バルサが降ってくる中村俊輔の上に！

12月20日UEFAチャンピオンズ・リーグの決勝トーナメント1ｓｔレグの抽選がスイスのニヨンで発表になった。　中村俊輔選手の所属するセルティックは、何と中村俊輔選手を始め、マクマナス選手やマクギディ選手もどうせ当たるならバルサと言っていたが、その望みが叶えられた。　特に中村俊輔選手は昨季のチャンピオンズ・リーグの決勝トーナメントにはACミランと試合したいと言っていたのが、それが的中してかなったことから、今回も望み通りの世界のトップレベルの強豪を引き寄せる、強運の持ち主。

また今朝のスポーツ・ニュースでも、中村俊輔選手の左膝の故障の箇所が、今まで言われていた靱帯損傷とか、神経系統の痛みではなくて、腱が傷ついていることによる痛みであることが判明。　来週ぐらいからランニングが可能というチーム・ドクターの所見が出ているということである。　走り始めてから2週間、その後ボールを使ったトレーニングが2週間、そしてチームに合流して2週間ということであれば、戦列復帰は早くて1月末、遅くとも2月中旬には間に合いそう。

12月16日に横浜スタジアムでクラブ・ワールドカップのACミラン対ボカ・ジュニオールスの決勝戦を観た帰り、夜の11時過ぎに、港区の古川橋から芝公園に抜ける道で、東京タワーを見た。　何と、何と、東京タワーの第一展望台のところに大きなピンクのハートが浮き出ていた。　日本の中村俊輔選手のファンは皆、早く左膝の痛みが癒えて、試合に出場して素晴しい活躍をしてくれるのを待っている。　Lalaの知り合いにも、お好きなビール断ちをして祈念している方もいるほど。　

中村俊輔選手が10月27日の試合以降は出場していないので、ファンはニュースでその写真も見る機会がぐっと減ってしまった。　Lalaが11月のグラスゴーで撮影してきたスナップショット（中村俊輔選手が他のファンの方にサインしたり、手土産の説明を受けたりなどしているところを撮らせてもらっているので、目線があった写真ではない）を大切に宝物にしていたが、その一部を12月4日に掲載した「グラスゴーのクリスマスと中村俊輔、そしてバルサのデコ」で公開したところ好評だったので、追加してファンの皆様に公開します。　多分、3回シリーズくらいを予定。

さて、セルティックの公式HPに早速そのバルサとの対戦について記事がでていたのと、その他地元メディアにもかなり取り上げられていたので、一部要約してご紹介・・・・

セルティックは今までバルサと4度試合をしている。　03/04季のUEFAカップで2回（その時はセルティックがバルサを倒して、勝ち上がる）とUEFAチャンピオンズ・リーグで2回。　試合結果はセルティックの1勝2分1敗ということだがら対戦成績でいえば、バルサとどっこいどっこい。　03/04季のUEFAカップでは、ホームで1対0で勝利し、カンプ・ノウで引分けでクオーター・ファイナルへ、04/05季のチャンピオンズ・リーグではホームで3対1でバルサに負け、スペインのアウェーで1対1の引分け。

この抽選会に出席したセルティックのCEOピーター・ロウウェルは言う「大いに期待が持てる試合だ。　いままで上位とあたるといつも負け犬だったけれど、この組み合わせは素晴しい。　我々はバルサを良く知っているし、セルティック・パークに迎えるのが楽しみだ。」

また、今季のUEFAチャンピオンズ・リーグのグループ・ステージでバルサと闘った同じグラスゴーの宿敵レンジャーズのウォルター・スミス監督（一時スコットランド代表監督）は、メディアで、セルティックが当たることになったバルサの最新情報等いつでもセルティックに提供して同胞が決勝トーナメントを勝ちあがれるように役に立ちたいとコメントしている。

ストラカン監督はいう。　「本当のことだ。　セルティックがベストの状態だと、誰が来ても打ち負かすことができる。　ホームでは自分たちが思い描いていたような試合運びができて、勝利できる。　だからどうなるかわからんよ。　この抽選でバルサにあたったということに満足している。」

決勝トーナメントの第1節は2月20日セルティック・パークで。　第2節は3月4日スペインのカンプノウで行われる。