っているのですが、その場所がここローモンド湖のキャメロン・ハウスだとは気が付きませんでした。)

次ぎに撮影した建物は、やはり西岸のオーシェンハグリッシュ・ハウス。 セルティックの所属するスコッティッシュ・プレミア・リーグのスポンサーがクライズデール・バンクだが、その初代頭取であったヘンリー・ブロックの別荘で、現在は修復され高級マンションとか。 前後には19世紀、貴族や、当時のグラスゴー市長の別荘だったという建物が次々に現れる。

ローモンド湖の西岸の遠くに見えるのが、ベン・ローモンド山で、標高1000メートル。 ここからは南イングランドの南端のランズ・エンド岬が見えるということで、如何に英国が平坦なところか分かる。 またこの山はゲール語でマンロといい、スコットランドでは最も南に位置する高い山(1000メートル以上)という意味らしい。 これらみな船にあったパンフレットの受け売り。 北欧のヴァイキングが13世紀頃にはここまで進撃してきた歴史がある。 

ゲール語というと、スコッティシュやイングリッシュとも異なる言語で、バスの運転手さんによると、運転手さんの奥さんはこのゲール語を操る一族の出で、ゲール語が分かるとか。 その奥さんのお母さんはスコッッティシュを話さないので、通訳する必要があると、少し自慢げに話していた。 またスコットランドのハイランドには山がかなりあり「ベン・ネビス」とかこのベン・ローモンドのようにベンで始まり、殆どがゲール語名であること。 またゲール語の中には、スコッティッシュやイングリッシュに翻訳というかピッタリ来る意味がない言葉や表現もあるとのこと。

ローモンド湖には22の島があるそうで、ちょっと見には、クリークのように蛇行した流れのように思えたが、22も島があるのなら、分かりにくいはず。 クルーズ船の上デッキに頑張っている観光客はLalaも含めて10人程になったほど、空気は冷たい。 かなり厚い雲間も所どころ切れ目があり、光が差し込んでいて、湖面は静かな美しさ。 とても寒いが心地よい。 空気も美味しい。 一番大きな島、インシュマリン島のところで、クルーズ船はUターンして戻る。 

ローモンド湖はグラスゴーやエジンバラに水道水を供給する水がめでもあり、スコットランドでは水不足ということはないそうである。 ちなみに、Lalaは飛行機に乗るとき以外は一切飲料水は買わなかった。 ホテルの洗面所の水もどんどん飲んだが、美味しかった。

クルーズも最後のほうに近づくと、左手、東岸にバーロッホ城が見えてきた。 まわりの公園が大きく、格好の散歩の場所。 日の光が少し強くなったので、空を見上げると、何と飛行機雲が一直線にグラスゴーに向かって白く伸びているではないか。 これは素晴しいシャッター・チャンス。 中村俊輔選手の左膝が速く良くなりますようにと。。。願いながら、シャッターを切った。 (続く)


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スコットランド中西部、ローモンド湖の船着場で [グラスゴーの旅]

ローモンド湖の西岸、ラス村を出発したバスは、着た道を南にもどり、船着場のあるバーロッホに向かう。バーロッホはローモンド湖の南から東にかけてバーロッホ城のまわりが広大な公園になっているところ。 船着場につくと、シーズンオフのせいか、事務所には誰もおらず、観光客は三々五々船着場のデッキにたむろしながら、クルーズ船が来るのを待つ。

レバン川という小さな川になっており、バーロッホ城に向かう橋の下には白鳥や鴛鴦、カモが冷たい水をものともせず泳いでいる。 白鳥をみると、ここはかなり北なんだと再認識する。 グラスゴーはスコットランドの中央部でも西側にあり、大西洋の海風の影響か、温度は低いが雨も多い。 例えば日本の関東の日光などの冬の空っ風の吹く寒さというのとは異なる。 雨が多いということは空気が穏やかということも言えるかもしれない。 寒いが、寒風吹きすさむということではない。

バーロッホの船着場には次々と観光バスが到着する。 船着場でまっている観光客の中で、帽子やマフラーの小物とウェアをピンクとグレーでコーディネイトした小学生高学年くらいのお嬢さんを見かけたので、ご両親に了解を得て、写真を撮らせてもらった。 とても可愛らしい。 後ろの船と姉妹船らしいクルーズ船がかなりお客を乗せて帰ってきた。 それらのお客がすべて降りてから、60人ほどの新しい一団が乗り込む。 切符はクルーズ船の乗務員が販売する。 ジーンズをはいているが、膝の上あたりが擦り切れていて、多分作業で擦り切れたものだと思うが結構カッコいい。 

クルーズ船はさほど大きなものではないが名前はSilver Marlin号。 船の上甲板に上がり、船先に設けられた青空のベンチに席を求める。 さすが11月も終わりなので、寒さも一塩。 15人程度の元気な人々が上甲板に上がるが、ほとんどが船内に残る。 スペインからとおぼしき母娘が写真を取り合っている。 すぐに船は出港し、レバン川をローモンド湖に遡っていく。 川の両岸にはかなりの小型の船が舫っている。 水鳥が泳いでいる。 右側に見えるバーロッホ城の公園には犬を散歩につれている人が、ときおり犬が川に飛び込んで遊ぶのを、呼び止めていたりする。

スコットランドの犬は寒さに強いらしく、川に飛び込んでは、すぐに岸にあがり、体をふって水気を飛ばしている。 クルーズ船は徐々にスピードを上げ、川を遡っていく。 (続く)


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グラスゴーの北、ヴァイキングの眠るラス村に行く  [グラスゴーの旅]

今回のスコットランド、グラスゴーの旅では、国際免許証を準備して行った。 丸1日フリーの時間があるので、レンタカーを借りて少し遠出してもいいな。。。と思っていた。 少し前だが、仕事で欧州と英国に出張した際に、数週間滞在した英国で、帰国する前にまとめて代休(出張で欧州を移動すると土日がなくなるので)を消化することが可能だったので、ロンドンから車で数日間かけて、ストラッドフォード・エイボンやコッツウォールズなど回った。 ホテルはロンドンで長期滞在したホテルから予約を入れていった。 

中々楽しいドライビングだった、とはいっても、あるホテルに到着したのは夜の9時を過ぎてしまったこともあり、最初の頃はフリーウェーから目指す街といっても、城壁があって、古い街道に入るための降りる出口が分からなくて同じ道を3回も回ってやっとたどりついたり、ストラッドフォード・エイボンに行く道では、前に観光バスが走っていたので、それについていったら難なく目指す場所についたり。。。などなど。

ところでグラスゴーは英国全体でみれば中西部になり、例えば南に下れば、あのピーターラビットの湖水地方も以外と近いし、エディンバラやゴルフのセント・アンドリュースは勿論、あのハリーポッターの映画に出てきた鉄道の高架陸橋、そしてネッシーで有名なネス湖も、1日で行こうと思えば行けない距離ではない。

とはいえ、スコットランドをドライブして旅行するにはそれなりの準備も必要なので、少し無謀かしらとも思いつつグラスゴーについた翌日、観光センターに行った。 とりあえず、1日でいけるツアーを聞くと、出発日によってツアーが限られている。 一番遠出になるネス湖は生憎予定している日は開催されない。 そこで、スタッフの人にレンタカーで行くのは難しいかと尋ねたら、少し目を見開いて、レンタカーを借りるならガイドを雇う必要があり、それにガソリン代もかかるから、バスツアーの方がお勧めだといった。 

ガソリン代は覚悟していたが、ガイドを雇えとは驚きだった。 見知らぬガイドを助手席に乗せて運転するのは少し気が重いので、バスツアーにした。 2コースあるといったが、訪れる場所はほぼ似通ったものだが、一つはスコットランドのあの有名なスコッチウィスキーの蒸留所を訪れるのが入っているという。 料金もほぼ変わらず。 

洋酒や飲料の世界は昔クライアントとして仕事の関係があったので、そのあたりはかなり知識として持っているが、元来飲酒はあまり嗜まないので、蒸留所が入っていないツアーを予約した。

朝、指定されたジョージスクエア公園の観光センターの前のバス停のところにかなり余裕をもって行くと、なんとインド人の家族4人が既に先客として待っていた。 両親に2人の息子さんという家族。 旅行パンフレットを出して、同じ?と聞くと、そうだという。 グラスゴーはロンドンと異なり、かなりスコットランド系やアイルランド系の白人の社会である。ロンドンではインド人や香港系中国人ががかなり幅を利かせているし、アフリカ系の人も多い。 それから比べると、グラスゴーのセルティック・パークの観客を見て、一番に思うのは、あまり混血が進んでいない白人社会であるということ。 

バスの出発時間が迫ってきて、やっとそれらしい中型のバスが来た。 カップルも何組かいる。 バスの運転手さんが、ドアを開けてくれたので、インド人の4人に続いて乗り込む。 2席と1席になっていたので、1席の一番前の特等席に座る。 十数名でほぼ揃ったと思ったら、最後に来たのは女性が車椅子のカップルだった。 瞬間、席を譲るべきかと思ったが、車椅子から立ち上がった30代と思しき女性は不自由ながらも自力でバスによじ登り、奥の席へと進んでいった。 介助している男性も慣れた様子。 バスの運転手さんは、車椅子をバスの後ろの荷物入れにしまって、出発。

バスの運転手兼ガイドさんで、生粋のスコットランド人だという。 大きな声で"Good Morning!"という。 乗客は少しあっけにとられて、誰も返事をしない。 すると少し怒ったように自分の名前とスコットランド人だと自己紹介。 スコットランド人だから挨拶を返してくれないと気分が害されたという。 もう一度"Good Morning!"とまるで、幼稚園の先生のように繰り返す。 今度は乗客は全員挨拶を返す。 ブルーグレーのカシミヤのセーター着た金髪でお腹でっぷりの人のよさそうな運転手兼ガイドさん。

するとスコッティッシュを喋る人間はいるか?と聞く。 インド人の家族の長男らしき人がインド英語だという。 運転手さんがこちらを見るので、思わずEnglishを喋るといってしまうと、何?Englishをしゃべるだと???と一番聞きたくない答えを聞いた風に顔をしかめるので、シマッタとおもい、慌ててアメリカン・イングリッシュだと言う。 すこし目をくりくりとさせて、バスを出発させる。 大きな声で世間話も挟みながらグラスゴーのことやら、これから向かう観光地の説明を開始する。

フットボールが好きな人はいるかという問いに先ほどのインド人の長男が、グラスゴーで職を得たので、ここで暫く頑張るつもり、サッカーも好きなんて応えている。 何と運転手さんはレンジャーズのサポーターだった。 Lalaは、セルティック・パークで買ったパステル・カラー(ライト・グリーン、グレー、ホワイトの縞)のプルオーバーを着ていたが、どうせ敵さんすでに気付いているだろうな。。。グラスゴーで日本人の観光客を見たら、中村俊輔選手に会いに来たことぐらい常識だろうと思ったので、そのままにした。

道路は空いている。 がらがらでどんどんスピードが出る。 原則大きな道の交差点という発想はないので、ロータリーに入って、方向転換していく。 1時間もすると、英国最大の淡水湖ローモンド湖の湖畔に出る。 正確にはグラスゴーの北西34km。 夏には有名はリゾート地。 ローモンド湖の西岸にあるのがラス村。 最初の休憩地。 こじんまりとしているが、昔、ヴァイキングが侵略してきて、大きな戦いがあり、最後はスコットランド人が彼らを撃退した有名な場所。 先祖には北欧のヴァイキングの血が入っているらしく昔の墓もあるという。 

駐車場からすぐ湖畔にでる。 静寂につつまれた大きな湖。 小さな桟橋が突き出ており、水鳥が舞っていた。 波打ち際に大きな黒い犬を2匹つれた家族が散歩している。 犬は寒さをものともせず、果敢に湖に入っていく。 ご主人も短パンでいつでも水際OKという勇ましさ。 空気は冷たく、とてもコートなしではいられません。 (続く)


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中村俊輔選手の暮らすグラスゴー、晩秋の朝 [グラスゴーの旅]

土日の公式のサッカーの試合は通常午後3時か正午のキックオフ。 週日の火曜日か水曜日はインターナショナルな公式試合が夜に開催される。 

11月24日(土曜日)のセルティック・パークで行われたSPL対アバディーン戦は午後3時のキックオフ。 スコットランドはかなり北に位置するので、朝が明けるのは遅い。 だいたい7時頃にならないと夜はその帳を取り払わない。 東京で会社がある日常では6時か6時半には起床しているので、どうしても朝の動きの設定は6時半にしてしまうが、カーテンを持ち上げて、窓から空を見ても、まだ真っ暗。 

グラスゴーでまず朝することは、浴室にお湯を張りながら、TVで天気のチェック。 11月24日は前日の夜から、天気は崩れて雨・風が強く、気温はぐんと下がると予測していた。 朝の天気予報も強い雨・風は変わらず。 これで朝一番にグラスゴー大学のあるケルヴィングローブ公園を散歩するアイデアは取りやめ。 美術館の開館は10時が多いが、9時半に開館するハンタリアン美術館の中にある、家具のデザインなどで有名なあのマッキントッシュ・ハウスを訪れることにする。

TV番組はチャンネルが多くなく、あっさりした感じ。 BBCは2チャンネルあり、ニュースやドラマを流しているが、一つのチャネルはスポーツが中心のようで、何気に見ていたら、セリエAの試合の1週間のハイライトを流しているのだが、セリエAにしたら、画面に出てくる選手がらしくないというか、あまり聞いたことのない名前の選手ばかりなので、よくよく画面を眺めてみたら、左上に小さく、ブラジルとか南アフリカとか出ていた。 番組のタイトルは世界のフットボールとなっていて、南米、中米、アフリカ、東欧などかなり広範囲にカバーしてローカルな試合も報告している。 残念ながら日本の名前はなかった。 

朝食をとって、ホテルを出て、しばらく地下鉄の駅を目指して歩いたが、短い滞在で多くを見るため、公園の中のドライブも兼ねて、目指す美術館までタクシーを使った。 朝のグラスゴー、まだ雨も降っておらず、以外に寒くもない。 土曜日で通勤ラッシュの車もなく、快適なドライブ。 公園の緑もすがすがしい。落ち着いた佇まいをみせる町並み。 9時20分にハンタリアン美術館の前に着く。 美術館の玄関の前にははや先客。 さらにもう一人美術館の周りを写真を撮っている男性がいる。 

デジカメで何カットかとって、玄関に立つ女性(1カットには映っている)に、デジカメの画像を見せて話しかけた。 30代ぐらいの女性で、フランスから来たという。 グラスゴーで研修を受けているともいっていた。非常に綺麗な英語を喋る。フランスなまりもない。 フランスという答えを想像していなかったので少し驚く。 Lalaはフランスの大学院を出ているので、その名前を出したら、「アア~、ポンゼショッセー!」とすぐ理解。 実はフランス国立のグランゼコール3大学のひとつなのだ。

マッキントッシュ・ハウスはインテリア美術で有名なマッキントッシュ本人の自宅を再現したもの。 美術館そのものは無料だが、このマッキントッシュ・ハウスのみ有料。 館内は撮影禁止。 インテリアの家具は今でも製造されているデザインが多くある。 例えば、木の椅子で、座の部分がお尻がおさまるように、桃の形に薄くカーブして削りとってあるとか、飾り棚で金具などがモダンな処理で、この同じデザインもまだ発売している。 日本の螺鈿細工に想をとったとおもわれる家具もあった。 壁や天井は原則白。 家具は濃い茶色。 絨毯はオフホワイト。 昔、暖炉を使っていた部屋でオフホワイトの絨毯が何を意味するのか? 綺麗好きな方とは想像できるが、少しマニアックじゃないかと館員に話しかけたら、同感だといっていた。 

ゲストルームのコーディネイトはまるで日本の秋田や岩手県の家具と藍布を知っていたのではないか?と思われんばかりの近似性。 焦げ茶の木製の家具や、格子デザインがあふれている。 インテリアの布は藍色。 壁やベッドのカバーなど白。 ベッドの周りのよく紗のカーテンをつる4本足の天蓋につるされているのは、何か日本手ぬぐいのような布で、模様もパステル色(ピンクとかモスグリーンの)型押しのような感じ。

ハンタリアン美術館を出ると、前はグラスゴー大学とハンタリアン博物館。 今回は時間がないので、それを右手に見ながら大きく迂回して、公園のはずれにあるケルヴィングローブ美術館&博物館を目指す。 雨が降ってきた。 持参した携帯傘をさすが、風が強くあまり使い物にならない。 あきらめて、雨合羽をきてフードを被る。 グラスゴー大学の敷地内では、確か中村俊輔選手がセルティックに移籍して間もない頃に、写真集やビデオ画像を出したときの背景に撮った場所のひとつだったと記憶している。 またケルヴィングローブ美術館&博物館も訪れていて、西洋甲冑に感激した。。。みたいなことをいっている記事を覚えていたので、それを拝見。。。というところ。 15分ぐらい歩くと、小さな川向こうに目指すケルヴィングローブ美術館&博物館が見えた。 雨のなか短パンでジョギングする女子大生も見かける。 どこから川を渡るのかとおもったが、車用の直線道路にもどり、玄関にたどり着く。 結構時間をくってしまう。

ケルヴィングローブ美術館&博物館はかなり大きなもので、展示も幅広く、子供連れの家族がほとんど。東京は上野の国立博物館などと同じような位置づけだと思う。 つまり動物の剥製から始まり、絵画やマッキントッシュの家具など幅広く展示。 中村俊輔選手が感激した西洋甲冑ありました。 もし甲冑が好きなら、フランスはパリのアンバリッドの甲冑博物館は凄い。 圧倒的な量と規模。 慌しくざっと眺めて、ホテルに戻る。

グラスゴーは、UKの中でも先端の流行やファッションを発信する街としても有名。 ブキャナン・ストリートは東京は銀座通りのようなもの。 朝9時から殆どのショップは店を開いているのが良い。 逆に夕方は5時半にはファッションや衣料などの店を閉めてしまうが、レストラン等は開いている。 今回はショッピングが目的ではなかったので、ウィンドウショッピングもしなかったのだが、実は日本を発つときに用意してあった手袋と帽子を荷物に入れ忘れたので、グラスゴーに到着して時間があった時に一番にしたのが手袋を買うこと。 帽子はセルティック・ショップで買うことにした。 観光客があふれる通りではあるが、早朝のほとんど人通りのない通りのすがすがしい印象をデジカメで撮影した。 ブキャナン・ストリートと交差するセイント・ヴィンセント通りはオフィス街で丸の内にある通りのような印象た。 (続く)


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