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as.comが中村俊輔選手のインタビューを載せた(前半) [ラ・リーガ・エスパニョーラ]

2009年7月18日付けのスペインのスポーツ・ネットas.comでは中村俊輔選手の独占インタビューが載っていた。 一問一答式。 (スペイン語を英語に転換したのを日本語にしているが、無料のソフトだから限界が。。。語順もかなり変になった英語、だからところどころ想像的意訳に)

「ファン・カルロス・ベレロンが好き。 スペインのボール回しのサッカーが好き。」 という中村俊輔のヨーロッパでの3回目の冒険が始まる。

Q中村といのは日本では何か意味があるの?

A日本ではかなり一般的な名前で、日本ではこの苗字の人が多い。 スペインではペレさんというようなもの。

Q最初の転機は18歳だったて?

A横浜マリノスのユースに上がれなかった時の話。 身長は165センチしかなかった。 テクニックはあるが、小さいっていわれて。 普通の高校に行って、高校サッカーの全国大会の決勝戦までいった。 そしたら横浜マリノスがまた注目してくれて、クラブに入団した。 その時の監督がザビエル・アズカルゴルタさん。 この監督が僕を直ぐトップ・チームに抜擢してくれた。 本当に沢山のことを教えてくれた監督。

Qここサリナスのチームでは、フリオと同期になったね。 どう?

Aそうそう。。。最初に会った時、なんてでかいんだと思った。 これはサッカー選手じゃないだろうと。 練習を一緒に始めて、ゴールを決めて、練習を終えた時には、僕の一番のパートナーになっていた。

Qイタリアのレッジーナで3年、スコットランドのセルティックで4年、とても才能に恵まれたサッカー選手がスペインに来たわけだけど?

Aスペインではボールの扱いが巧い。 ボール・コントロールのテクニックが巧いというのは僕にとってはとてもいいこと。 リーグの違いに早くなれないといけないし、選手もレベルが高い。 日本人だから、それ以上でないと使ってもらえない。 サッカーでは学ぶことが多い。

Qもう31歳だけど、まだ学び続ける必要があるの?

Aそう、沢山ある。サッカーではどんな場合でも一つや二つは発見がある。 巧くなりたいと思っている限り、学ぶべきことは沢山ある。 僕はそう思っている。

Q2002年の日韓ワールドカップには参加していないけど、何か不可思議なエピソードがあるようだね。 一体何が起こったの?

Aワールド・カップ出場するまでには本当に長い間待つしかなかった。 1998年のフランス大会の時にもその前の日本代表に選出されていた。 しかし最後の選出メンバーには入らなかった。

Q2002年の時はその前の親善試合で2得点を挙げた。 だけど選出者(フランス人のFTのこと。オリジナルも囲みだから直接言及はしなかったものと思われる)が他の誰かと代えて落選させた。その時、選出者は日本を離れ海外にいって、日本ではメディアが大騒ぎになった。 君は抗議しなかったって聞いたけど、どうして?

Aその時、僕は記者会見をした。 これから色々な経験を積んでいくと話した。 怪我や病気じゃないのにワールドカップに選出されないということは大変つらいことだった。 でもこれも経験だ。 しかもそれを乗り越えてここにいる。 僕は努力を続け2006年のドイツ・ワールド・カップに出場することができた。 オーストラリア戦でも前半はよかった。 日本とオーストラリアは拮抗していた。 82分まではよかったんだ。 1対0で勝っていたしね。 それが最後7分で3点を決められてしまった。

Qところで理想のチームは?

A僕はいつもスペインの中盤選手に関心がある。 ベレロン選手のプレイが好きだ。 彼の精緻なサッカー、ボール・タッチ何とも言えないね。 

Qベレロン選手がわかるなど、君は真のサッカー狂だね。

Aその通り。 サッカーはプレイするのも、観戦するのも好き。 いい選手を擁したチームも好き。 ベレロン選手のほかにはジダン選手やバッジオ選手も好きだ。 最初のアイドルはマラドーナ選手。 チーム戦術だと、菱形の陣形をとるスタイルや、4-2-3-1にとっても魅力を感じる。 家ではサッカーの試合の観戦は欠かせない。 自分で一番いいチャンネルの視聴料も払っている。 ここで落ち着いたら、Canal+に申し込むつもり。

Qイタリアはどうだった?

A素晴らしい経験をした。 ヨーロッパのクラブの戦い方をね。 レッジーナでは下部に降格しないようにどのようにチームがリーグ戦を戦っていくか、スコットランド、セルティックでは常にリーグ優勝が求められている常勝しなけれはならないチームの戦い方。 イタリアでの最初の驚きは食事だった。

Qパスタだとおもうけど、どこが驚いたの?

Aそういう意味じゃなくて、僕にとっては何もかも新しいことだらけ。 例えば夕食に3時間もかけること。 レッジーナ、カラブリアでは、「ナカ、ここのアイスクリームは最高だぜ!」といって特大のアイスクリームを食べろという。 僕の人生でこんなに長い時間の夕食は初めてだった。 日本だったら食事にかける時間は30分だ。 ここでも夕食のディナー・タイム(の遅さ)に驚いている。 日本では普通夕方6時か6時半には夕食をとる。 スコットランドでも同じようなもの。 ここバルセロナでは、夕方のトレーニングが終わるのが午後8時過ぎ。 これから慣れなきゃ。

(続く)

 

 

 


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