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継続は力なり:"Let's Hail Shunsuke Nakamura!"070612 [サッカー日本代表]

キリンカップ コロンビア戦後日談:
オシム監督は後半、次々と選手を交代させ、88分に中村俊輔選手が藤本選手と交代になると、観客は潮を引くように次々と立ち上がり浦和スタジオを後にした。 最後に日本代表がピッチを応援してくれた観客に挨拶に回った頃には半分くらいになっていた。 中村俊輔選手の交代前は、誰も動かなかったので、当夜の顧客の目当てが誰であるか明瞭であった。最後に選手が全員ロッカールームに引き上げた後、スタジアムを後にしたが、そこでは朝日新聞が号外を出していた。 (画像はPHOTO ALBUMに移しました。 大きな画像はそちらからどうぞ。)

ペルー戦の時は300円だったプログラムが500円した。 少し厚くなっていた。 33頁にJAF.MAXで検証する「日本代表がみせた戦術の発展」としてペルー戦での中村俊輔選手のことを取り上げていた。 少し長くなるが、テクニカルな説明なのでほぼそのまま引用する。
「1.個々の持ち味が連動した攻撃」
「。。。日本代表の攻撃を強化するものと期待を集め、彼の2本のFKを起点に。。。2-0の勝利につながった。
しかし『中村俊輔効果』はFKだけではなかった。彼がキープし、相手チームの選手たちが引きつけられる。逆サイドのスペースに味方が走り込み、中村俊がそこに展開する―。こうした形が、試合開始直後から繰り返し見られたのだ。
最初の形はキックオフからわずか40数秒後のこと。日本陣内、日本から見て右サイドでペルーのスローイン。それをDF中澤佑二22がヘディングでクリア。中村俊は相手選手のプレッシャーを受けながらもこのボールをキープし、ドリブルで中央に進む。図1で分かるように、彼の周囲にペルーの選手たちが4人も5人も引きつけられる。その瞬間、中村俊は左のスペースに走るMF駒野友一3にサイドチェンジ。
この後、すかさずDF阿部勇樹6が反応し、駒野の前のスペースに走り出してパスを受ける(図2)。そして阿部と駒野のパス交換から駒野が突破し、クロスを入れる。惜しくもクリアされたが、中村俊のキープ力、視野の広さと、オシム監督仕込みの阿部の果敢なフリーランニングが絡み、見事な攻撃となった。」
中村俊輔選手はペルー戦では遠藤選手と話し合い、駒野選手を積極的に走らそうと作戦を練っていた。しかしながら、ペルー戦直後のオシム監督のインタビューでのコメントの一部が拡大に流布され、中村俊輔選手の2アシストの勝利の貢献も矮小化されるような雰囲気だった。 一部のサッカー評論家のそれみたことか論も雑誌に無見識に書かれていた。(本当に試合見て書いているのか甚だ疑わしい) 
とりあえず、日本サッカー協会が日本を代表する選手を正しく評価しているのに安心した。 もう少し選手やファンのことを考えて欲しい。
他に60頁―61頁に今期の中村俊輔選手のセルティックでの活躍をうまくまとめて紹介してあった。

 


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