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CL決勝T第2節:バルサ対セルティック戦-その1「試合開始前のウォームアップをするバルサとセルティックの選手達、ストレッチを入念に行っていた中村俊輔選手」 [UEFAチャンピオンズ・リーグ]

3月4日現地時間午後8時45分キック・オフのチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント第2節バルサ対セルティックの試合をスペイン、バルセロナのカンプノウで観戦。 3月3日の飛行機の中継地、チューリッヒの空港のロビーにはあのセルティック・グリーンと白のユニフォームを着込んだ人達やロングマフラーを首に巻いた人達がグループや家族連れであそこにも、ここにも。 

日本人の旅行客はスペイン観光やパリ観光などの団体がここチューリッヒ経由をすることが多いので、すべてがすべてカンプノウに行くとは限らない。 それでも、出発ロビーのラウンジ横にある、ビールを出すバーに陣取ったスコットランドやアイルランドからのセルツのサポーターのグループが、ビールのジョッキを手に、チャントを歌い盛り上がる。 日本人が通ると、「“ナ”ァ“カ”ァ ムラ “ナ”ァ“カ”ァ ムラ!」と名前を連呼する歌で親しみを表す。 

この旅行に出る前は、観戦日は旅程の2日目で時間もあるので、試合前にカンプノウのミュージアムなど見学と思っていたが、想わぬことが起きてしまい、その後遺症で丸1日時間がつぶれてしまった。 やっと4日の夕刻7時過ぎ、ホテルで確認してメトロでカンプノウに行く。 カンプノウのまわりには3箇所ぐらい別のラインのメトロの駅がある広範囲な場所に練習場や博物館があるらしい。 

メトロではバルサのマフラーを巻いた、中高年のカップルや、数名のそれも中高年の友達同士という組み合わせが殆ど。 所どころ、子供をつれた家族連れ。 このバルサのマフラーを巻いた人々に従ってメトロの駅を降りて、そのままゾロゾロついて行く。 10分も歩かなかったと思うが、かなりモダンな金属のメタルが目立つ、チャンピオンズ・リーグの飾り付けでライトアップされた巨大なカンプノウが目の前に現れた。 

カンプノウの切符は良い席のカテゴリーを予約しておいた。 バックスタンド側のメインからみると左の2階席の前から3列目。 ただピッチの端に近く、コーナーキックはすぐ間近で見ることができる場所。 着いたのは8時15分頃。 観客席の作りは入場進路などほとんど横浜や浦和のスタジアムと同じだが、観客席が競りあがる威圧感はない。 試合開始前30分ということでまだ観客席は半分程度しか埋まっていない。 セルツのサポーター席はどこかにまとめていると聞いていたのだが、あちこちにグリーンと白の人が目立つ。

Lalaの周りは中高年のバルサを応援する地元の人が殆ど。 ピッチではバルサの選手達がメインスタンドから見て右半分で、セルティックの選手達が左半分で準備運動をしている。 セルティックでは先発が白いトランクス、サブが黒のトレーナー・ズボンをはいている。 バルサはビブスをつけている選手も混じっているが、やはり背番号がないと判別しがたし。 選手紹介で大きなスクリーンにピッチでウォームアップをしている両チームのスタメン選手を丁寧に紹介していく。 中村俊輔選手も映っていた。

そしてかなり早い時間帯にセルティックの応援歌 “You’ll Never Walk Alone!”がスタジアム全体に鳴り響くと、セルサポ全員起立してマフラーを両手で掲げながら、歌を唱和する。 バルサを応援する観客が多いのだが、殺気だったような雰囲気は皆無。 そのあと、バルサのテーマ曲があの陽気なテンポで鳴り渡る。

その後、両チームの選手達は一度ピッチを後にする。 するとなんということかカンプノウでは、ピッチのPA内にスプリンクラーが出てきて、散水している。 今まで、このような光景は見なかったような気がするが、ヨーロッパのチームでは水分を多く含んだ芝ではボールが高速で処理できるし、アウェーのチームにとって滑りやすく、やりにくくする目的もあるとどこかで中村俊輔選手が語っていたことがある。 

バルサの選手達が試合前に円陣を組むことはそんなにないというか、映像では見ないようだが、今回は試合前のウォーミングアップ終了時に、ピッチにいたバルサの選手達が集まって円陣を組んでいた。 しかもロナウジーニョ選手が率先して円陣を組んでいた印象が残った。 試合直前の芝の散水といい、ウーン、バルサに油断なし。(続く)



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