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すっかりご無沙汰、GWに突入 [ヨーロッパ・サッカー]

前回ブログUPが3月23日頃だったから、もう1か月も経ってしまった。

Lalaのブログを愛読いただいている方、誠に申し訳ありません。 3月末から4月にかけて優先順位の高いことがいくつかありそれがある程度目途がつくまでブログを更新する余裕がありませんでした。

さて、関心事としてヨーロッパCLに勝ち上がったベスト4、レアル・マドリー、アトレティコ・マドリー、チェルシー、そしてバイエルン・ミュンヘン。 いつもなら常連のバルサとマンチェスターUが不在。 フランスやイタリアからチームが出ていないのがそこのプロ・リーグのレベルが下がっているから。

バルサとマンチェスターUについては選手層にあまり以前と変更はないが、名監督が去ってからの監督選出の失敗のためかも。 バルサといえばグアルディオラ監督はいまブンデスのバイエルン・ミュンヘンを率いている。 バイエルンの個性豊かな、一筋縄ではいかないロッペン選手やリベリ選手をうまく操っているのは流石である。

バルサ時代でもそうだったが、グアルディオラ監督は練習時に過酷な練習と厳正なる規律をもとめることで有名。練習で絞りに絞り、戦術を叩き込むから、試合本番に結果がついてくる。 いわゆる練習でできないことを試合で求めるなどということではない。 グアルディオラ監督の下で選手は試合のほうが気持ちよくプレイできて練習より楽だから余裕があるらしい。

マンチェスターUもあの名物のファーガソン監督が去ってからのモイーズ監督では力不足とあれだけインターナショナルになったチームを率いるのは無理があるということはLalaは以前にも指摘した。 監督解任は遅すぎたくらいだが、ファーガソン監督の推薦ということもあったのか。 選手のレベルは変わっていなくても指揮官である監督の技量でここまでチーム力が異なってしまうというのはサッカーのもう一つの側面を表している。

レアル・マドリーやチェルシーも監督交代があって、そのチーム力は向上している。 レアル・マドリーにいたモウリーニョ監督はチェルシーに。 そしてレアル・マドリーにはアンチェロッティ監督が。 モウリーニョ監督にいたってはスペインの水があわなかったようだ。ずいぶん前からプレミアを恋しがっていた。  アンチェロッティ監督はやはりインターナショナル・チームであるレアル・マドリーをまとめ上げている。 

こうみるとサッカーは監督の力がかなり決定的な要素ということ。 選手はやはり監督の指示で動くものである。 11人の選手から構成されるサッカーは、どんなに優れた選手でも個の力だけでは勝利には結びつかず、チーム・プレイである以上指揮棒を振る監督の力が求められているということ。

さて選手でいえば今一番旬なフォワードはクリスチャーノ・ロナウド選手。 CLのバイエルン・ミュンヘンを迎えてのベルナベウでのレアル・マドリーは1対0でベンゼマ選手をアシスト。 かっこよかった!!! バイエルで有名なGKノイアー選手でさえベンゼマ選手のシュートに対応出来なかった。 左サイドを駆け上がるクリスチャーノ・ロナウド選手のスピード。 そして右サイドからはベンゼマ選手。 バイエルンの選手をふりきっていた。


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メッシのPKでシュートするボールのスピードは時速133km [ヨーロッパ・サッカー]

2013年4月6日 夜、スポーツを題材としたバラエティ番組があり、メッシの登場の部分をみることができた。

バルサの練習場に、ロボ・キーパー(今田耕治の顔の人形が貼ってある)を持ち込んで、メッシの登場を待つ。 確かに過去にもサッカー選手がこのロボ・キーパーが守るゴールにPK挑戦する場面を何回か見た記憶があるが、このロボ・キーパーがボールをはじき出す確率は非常に高かったが、なんと90%の防御率。

メッシは黒のAdidasのトレーニング・ウェアで登場。 ハーフ・パンツに長めの上着。 ロボ・キーパーとの対決ルールはPKは3回。 一度でもゴールすればメッシの勝ち。 3回セーブすればロボ・キーパーの勝ちということ。

メッシは左ききだから、右から少しまくように短い助走で1回目のキック。 右のゴールポスト下部をたたく。 2回目は左のゴールポスト上部をたたく(時速132km)。 最後の3回目、メッシの顔はとても締まる。 助走も前よりは長めにとり中央より右よりから少し回り込むように走る。 左足の外側で、体重を乗っけてボールを蹴る。 体重を乗っけてボールにスピードをつけると、蹴った後前に2,3っ歩そのまま前進する(これがメッシらしいPKシュート)。

ボールは2回目と同じ位置で、ボール1個分内側に、ロボ・キーパーの手先にあたるが、そのままボールにスピードがついているため、ゴールの上部左隅に吸い込まれる(時速133km)。

メッシもゴールと叫びながら嬉しさで走り回る。 お兄さんら数人と抱き合ったり輪になったりで喜びを分かち合う。

番組のスタッフが、このロボ・キーパーから1ゴールあげた選手は他にもいるが、2連続ゴールをした選手はいないから挑戦しないかと誘う。 メッシは世界ナンバーワンの選手であるから、プライドをくすぐられ、もう一度蹴ることを快諾。

蹴る前に今度は違う方向に蹴るけどあのキーパーには言わないでとジョークも飛び出す。 ジョークは言ったが、顔つきはさっきよりはもっと真剣度を増す。 そして助走も長くなる。 助走はすこし走り高跳びのような上に軽くジャンプするように走る。 同じ左足だが、今度は内側を使う。 ゴール・キーパーは走るメッシをとらえて反応するのだが、3回目と同じ入りのメッシの動きに合わせて、メッシからみて左に少し傾くが、メッシのキックの弾道が右サイドになったのでゴール・キーパーの人形も右に倒れる。 その倒れるゴール・キーパーの動きのまえにメッシのボールはゴール・マウスの右下部に飛び込む。 時速は132km。 尚、過去にロボ・キーパーに挑戦したサッカー選手のボールの最高時速は123kmだった。

世界ナンバーワンの選手は、 またもゴールと叫んでお兄さんにジャンプして飛びつく。 

ロボ・キーパーを改善するなら、またメッシは挑戦してくれるらしい。 


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モウリーニョ監督の将来とクリスティアーノ・ロナウド選手 [ヨーロッパ・サッカー]

2012年9月30日  今、すこし遅れたがUEFAチャンピオンズ・リーグのグループ・ステージ、レアル・マドリー対マンチェスターCの試合を観ている。

9月の中旬に遅い夏休みをとり東北の会津若松へドライブ旅行したが、9月は上半期の終わりなので、仕事は何かと仕上げの報告書作りに忙しかった。 そのため、UEFAチャンピオンズ・リーグもチェルシーやマンチェスターUの2試合ぐらいしか観れなかったし、ブログの記事更新もちょっと滞ってしまった。

その間、たまたまスポーツ・チャネルに合わせた時、レアル・マドリ―のモウリーニョ監督を特集した番組が流れていた。 モウリーニョ監督はどちらかというと策士的な印象があって、どちらかというと雑誌の記事を見かけても読むということはしなかったが、この番組は違った。 モウリーニョ監督はチェルシー、インテル、そしてレアル・マドリーと一流クラブの監督を続ける、ある意味、先のバルサのグアルディオラ監督とは対照的な面を見せている。 

番組では、レアル・マドリーの監督の次はイングランドに戻りたい、それがどこのクラブでも構わないからイングランドに戻りたいといっていたのは印象的だった。 過去にモウリーニョ監督が所属していたチェルシーのフランク・ランバード選手、インテルのスナイデル選手がインタビューに出てきて、口を揃えて言うのは、モウリーニョ監督は非常に選手おもいで、選手を大切にする監督であるという点である。

このように監督のメンタル面に言及する選手というのも珍しいが、それほどチームで選手は駒扱いされる場合が多いということか。 

一方、レアル・マドリーでのクリスティアーノ・ロナウド選手が完全にはチームにフィットしないのか不満が常に漏れている。 クリスティアーノ・ロナウド選手は自分が望んで、あの育ての親ともいうべきファーガソン監督の慰留を振り切って、レアル・マドリーに移籍したが、移籍直後から、マンチェスターUや、イングリッシュ・プレミアへの懐かしさを吐露していた。 特に、イングリッシュ・プレミアの観客が醸し出すサッカーへの愛情あふれる雰囲気を懐かしがった。

これはひょっとすると、モウリーニョ監督はクリスティアーノ・ロナウド選手を連れて、マンチェスターUのファーガソン監督の後継者になる可能性は十分にあるということか。

レアル・マドリー対マンチェスターCの試合、前半は両者睨み合いのつぶし合いで、後半は点の取り合い。 レアル・マドリーのベンゼマ選手、PA際でボールを受けると、後ろ向きに反転して、ゴールを観ずにシュート、上手い。 最後、クリスティアーノ・ロナウド選手が得意の左サイド、ミドル気味のシュートで3対2と逆転勝利した試合。


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マンチェスターUの香川選手 [ヨーロッパ・サッカー]

2012年9月4日  2日のマンチェスターU対サウザンプトン戦、香川選手は先発出場したけれど、よいところなくて途中交代。

今年の夏、鳴り物入りでブンデスのドルトムントからイングリッシュ・プレミアのマンチェスターUに移籍した香川選手だが、Lalaはイングリッシュ・プレミアのサッカーがシンプルで面白いのでかなり見ている。 香川選手が先発した3試合も見ている。

マンチェスターUでの香川選手が先発で使われ続けているが、気になるのが、香川選手の顔色があまり良くないのと、なんとなく頬がこけてきているような感じ。 ブンデスのドルトムントでは香川選手のチームと思われるほど馴染んで、自分らしさを全開できていたし、観客の暖かい声援も心地よいもの。 香川選手は輝いていた。

イングリッシュ・プレミアとブンデスではサッカーの展開が違う。 香川選手がトップ下というところに配置されているが、思っていた以上にボールは来ないし、ファンベルシー選手に香川選手がパスを出しても、まだ微妙に出し位置が合わないようで、ほとんどはファンベルシー選手は、香川選手がだしたボールとはかなり距離がある位置にいつもいる。

対サウザンプトン戦でファンベルシー選手が得点したシーンで、香川選手は祝福の輪に入っていなかった。

ドルトムントでは香川選手にパスをだすのは常識だったが、マンチェスターUではチーム・メンバーがパスだしの相手としては優先順位は低い。 香川選手が新入りというもあり、幾多のタレントを揃っているマンチェスターUではチームメイト同志まずはライバルであり、しかもドイツよりは親日的ではない部分は否めない。 

マンチェスターUの選手の中では一番華奢に見えるので、対戦相手からはつぶしにかかるターゲットになりやすい。 フィジカルを使って後ろからタックルにくるのは日常茶飯事。 問題はそのターゲットになったとチーム・メイトに知られると、次からは一層ボールは預けてはもらえない。

対サウザンプトン戦では途中退場するまで3回ぐらいは惜しいシュートを放ってはいたが、ゴールにはならないので評価の対象にはならない。

イングリッシュ・プレミアで生き残れるかどうかというのは今季の前半戦にかかっている。


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Euro2012の覇者はゼロトップのスペイン代表、そして大会MVPはイニエスタ [ヨーロッパ・サッカー]

2012年7月3日 ロンドン・オリンピックのサッカーU23日本代表となでしこジャパンの代表選手が発表になったけれど、あまりサプライズはない。 まあ男子でいえば、どうしても金を獲りにいく布陣ではないが、レベルは揃っているし順当。 なでしこジャパンは昨年のWCから澤選手以外のベテラン選手を除いた面々。 少しLalaの予想外の選手も入っているが、宮間ジャパンの布陣を目指した選出もあったのではとも思う。

さて、Euro2012の決勝戦はスペイン代表とイタリア代表。 イタリア代表は「よく勝ち上がってきました」というチームだとおもうので、スペイン代表に4対0で負けたのは、ここ数年のスペイン代表のチーム作りとその代表監督のコンセプトを思えば、 当然。 

イタリア代表はベテランで名手のピルロ選手を先頭に、カテナチオ・コンセプトにマンチェスターCの悪童といわれたバロッテリ選手のパワーを生かして勝ち上がってきた。 

3試合マン・オブ・ザ・マッチに連続して選出されていたイニエスタ選手が自分のゴールはなくてもスペイン代表の攻撃の起点となっていたイニエスタ選手を大会MVPに選んだところにEuroらしい。

世界規模になると得点という部分がクローズアップされ量産する選手が選ばれがちだが、Euro2012で、トーナメントとなるとワールド・カップと同等の迫力と選手の必死さが見れる試合が多かった。 その意味で派手なパフォーマンスというよりは地道に勝機をモノにしていくMFが選出され、しかもイニエスタ選手はチームの勝利にのみ関心というコメントが出ていた。

デルボスケ監督のもと、国を揚げて一つとなったスペイン代表、派手な選手というより実力ある錚々たるメンバーが順当に勝利。 MFに人材豊富なチームらしくゼロ・トップ。 Euro2008, WC2010,Euro2012とこの4年世界のトップに君臨しつづけるスペイン代表を観られて幸せ。


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Euro2012ベスト4となでしこジャパンの課題 [ヨーロッパ・サッカー]

Euro2012佳境です。 観た試合もあったけれど、かなりはニュースで。 同時期になでしこジャパンのスウェーデン遠征で対米国戦は見ることができた。

Euro2012でいえば、スペイン、ドイツ、ポルトガルが勝ち進んできているが、多分ポルトガルがベスト4になると予想していた記事は少なかったような。 Cロナが今季絶好調でバロンドールの最有力候補だが、その絶好調さがポルトガルのチームを押し上げているという印象。 監督がCロナが度々バーにシュートを当ててしまうので、決定力不足とコメントしていたけれど、点が入りはじめたら個人の突破力がチームを引っ張っていく。 

Euro2012の開幕前の優勝候補予想にはオランダ、フランス、イタリアを上げる人はかなりあったが、オランダは全敗で敗退。 2010南アWCで準優勝だったけれど、その再現はなかった。 スナイデル選手の素晴らしいクロスもみられたが、ロッペン選手をはじめ、前見た時よりよくなっているという印象もなく、正直個人技に頼ったチームで、規律とれたチームプレイ重視の昨今のサッカーでは太刀打ちできなくなっているのか。

フランスはスペインに敗れる前まではいい線いっていた。 リベリ選手もベンゼマ選手も以前その戦いぶりを批判されてきただけにかなりしまった感じはあったが、スペインの前にはあまりシュートを打つチャンスも与えてもらえなかった。

イタリアはあのピルロ選手が健在ぶりを示したのは流石である。

この後イングランドが勝ち上がるのを待つところ。

さてなでしこジャパン、米国に惨敗だったが、これはある程度予測できたこと。 2011年のなでしこジャパンの快進撃は素晴らしかったが、試合を細かく見れば、ほとんど薄氷を踏むような場面の連続。 よく勝ちましたというレベルで本当に強かったかというと、多分ドイツ、米国などからは異論があろう。 世界1位になったことから相手国から十分に警戒され調べられ対応策を練られてくることになったわけだから、これまでと同じような戦いぶりでは勝ちきれない。

米国はもともと実力世界1位で、ロングボール、フィジカルに強く、それになでしこジャパンを研究してパス・サッカーも取り入れ、そして1対4とコテンパンにたたいた試合ではモーガン選手の早さとテクニック、ワンバック選手のフィジカルとここぞとの強さの個人技も随所に発揮した。 なでしこジャパンでは選手の仕上がりに差があり、なおかつパス・サッカーを効果的に展開する走力も問題があった。 オリンピック大会はまだまだ準備が足りないというところか。

香川選手のマンチェスターUの移籍が確定して、背番号に興味が集まっているようだ。 香川選手はまだ23歳。 4年間のマンチェスターUでのチャレンジと経験が選手として一層の強さを増してくれるだろう。 確かにブンデス・リーガとイングリッシュ・プレミアでは求められるものが異なるだろうし、フィジカルのあたりの強さも違う。 名将ファーガソン監督が香川選手に磨きをかける。 楽しみ。


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"Ryo"宮市選手、イングリッシュ・プレミア初先発でフル・出場・・・得点には至らず [ヨーロッパ・サッカー]

2012年2月25日 夜中からイングリッシュ・プレミアのチェルシー対ボルトンの試合をTV観戦。 最近、イングリッシュ・プレミアのマンチェスターUやチェルシーの試合を観ても、途中で寝てしまうことが多かったが、今日は最後まで観戦。

チェルシーも久しぶりにドログバとランパードが得点して3対0でホームでの勝利。 しかし、何といっても宮市選手がこの試合に出るのかという興味から。 初先発でフル出場。 背中は30番で、しかも"Ryo"となっている。 Miyaichiではない。

試合は前半はチェルシーが攻め込みながら、ギリギリでボルトンが持ちこたえているというところ。 特にボルトンのGK大忙し。 宮市選手は左サイド。 初めのころは全然ボールがこないので、どうなることやら。 ボルトンはほぼ防戦一辺倒で、攻撃の形も作れないからボールがこないといっても不思議ではなかったが。

イングリッシュ・プレミアのチームは今季のチャンピオンズ・リーグでも往年の強さを発揮できず、リーグ戦でも混戦状態。 チェルシーはここのところせいぜい引き分けで勝ちがほとんどないから、ボルトンだって勝つチャンスはあるが、前半をみたところ、いつチェルシーが点を入れても不思議ではない。 前半終了間際、しびれを切らした宮市選手が自分で中央にドリブルで持ち込んで、右サイドにパス、右サイドで受けた選手が、そのまま走り続ける宮市選手にボールをだし、シュート。 GKのセーブを受けたように見えた・・・が、ボールは左上空に飛んで行ってしまい、観客の大きなため息を誘った。

後半開始早々チェルシーが先制点を入れると、チェルシーのリズムになり、そのままズルズルと3点献上。 ボルトンの左サイド、宮市選手のドリブル突破で、チェルシーDF二人を置き去りにしてPA内に攻め込む雄姿。 ゴール前に味方の詰めよりが少し遅く、味方に出したパスがチェルシーに蹴りだされる。 ボルトンももう一人ぐらい前線に賢い選手がいると得点源になれるのに。

チェルシーのランパード選手は左サイド、ゴール前5メートルぐらいか、下にたたきつけるようなうまいシュートで、GKは対応できず。 ドログバ選手は自分でボルトンの選手の足を引っ掛け、逆に自分の足をいためて、トーレス選手と選手交代。 トーレス選手、まだ自信をとりもどしたプレーとはいえず、弱気のプレー。

さて、24日の日本代表の対アイスランド戦は残業で遅くなったこともあり、スポーツ・ニュースでしか見ていない。 この時期にインターナショナル・デイでもなくAマッチといえないので、対戦相手がなかなかいなかったらしいが、確か対ウズベキスタン戦の準備として組んだ試合だったと思うが、召集選手は国内組。 国内組だけでも良いと思うが、呼んだ選手の顔ぶれと、25日に発表になった対ウズベキスタン戦の日本代表との顔ぶれを見ると、正直何のための試合だったのか、対アイスランド戦。

アイスランド代表にはスローインに体の回転を使って距離を出すというアイデアの選手がバカ受けだったとか。

サッカー・ワールド・カップのための日本代表はチーム作りも大事だと思うが、ザック・ジャパンでメディアに流れたのは4・4・2ではなく3・4・3をやりたいという監督の意向以外はあまりはっきりしない。 24日のためにU23にも呼ばれない10代の選手を呼だかと思うと、海外組がいないから、君達召集というような選手のよびかたをして、そして25日はまた海外組が中心。 勿論海外組を呼ぶのに異論があるわけではないが、どういうチームをつくって、どのような戦い方をするのかはいつまでたってもわからず。


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バルサを見ずして、結構というべからず(後半) [ヨーロッパ・サッカー]

2012年1月22日 横浜日産スタジアムで、あの松田直樹選手の追悼の試合があった。 1月7日以降ブログUPもご無沙汰だったが、普通に会社に出勤していた。 ただ、慌ただしく、余裕がなく、22日の日曜日も家でやるべきことを片付けていた。できれば横浜日産スタジアムに駆けつけて松田直樹選手の旧知のサッカー選手や現役引退した元選手達のプレイを観たかった。

幸いなことにTV放映があったので、観戦。 あの「ナオキ、ナオキ」コールがこだまするとなんとも言えない雰囲気。 86人もの選手が集まった試合。

横浜Fマリノスの選手やOB達対Naoki Friends. 親善試合とはいえ、かなりマジな展開、それでもどの選手の顔にも笑顔が。 あんなに楽しそうにサッカーする選手達や元選手達。 試合は前半に1点をいれた横浜FマリノスOBの勝利。 Naoki Friendsには三浦カズ選手がシュートを多発してアピール。 独特の存在感の田中ヒデ選手。 前半の終わり頃中村俊輔選手の相手DF数人に囲まれてのループ・シュート。 すこしゴール枠は外れてしまったが、楽しいサッカーであったのはよく見て取れた。

さて、3回にわけてお伝えしたバルサについて、

「選手はアスリートでなくサッカー選手であるべき」

その心は: バルサは「まずサッカー選手であるべきで、その上で、可能ならば、アスリート的な能力を身につけさせよう」としている。 (確かにメッシ選手やイニエスタ選手などアスリート的ではない)  言い換えれば、体の大きさや身体能力はに二の次で、テクニックに優れた選手がパスを繋ぐサッカーをし、力に頼るようなプレイは減っている。 バルサはフットボーラーを求めている。 サッカーができる者たちを求めている。

「外部から連れてきた選手達とカンテラ育ちの選手達の融合」

その心は: ドリームチームをつくる成功の秘密は、物事を少しずつすすめていったこと。 たとえば、ポジションに番号をふり、それぞれどのエリアで何をしなければならないか教え込んできました。 2番はこれ、3番はあれをやれ。 ストップ、全員持ち場にもどれ、そこからうごくな・・・とか、フィールドのどこで、何をするかが重要。 選手層は粒揃いなので、誰が出るかは大した問題ではない。

「バルサのスタイルは本当に真似ることができるのか」

その心は: 体格ではない。 大事なのは巧みさであり、器用さであり、ボールのコントロール。 バルサのスタイルを真似るのはよいことです。 イタリアのたいていのチームよりバルサを真似た方がずっと良い。 問題は、このスタイルを理解するのは、ある言語を理解するようなもので簡単ではない。 カンテラ育ちはDNAにすでに書き込まれているので問題はないが。バルサの育成過程を経ていない選手が対応するにはなかなかむずかしい。

「どのような難しさか」

その心は: バルサの練習場には世界中から監督やコーチがやってきて、バルサ・サッカーの基礎を自分の目でみて確かめ、スタイルを真似るためが目的で、一方、バルサも全て公開しています。 みんなあらゆる練習メニューをメモして帰っていきます。 それでもバルサの哲学やコンセプト、アイデアを汲み取って正しく解釈するのは難しい(メモ程度で十分咀嚼して身に着けること)でしょう。 

やはり10年以上もの釜の飯を食べたものにしかわからないバルサの哲学、コンセプトということらしい。 多分、教えていることにブレがなく、毎年毎年若手を育てていく、地道な活動に勝るものはないということらしい。 

この記事を読んで納得。


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バルサを見ずして、結構というべからず(中間) [ヨーロッパ・サッカー]

2012年1月7日 お正月も7日になると新しい年の実感が。 病院に赤ちゃんを見に行った。 親戚や友人が頻繁に訪れているそうで、赤ちゃんの授乳は赤ちゃんが要求(泣く)すれば都度ということで、新米のお母さんはほとんどまともに寝る時間がないということ。 すべては赤ちゃん中心の生活がはじまるのだ。

お父さんはいま流行りの「イクメン」を目指すとのこと。

さて、バルサを見ずして、結構というべからずの続きを。

・FWはすぐさま第一のDFに

その心は: 現在のバルサは、失ったボールを簡単に取り戻せる。 高いレベルの能力を持ちながらも、ボール奪取にあれほど一生懸命のなる選手たちは、世界中を見渡しても、過去を振り返っても、そうそう見つかりません。 ボールを失った途端、FWであろうと誰であろとうとすぐざま、“第一のDF”となり、必死に取り戻しにいくのですから。 

・アリゴ・サッキのミランのプレッシングとはバルサの仕掛け方が違います

その心は: ミランの選手達は、ボールを失うとフィールドの中ほどにまで戻り、仲間を確認してから、全員でプレスに行くスタイルですが、一方、バルサは敵に時間を与えることなく、失ったその場でプレスをかけます。 前線で失ったボールは、敵のDFの足下にありますよね。 DFというのは、技術的にはたいていMFやFWよりは下ですから、奪い取るのは比較的楽なのです。

・バルサの選手はどうしてあんなに易々とパスを繋ぐことができるのか

その心は: パスのスピードが違うから。 繋ぐスピードが速ければ速いほど、敵の守備網にスペースが生まれます。 アルゼンチン代表も最近はバルサのサッカーを試しているが、メッシが活躍できないのは、彼に良いボール(メッシに向けたパスのスピードが遅いから、マーカーは余裕をもって然るべきポジションをとってしまう)が入らないから。 1対1を仕掛けるにあたって、メッシのアドバンテージは小さくなる。メッシが(バルサで)良い選手でいられるのは、周り(バルサ)の選手のおかげでもあるわけです。

・速いパスを身に着けるには何をしたら。

その心は: 速いパスには、しっかりボールをコントロールする技術が必要です。 クライフが監督のころ、練習でロンド(輪になり、中に守備者を入れてのパス回し)を命じましたが、使うボールはラグビーボールだったこともあります。 クライフは疑問を呈した選手に、「なぜかって? コントロールできないボールに反応できるようになってもらいたいからだ」

・バルサにはウィングタイプの選手を重視し、よく起用しているようだが

その心は: フィールドを横に広げるのは大事なことです。 フィールドが広がるとポジショニングが難しくなり、守る側は苦しむ。 バルサはボールの支配率が非常に高いので、敵はたいてい自陣を固めてきます。 となると、やらなければならないのはフィールドを拡大し、ボールを速く回して、敵の守備網の中にスペースをつくることです。 

・ハンドボールとも共通点が

その心は: 敵の守備陣の中にスペースをつくるというのは、ハンドボールの攻撃のようなもので、考え方は似ています。 ウィングがサイドに開けばマークするSBもついてきますから、中央で守るCBはサポートを失うわけです。 

(続く)


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バルサを見ずして、結構というべからず(前半) [ヨーロッパ・サッカー]

2012年1月4日  会社の仕事始め。 正月は箱根駅伝をついついTV観戦してしまうが、元日には天皇杯。 そして高校サッカーが目白押し。 今年のお正月は4日間と短かったし、姪の出産もあり、初子のお宮参りとほぼタイミングのあう旧正月を寿ぐことにしたい。

TVのお正月番組もサッカー選手もかなり出演していたものもあったが、なんといっても「なでしこジャパン」の女子選手に注目や人気がいっている感。

1月9日頃にはFIFAの最優秀選手(男・女)が発表されるが、男子選手ではメッシ選手が、そして女子選手ではなでしこジャパンの澤選手が選出される可能性大。

さて、バルサが優勝したFIFAクラブ・ワールドカップ2011だが、この大会開始にあわせて特集号が12月13日頃に週刊サッカーマガジンから発売された。 購入された方も多いとおもうが、その中で、とても興味深い記事があったので紹介したい。

この特集号のタイトルは、"BARCA バルサを見て死ね"  2011.12.27  NO.1379

この号は多くのページをバルサ、そしてサントスについて割いているが、その中で、あの有名なクライフ監督時代に右腕として有名だったカルラス・レシャック氏がインタビューに答えている記事「バルサイズムとは何か?」が大変面白かった。 今までもバルサについてこれはとおもう記事やインタビューなどご紹介してきたが、レシャック氏の説明にはかなり納得できる部分が多いので、少し再構築して。

・ボールポゼションは最良のディフェンス

  その心は: こちらがボールを持っている限り、失点は絶対にありえない。 ボールポゼション=最良のディフェンス=敵をつかれさせる最良の方法=最良オフェンス

・このスタイルをバルサに持ち込んだのは誰?

  その心は: 今のプレースタイルを哲学としてクラブに植え付けたのはヨハン・クライフや自分(カルラス・レシャック)だが、源流はリヌス・ミケルス。

・ボールは仲間、血、命の源

  その心は: バルサのサッカーはボールを仲間と考えるとこから始まる。 ここが他と大いに異なる点。 たとえば、イタリア式だとボールはほとんど邪魔者。 しかし、バルサでは、ボールは血であり、命の源。

・4-3-3

  その心は: スペースを埋めるのに最適。 このフォーメーションだとフィールドの各エリアに選手を一人ずつ、互いが互いを邪魔することなく置ける。 即ち、選手間の距離というのが非常に重要。 ディフェンスラインに何人いるかは問題ではない。 大事なのは前後左右の距離。

(続く) 


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