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ウェスレイ・スナイデルの場合「それがどんなスナイデルだろうが、スナイデルのタレントには疑いはない」 [ヨーロッパ・サッカー]

2011年3月8日 インテルの長友選手の初ゴールは、7日のスポーツ・ニュースではどこでも取り上げていたようだ。

インテルといえばスナイデル選手。 スナイデル選手はFIFAやUEFAの機関誌でインタビューが取り上げられたことはないのではないかと思うが、雑誌Calcio2002の3月号にその珍しいスナイデル選手を取り上げているので、面白いとおもったところを少し要約してご紹介する。 Calcio2002 3月号の特集は「Juvenntus星を継ぐ者へ」でしかも表紙はあのデル・ピエロ。

正直、イタリアのセリアAについての雑誌を買うことはほとんどない。 特にカカー選手がレアル・マドリーに行ってからは、多分2冊目。 1冊目も不人気なインテルを特集したもので、これも機会があったら紹介するが、その雑誌はインテルを特集しても雑誌が売れないが長友選手が移籍したから、売れるかもしれないと思ったようだ。

さて、Calcio2002のスナイデル選手の記事のタイトルは

”世界最高”であるために Wesley Sneijder

人によってはスナイデルではなくスネイデルと発音する人もいるようだが、スネイデルというとなんとなく、スネーク(蛇)を連想してしまうので、スナイデルというほうが好き。

1984年6月9日 オランダ ユトレヒト生まれ  170センチ  67キロ

02-07 アヤックス 07-09 レアル・マドリー 09- インテル・ミラン

基礎練習を繰り返した少年時代

7歳でアヤックスに加入しているスナイデルは「3歳の時には6歳とか7歳の子供に混じってボールを蹴っていた。 おかげで闘争心を鍛えられた」

あまり治安がいいとはいえない地区で育ったスナイデルは「子供にとってあまりいい環境じゃなかったかもね。 タフじゃなきゃ生きていけないところだった。 サッカーをするにもそうだ。 ストリートでプレーするには、ケンカでポジションを勝ち取らなきゃいけなかったんだから。 当然タフにならざるを得ないよ」

アヤックスに入団してから3年間、スナイデルは一日も欠かすことなく3時間の基礎トレーニングを行う。 「家に帰った後も1時間は壁に向かってボールを蹴っていた。 バン、バン、バンってね。 ”宿題”をちゃんとやっているかどうか、アヤックス・アカデミーのコーチは一目で見抜くことが出来るんだ。僕たちは常に進歩し続けていなければならなかった」

日が暮れると、スナイデルは自分の部屋で、小さなボールでリフティングの練習。 最初は左足だけ。 次は右足。 冬はリビングで練習。 

アヤックスのアカデミーでスナイデルを指導し、トップチームに引き上げたダニー・ブリント氏は、「生まれ付いての才能は確かに重要だが、努力する姿勢はもっと大事だ。 スナイデルが完璧に両足を使いこなすのは素晴らしいこと。 彼は右足でも左足でも素晴らしいCKを蹴る。 精度だけじゃない。 飛距離やパワーだって、左右どちらも遜色ないんだ」

負けん気が強く挑戦的な性格

ズラタン・イブラヒモヴィッチはアヤックス時代のスナイデルをよく記憶している。「ウェスレイはすべてにおいて”アヤックス育ち”だった。 そう、勝者のメンタリティーを自分のものにしていたんだ。 あいつはいつもいっていたよ。 『僕たちが世界最高だ』ってな」

FIFAバロンドール2010の投票でスナイデルに投じられた票は14.48%。 記者による投票では最終選考に残った3人(メッシ、シャビ、イニエスタ)を抑えてトップだったが、各国代表の監督、キャプテンによる投票では4位だった。 そうか、玄人受けするタイプだ。


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