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戦士の休息―左膝側靭帯損傷の回復に専念する中村俊輔 [サッカー]

やはりというか納得のニュース。 10月28日のSPL対マザーウェル戦86分にドナティ選手と交代でピッチを退くと、直ぐにロッカールームへ。 
メディカル・スタッフと相談の後、病院に直行。 翌日精密検査。 結果、ここ1ヶ月以上左膝側靭帯損傷について、サッカーの試合や通常の練習をしながら、靭帯の損傷を癒していくとしていたが、痛みがひかなくて、走ったり、強いボールを蹴る時にかなり痛みがあり、だましだましサッカーやるのも(40~50%のレベルで)もう限界。 試合出場はもとより練習やランニングもすべてストップして完全休養。 数週間かかるも、完全治癒を目指す。。。と記事が出ていた。 

納得。 10月3日のACミラン戦でも、傷が治っていないから出場しないのではと思っていた。 サッカーも格闘技だから、接触プレーは避けられない。 しかも速く走れなかったり、機敏にフェイントかけられなかったり、得意のFKが決まらなかったり、シュートしても軸足を滑らせたり、らしくないプレイが多かった。 
中村俊輔選手の休養宣言が出る前の、地元紙のマザーウェル戦直後の記事にも「どうみてもまだ休養が必要なんじゃないか?」とコメント出ていた。

脚側(副)靭帯損傷の場合の治療法をサイトで検索しても、どれも答えは、「固定して足を上にあげておく」というもの。 そう言いつつも、靭帯の周り、特に上部腿の筋力強化が必要で、水泳がよいと書いてあった。 これで、どうやってサッカーしながら、練習しながら、治療していくことが可能なのか? 

Lalaは12年前右足首の脱臼と骨折で手術してリハビリ6ヶ月かかった経験がある。 手術前にシャワーを浴びた。 右足は紫色になって全体が腫れており、しかも足を下げているとじんじん鈍痛が絶え間なく襲ってくる。 シャワー室には腰掛を置いていたが、やはり足はどうやっても下にさがっているので、1分おきに角度を変えてみたし、足台にも載せて少しでも痛みを和らげたかった。 痛み止めをもらっていたとおもうけど、本当に痛かった。 しかも医者は手術の成功(正常に歩行できる)率は50%だといっていた。 手術後ギブスをはめて、数日たつと勿論切ったところは痛いが、じんじんする鈍痛はなくなった。 幸い靭帯は損傷していなかった。 バレエ・レッスンも1年半続いているし。 つま先立ちの練習中。

靭帯は足をまっすぐに支える役目があるらしいから、それが損傷しているということは、多分まっすぐに立つことも負担なんじゃないかな? 中村俊輔選手は体の柔軟性が優れており、特に足首は強いと聞いたことがある、また痛みの弱音を滅多にはかないとも聞いた。 

昨季はセルティックの選手で最多出場試合数(しかもほぼフル出場) を誇り、オシムジャパンの試合と合宿に参加し、(あの2006WCの日本代表でもあったし)、そしてほとんどまとまった休みもなく、今季に突入。 ”鉄人”とかスポーツ紙はもてはやすけど、サッカー選手の大事な資本である体を十分ケアすることが必要。 

戦士の休息は将来の戦いに備えた当然の行為。 完治させてまた素晴しいプレイ見せて欲しい。

中村俊輔選手の出場記録はこちらから→http://shunsuke.com/data/record/2006cel.shtml


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