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行った! 見た! 空気を吸った! グラスゴーはセルティック・パークのクラブハウス [サッカー]

スコットランドのグラスゴーには、日本からの直行便はない。 9時間の時差がある上、飛行時間は14時間プラス2時間。 丸一日機上で移動する時間は、本当に長い。 ロンドンでトランジットの間が2,3時間あることを考慮すれば、本当にロング・ロング・ロング・ロング・デー。 

グラスゴーの11月は美しかった。 今回の訪問は2度目。 ブログで紹介するのはトピックごとにする。 
まずは、グラスゴーの中心から車で20分程度、東側にあるセルティック・パーク。 グラスゴーはグラスゴー大学がある西側がどちらかというと、日本式に言うと山の手で住環境なども整備されている。 東側はグラスゴー大聖堂がある由緒ある土地柄だが、その先の東は昔でいう工場地帯や労働者の共同住宅があった場所。 徐々に整備されている下町というところ。 といっても、東京のような過密地帯ではなく、かなり空間がある。 そのすこしはずれ(といっても車で20分、朝などタクシーなら10分程度の距離)に巨大なセルティック・パークが威容を誇る。

セルティック・パークの中のツアーは日に何回か行われている。 赤レンガの建物がクラブハウス。 クラブハウスの前の駐車場は普通車用。 その先にセルティックのレプリカユニフォームなどお土産を売るスーパーマーケットショップ。 土曜日の試合がある日にはキャッシャーが10人ぐらいで対応する規模。

そのエリアよりも、一段下がったところにバス用の駐車場。 試合がある日には、アイルランドから、フェリーを使って、バスで団体で応援に乗り込んでくるので、グラスゴーの中心の人口が70万弱(周辺のベッドタウンの人口を加えると250万都市。 大英帝国として第3位の都市。)のところ、毎週試合があるたびに6万の観客が集まるという、脅威の観客数を誇る。 観客席6万強のうち90%は年間パスの購入者だということも驚き。 

クラブハウスは明るく、競技場に隣接しているので簡素な鉄骨作り。 内装はパイン系のパネル、セルティック・グリーン、大人しめの絨毯。 ボードルームは楕円の大きなテーブル、壁側には紫檀のような色のどっしりした飾り棚。 ガラス扉がピカピカ光る中には、いくつもの優勝カップが並ぶ。 今回のツアーは日本人が7割。 3割はアイルランド、エイデン・マクギディ選手の故郷からのお客様。 

このテーブルで中村俊輔選手が最初の契約書にサインしたと説明。 皆飾り棚の昨季(06/07)のSPLのリーグ優勝とカップ戦優勝のトロフィーを目指して写真を取り捲る。 最前列にある3つのクリスタル・トロフィー、真ん中はストラカン監督のもの。 向かって左が中村俊輔選手の年間最優秀選手賞、右がベスト・ゴール賞。

ボードルームの扉の向こうには広めの廊下。 インターナショナル戦の時に相手チームが通る廊下で、3つの陳列キャビネット。 真ん中のキャビネットには先のベンフィカ戦のユニフォームで飾られている。 プレスルームでセルティックのヒストリーをDVDで見る。 昔のフィルムの質の悪さをカバーしようとして薄い青を全体にかけて処理したので、まるでレンジャーズの記録みたいと評判悪いと案内人も苦笑。 セルティックの先のキャプテンのニール・レノンがナレーションを受け持っている。 とても温かみのある声。 

プレス・ルームの外側の壁にはセルティックが誇るスターの大きなパネルが飾られているが、上階のVIPルームに続く廊下には、あの06/07チャンピオンズ・リーグのグループ・リーグで、マンチェスターUとのアウェーでの戦いで、3:2と貴重な2点目を挙げた中村俊輔選手の目の覚めるようなFKが成功して喜んでいる写真の大きなパネルが飾ってあった。 (続く)


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