SSブログ

対ヘタフェ戦後、敗戦語るポチェティーノ監督のコメントに対するスペイン読者の反論 [ラ・リーガ・エスパニョーラ]

2009年11月23日は休日でよかった。 結局エスパニョール対ヘタフェ戦に引き続いてレアル・マドリー対ラシン戦、バレンシア対オサスナ戦の3試合続けて見て気が付いたら朝7時。

どの試合がよかったかというとバレンシア対オサスナ戦。

ホームでヘタフェに2対0と、国王杯から数えると対ヘタフェ戦勝ちなしという、今季ラ・リーガで上位進出を狙うチームとしてはかなり痛手。

対ヘタフェ戦後に怒れるサポーターの前で、発したポチェティーノ監督のコメントがスペイン地元のスポーツ紙に流れていたが、要旨は「エスパニョールは自己批判しなければならない。 ゴールを決められず、選手層に厚みがないからオプションもない。 動きと流れが足りない・・・・改善余地多々・・・」

それについてMarca.comに11月22日21時過ぎに読者が意見を投稿していたので、それを紹介する。

「自己批判もいいけれど、チームの状況は一層悪くなっている。 必要な選手は揃っているし、ウィングもいる。 (マルケスが怪我だが) なのに、チャンスを創れていない。 ボールを無闇に蹴っているだけ。 ベルドゥ選手にはリーグ開始時の好調さはない。 中盤らしい中盤はいない。 哀れなモーゼス選手は何千キロと走らされ、全試合出ずっぱり。 

我々のチームはGKカメニ選手の蹴りこむロング・シュートが敵陣に落ちるのを待ってボールを追いかけているだけ。 何のアイデアも無し。 それを提供できる選手を配していない。 

中村俊輔選手には毎試合たった5分しかプレイする時間が与えられていない。 ベン・サヘル選手は15分かそこら。 ポチェティーノ監督、あなたは彼らにもっと長い時間プレイさせるべきだ。 タムド選手とイヴァン・アロンソ選手を同時に使うのなら、回りの布陣ももっと変えなければならない。 さもないと、チームは悪くなる一方だ。」

やはり見ている人は見ている。 最初中村俊輔選手がチームのスピードに慣れる必要があるとコメントしていたけど、チームそのものの戦術が中盤のデラペーニャ選手頼みで、デラペーニャ選手がいないエスパニョールで中村俊輔選手のゲーム・メーカーとしての能力を活かす局面は増えているはずなのに、スピードだけの自己中に走りがちな単調なプレイを繰り返す選手ばかり使うチーム戦術にこそ深みがない。 弱い相手には通用しても、このパターンの限界はみえみえ。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 2

トラ

こんばんは。選手の良さ・役割がはっきりしないままではチームも良くならないし、このままでは勝てる相手にも勝てなくなりそうですね。危惧して記事を拝見しております。
俊輔選手も長く使ってもっと彼なりの特徴を監督が早く理解して欲しいです。力が発揮されずに批判ばかりが目立ってくるのもファンとしてとてももどかしいものです。しかし俊輔選手のあくなき向上心で乗り切ってくれることを祈る半面、チームが大きく舵を切る時期にきてるんじゃないかと思います。
頑張れ俊輔!!
by トラ (2009-11-24 00:05) 

Lala

トラさんへ、

コメントありがとうございます。 エスパニョールのサッカーがバルサやスペイン代表のパス・サッカーとはかなり異なるし、デラペーニャ選手がいる時とそうでない時の差があるし、トップ下でゲーム・メイクさせるのが中村俊輔選手に一番いいと思います。 最近は右サイドの選手がゲーム・メイクするチーム多いですが。
 
中村俊輔選手のこの夏の移籍時に、タムド選手やルイス・ガルシア選手は放出と出ていたので、チーム造りがここにきて、多分ハルケ選手の死などで、中途半端になっている感がします。

ここは中村俊輔選手を司令塔としてチーム組み立てて欲しいです。 それだけの経験値はデラペーニャ選手に次ぐものと思います。
by Lala (2009-11-24 00:20) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。