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SPL第29節:対ハイバーニアン戦、後半、中村俊輔選手の優美なサイドチェンジから先制弾。 [サッカー]

3月1日土曜日午後2時。 アウェーで対ハイバーニアン戦。 ハイバーニアンはスコット・ブラウン選手がセルティックに移籍前に所属していたチーム。 セルティックと同じグリーンがチーム・カラーなので、グリーン対決とも言われている試合。 スタメンは前試合インバネス戦と同じ。

前半、中村俊輔選手とマクギディ選手はかなりの時間帯ポジション・チェンジをしており、中村俊輔選手は真中から左よりでプレイする。 この対ハイバーニアン戦は、3月4日のカンプノウで行われるチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント第2節対バルサ戦の前哨戦とみて、選手の仕上がり具合をみるとして地元でも注目されている試合。 ストラカン監督は前試合に引き続き、ベンチにはペナルティで入れず、スタンドから携帯電話でベンチにいるスタッフに指示。

ハイバーニアンはブラウン選手を輩出したことでも明らかなように、運動量とフィジカルが良い。 そしてゴール前に守備も堅い。 ハイバーニアンの選手は恐れも無くセルティックの選手に体をぶつけてくるファウルを仕掛けてくる。 悪質ではないとしてイエローにはあまりならないが、セルティックの選手はほぼ全員地面に叩きつけられ、ユニフォームは泥に汚れる。

前半の試合展開はほぼ互角。 セルティックもハイバーニアンもパス・サッカー、ところどころハイ・ボール。 ハイ・ボールでのヘディングでの競り合いはハイバーニアンのほうが強い。 そしてセルティックのFWヘッセリンク選手やマクドナルド選手の周りは分厚いディフェンス。 その為、セルティックの攻撃はなかなかジャスト・ミートしない。 逆にハイバーニアンの攻撃のシュートはなかなか鋭いものがあり、GKボルッチ選手の指先でセーブする場面が多い。 前半29分、右CKで中村俊輔選手は鋭いシュートを見せるも、ネットのサイドに引っかかる。 多分直接ゴールを狙ったもの。 惜しい。

後半、中村俊輔選手は右サイドで、マクギディ選手は左サイドの定位置でプレイ開始。 前半と同じようなリズムで試合は再開。 

後半19分、ヒンケル選手のスローインから、中村俊輔選手が右から左へとロング・スルーパスによるハイバーニアン選手の間を抜く、優雅なサイドチェンジ。 それを受けたのは、前半同じサイドでプレイした左SBのネイラー選手。 ネイラー選手はよくロング・ボールを前線に蹴りこむプレイを好むが、この試合では、自分でそのままドリブルで駆け上がる。 PA付近で右に方向をチェンジしてシュートチャンスを伺う。 そして一度シュートすると、ハイバーニアン選手の足にあたり、跳ね返って来たところを落ち着いて再度シュート。 セルティック先制点。 そしてネイラー選手にとってはセルティック移籍(2006年)後の初得点らしい。 これで一気にセルティックのムードが変わる。

その2分後にも中村俊輔選手のサイドチェンジで、今度は左MFマクギディ選手に。マクギディ選手はまたも駆け上がっていたネイラー選手にパスを出す。 ネイラー選手のこのシュートはバーの上。 中村俊輔選手この試合ではパスの出し手として、ネイラー選手、マクギディ選手、スコット・ブラウン選手などの数多くのシュートチャンスをお膳立て。

後半28分、ハイバーニアンのDFに囲まれ、いま一つシュートが決まらなかったFWヘッセリンク選手に代えて、FWサマラス選手。 その2分後、マクギディ選手の左からのクロスにゴール前に詰めていたサマラス選手が豪快にヘディングで2点目。 ピッチに入ったばかりのサマラス選手にハイバーニアン選手も対応が少しルーズに。 

かなり気分よくしたセルティックの選手達の攻撃は多くなる。 特にスコット・ブラウン選手のピッチをワイドに駆け上がり、シュートを狙う姿をアナウンサーは賞賛。 ドナティ選手のパスの配分もかなり落ち着いているが、連続してハイバーニアンの選手からファウルを仕掛けられ、ハートリー選手と交代。 中村俊輔選手も後半40分、ロブソン選手に交代。  2対0でセルティックの勝利。


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