大手町には意外なものが [千代田区の主]
8月に入って、夏真っ盛りの日もあるけど、もどり梅雨みたいな日もある斑模様な日々。 隅田川の川べりの川風が懐かしい。 大手町はビルばかりだけれど、それでも良く見ると千代田区ならではのものにもお目にかかる。
大手町の大きなビルにはかなり有名な都市銀行が入っている場合が多い。 そしてほとんどがバブルの時期に金をかけて建てられたビルなので、飾りもかなりある。 銀行の場合、ほとんどがATMのブースが店先にあれば事足りるので、以前のような窓口に人出を割いて大きなカウンターを置いてあったところは無味乾燥なスペースやら使い道に困っているようなところにもでくわす。
ある銀行の通りに面した一角には多分御影石だと思うが、黒い大黒様がいらした。 大黒様といえば米の俵。 それも細長い大きな俵に、ちょっこりのって嬉しそうな大黒様。 ありがたや~
そしてこの通りを神田橋のほうに歩いていくと、これは立派なオブジェ。 それは一体何を表しているのかしら??? 通りを渡って反対側から眺めてみると。 これは河童? そう。 神田橋の橋守りとして千代田区が建立した金色の河童の形をした彫像。 そばに立つ碑文を読むと、千代田区は彫像や造形物を区のシンボルとしているらしい。 芸術作品というには評価はたぶん???だが、大胆なデザインといい、金色といいユニーク。
そしてその通りを神田橋を渡って、神田地区に入っていくと、今度は少し小規模のビル群。 そして個人のビルと思われるところにも飾りが。 そして神田といえば、お祭りで有名な神田明神。 神田明神は時代劇には必ず舞台の一つとして出てくる場所のひとつだが、お祭り気分をここでも表現する造形物が。獅子舞の様子を表した小ぶりの彫像。 めでたい。めでたい。
これは縁起がいい土地にちがいない。
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