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美しきバレエのお友達、そして花束、そして軽い肉離れ [表現の形]

4月の最初の週末、Lalaの通うバレエ・スクールの発表会があった。 ここでは2年に一度発表会を行っている。 最初にバレエ・スクールを訪れたのは確か2年前の2月頃。 小さな練習場だったが、バレエの発表会のパンフレットがあって、へえ~っと思ったのがつい昨日のよう。

去年の今頃、地下鉄の駅の階段で転がり落ちて、左足首の剥離骨折で、結局バレエの練習を5ヶ月ほど休み、体重はリバウンド。 骨折の場合、明らかに体重をかけると痛みが強くって、なかなか足を自由に動かせないのがわかった。 そしてバレエ・スクールに再び通い始めたら、発表会の参加者募集のお知らせ。

そこでLalaはほとんど躊躇なく参加を決めた。 先生の少し困ったような顔もなんのその。 普通のレッスンの日以外にも毎週末、発表会用の曲の練習。 その練習が始まった11月の初め、追突されて腰と首の捻挫。 腰は結局痛みがとれずMRI賭けたらヘルニア。 痛みは多少あったが、腰の筋肉や首の筋肉のリハビリを兼ねてバレエの練習。 

バレエの発表会の曲で、グループ分け。 一番後ろで踊るコールド(群舞)。 練習に集まってみて、上手な人が多いのには驚き。 コールドは踊りを揃えることと、派手な動きはないので、バレエの優雅なポーズでジ~ットしていなければならず、これがなかなか大変。 足のつめを何回も傷める。 舞台の前面で踊る数人の主役はさすがに踊りのキャリアは10年以上だったり、子供の時から踊っているような人ばかり。

踊りは2曲。 衣装も2つ。 曲は有名なコッペリアと海賊から花園。 花園は上手な人も、Lalaのような人も一緒にメイン・フレーズの振り付けや衣装は同じ。 上手な人はジャンプや、足を高く上げたポーズも。 コッペリアはコールドと上手な人との振り付けはまるっきり違ったものだったが衣装は色違い。DSC09600バレエ1.jpg

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1月に入って、練習は総合練習に。 それは幼稚園児や小学生など、バレエ・スクールの生徒が沢山いるのには驚かされた。 皆グループわけされ、それぞれ2種類の衣装で。 グループも10ぐらいあったような。 全て違う衣装。 それらのバレリーナが練習するのだから、時間もかかるし、教えているバレエの先生方、最後はほとんど怒鳴り声。 これはかなり大変なことに。

Lalaも1時間のレッスンなら休みをとらなくても続けられるが、2時間を越えて、そして待ち時間が増えて、ある日、左足の内側、足首から脹脛にかけて激痛が。 あわてて病院にいったら軽い肉離れ。 肉離れはなかなかやっかい。 直らないうちにまた運動すると他の部分が肉離れになるから、十分注意するようにといわれたが、やはり1週間後、ストレッチも十分に、足が冷えないように脚を保護するウールの長いスパッツにサウナ・パンツと防御を固めたけど、今度は左足のアキレス腱に痛みが。

発表会の日は迫ってくる。 肉離れなんてはじめてだからどうしたらよいかわからない。 中村俊輔選手がいう、試合しながら、練習を続けながら脚の故障を直していくというのは、多分このようなことかも。 練習は極力休まないように、痛んだほうの左脚は無理させないように、恐る恐る。 それでもやはり踊り続ける。 クリニックでは左脚は低周波。 腰と首は吸盤のような器具でリハビリ。

4月の発表会。 プログラムが進んでLalaのいるグループが踊る番になるのを舞台のカーテンの後ろで出番を待っていたら、何か胸に熱いものがこみ上げてきた。 やはり嬉しさと感激で。 小学校の学芸会のような雰囲気の発表会。DSC09670花束1.jpg

踊り終えて楽屋で記念撮影。 バレエはほとんど踊るところは写真には撮れない。 プロのカメラマンを使ってポーズや舞台写真、ビデオは撮ってくれる。 楽屋で最後、衣装を脱ぐ前にグループで一緒だった美しきバレエのお友達を撮った。DSC09674花束3.jpg

最後、発表会を見に来てくれた親戚の人たちから3つの花束が。 本当に嬉しかった。 花束をもらうなんて10年ぶりに近い感じ。DSC09671花束2.jpg

 

 


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