SPL第36節:対ダンディU戦、シャープな動きと集中で前半先制点アシストした中村俊輔選手 [サッカー]
2009年5月12日SPL第36節。 セルティック・パークにダンディUを迎える。 9日の土曜日、大雨と風のなか対レンジャーズ戦では1対0で、勝ち点を逃したセルティック。 レンジャーズ戦の前に、このダンディUの試合こそ重要な意味を持つと話していた中村俊輔選手。
右脚付け根の痛みを押して、先発出場。 レンジャーズ戦に敗れたので、当然先発選手は入れ替えるだろうストラカン監督。 スコット・ブラウン選手復帰。 FWマクドナルド選手、サマラス選手。 左MFマクギディ選手、右中村俊輔選手。 左守備的MFクロサス選手、右スコット・ブラウン選手。 左SBネイラー選手、ヒンケル選手。 CBルーファンス選手とコールドウェル選手。
ダンディUの選手はかなり背も体格もいい。 タックルは躊躇なく、足元の技術もある。 そのため、タックルはあるけど、ボールを奪うとパス・サッカー。 セルティックも走り回るサマラス選手とブラウン選手の投入で、前半からボールが回る。
前半早い段階で右CKを得ると、蹴るのは中村俊輔選手。 蹴りこみはシャープに、体は浮かず、ボールに力がそのまま伝わり、弾道はクリア。 ゴール上からストンと落ちる。 ゴール前にはセルティックの長身3選手が待ち構える。 コールドウェル選手とサマラス選手。 そして2人よりも少し後ろから間に入ってジャンプしたのはルーファンス選手。 滞空時間のある力強いジャンプのヘディングで、ダンディUのGKの上を抜けてゴールに吸い込まれる。
セルティック待望の先制点。 対レンジャーズ戦では悲壮な感じだったサポーターも歓喜。 総立ちで喜ぶ。
後半も早い時間帯、 右サイド、ヒンケル選手とブラウン選手のパス交換で、スコット・ブラウン選手から中央にクロスが入ると、ゴール前に待ち構えていたサマラス選手が待望のゴール。 これでセルティック2点目。
前半から鋭いダンディUの攻撃を、ファイン・セーブを連発していたセルティックのGKボルッチ選手も、破られ、ダンディUは直ぐに反撃。 これで2対1.
両者のタックル合戦は激しくなる。 イエローも出る。 中村俊輔選手も2回程、かなりあからさまなタックルを受ける。 それでもセルティックは優位な戦いに始終し、貴重な勝ち点3を得た。
後半残り5分で、フロド選手と選手交代した中村俊輔選手には観客席からスタンディング・オベーション。
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