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セルティック・パークでSPL第14節対アバディーン戦を観た! [サッカー]

11月24日はセルティック・パークでSPL第14節、ホームにアバディーンを迎える試合を観る。 午後3時のキックオフ。 早めにセルティック・パークの駐車場にバスは入る。 バスの駐車場は広大だが、アイルランドからくるバスのため、駐車場には管理人が細かく駐車する位置を指定している。 原則アイルランドからフェリーで来るバスは、出口近くに駐車する。 地元のバスは奥のほうに。 今回のバスの運転手さんは、中村俊輔応援ツアーのバスであることを告げて、管理人と交渉して、2列目の先頭、即ち出口すぐ近くで、しかもセルティック・パークに連絡している階段の真横という絶好の位置に駐車。

セルティックのスーパーショップであっという間に1時間が過ぎる。 雨は降ったりやんだり。 風も吹いたり落ち着いたり。 曇天であるのは変わらないので、スタンドで1時間半を過ごす時にはかなり、寒くなりそう。 セルティク・パークには試合開始前30分に入場する。 席はリスボン・ライオンの通常アウェー側のサポーター席の2階席のメインスタンド寄りの真ん中から少し上の位置。 前回はかなり上段の席だったので、双眼鏡は必需品だった。 またデジカメも望遠がきくカメラに買い換えてきた。 双眼鏡は、今回は持ってこなかった。 成田を発つ前に、中村俊輔選手が左膝の故障で、この試合に出場しないことが確実だったので。 

アバディーンはストラカン監督が昔所属したチーム。 花のアバディーンという高雅な名前ももつ。 また昨季はセルティック、レンジャーズに続いて第3位のチームでもある。 アバディーンのサポーターは、メインスタンドとリスポン・ライオンの1階席に挟まれた狭いところに押し込まれている。 最近ではサポーターの動きを監視するためか、警察官も要所要所に詰めている。 セルティック・パークでは既に選手達が準備運動をしていた。 音楽が流れ、地域のサポーター(特に子供)を巻き込んで、ピッチで紹介するようなイベントが続いていく。

午後3時。 試合開始の前に、センター・サークルに両チームの選手が勢ぞろいし、その後セルティックの選手は必ず円陣を組む。 試合開始。 セルティックのGKは最初の選手紹介ではボルッチ選手だったが、試合にはMブラウン選手になっていた。 セルティックは前回の公式戦より18日の間が空いており、久しぶり。 温度は最低は4度、最高で10度ということで、かなり厚着していても寒い。 試合の前半はセルティックがボールポゼションで圧倒的。 選手も軽快な動き。 試合開始早々セルティックがCKを得る。Sブラウン選手が蹴る。 ゴール前に入ったボールをヤロシク選手がヘディングでボールをヘッセリンク選手に。 ヘッセリンク選手はヘディングでゴールネットに押し込み先制の1点をゲット。

乗りに乗ったセルティックは、今度は右MFのマクギディ選手がドリブルで持ち込みシュート。 2:0で前半は終了。 セルティックがゴールする度に観客は総立ち。 足を踏み鳴らし、あのお馴染みの”チャンチャンチャンチャン・チャラララア~ン”という短いフレーズをアガリ・トーンとサガリ・トーンで繰り返す。 一頻り喜びを発散させると席に一斉に着く。 観客皆馴れている。 2階席の最前列に4,5人の若者が、左斜め下のアバディーンのサポーター席に向かって、腕を振り回して、力瘤を誇示したりして、相手サポーターを威嚇する。 度々威嚇するので、警官が再三注意しにくる。 2階席の上段には小学生らしき大勢の一段が座席を叩いて応援。 最後には警官が留める程大きな音。

後半は少し中だるみの試合になる。 イージーなパス・ミスも多くなるなか、Sブラウン選手が鋭い走りでボールをキープしてPA内右からパスをクロスに入れると、マクドナルド選手が3点目。 セルティックのこの得点獲得の3パターンは、中村俊輔選手がいないセルティックの今季の勝利パターン。 とはいえ、後半は単調なゲームになり、見ているのは少々つらかった。 試合の後半最後10分前ぐらいから観客は退場し始める。 最後まで見届け、バスにもどるも、30分程度どのバスも駐車場で待機命令。 6万人の観客が一同に移動するので、道路にあふれる観客の安全を優先するため。 

中村俊輔選手がこの11月28日のシャフタル・ドネツク戦で、最後5分前くらいに席を発ち、ロスタイムの劇的なドナティ選手の勝利弾には立ち会わなかったというが、中村俊輔選手が有名なので、観客に囲まれない為の措置だと思う。

セルティックの今季は3得点で快勝というゲームが多いが、攻撃パターンのオプションは多くない。 例えばマクドナルド選手が強豪相手にワークしない場合、Sブラウン選手が強豪相手に防衛専守のワークしかできない場合、マクギディ選手のドリブルが相手に読まれて押さえ込まれたり、マクギディ選手が自分で長い間持ち過ぎて、自分でシュートする選択が多いので、セルティックの他の選手がマクギディ選手を助けに行くというシーンはほとんどない。 そのような試合の時は得点に結びつく攻撃の他のオプションがないようなのだ。 中村俊輔選手の入ったチームの攻撃の多彩さは、残念ながら、復帰するまで見られない。 

尚、12月1日の第15節アウェーでのハーツ戦は1対1で勝ち点1でセルティックはSPLで1位をキープ。 レンジャーズとは2ポイント差。 また中村俊輔選手は12月4日のUEFAチャンピオンズ・リーグ、サン・シーロでのACミラン戦には欠場の為帯同されず。(続く)


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