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小雪舞う浦和スタジアムから2010年WC予選、対タイ戦で幕開け-セットプレイで3得点。 4対1の勝利 [サッカー日本代表]

2月6日は昼頃から霙が雪に変わった。 夜になっても雪は降り続ける。 浦和スタジアム午後7時過ぎ、気温2度。 2010年サッカーワールドカップが南アフリカで開催されるが、その予選が始まった。

試合はほぼ日本が攻撃するワンサイド・ゲーム。 タイ選手、平均身長は日本代表より低いということだが、体躯はガッチリした選手が多くて、結構スタミナありそう。 それでも日本代表のパスワークが勝り、ボール支配率も高いが、ペナルティ・ボックス付近に来ると、タイ選手の守備が固く、なかなかシュートの形に持っていく事が出来ない。 それでも攻撃を続ける日本代表は、CKやFKのチャンスを作る。

前半20分、大久保選手のドリブルにタイ選手がファウルで、PA正面近くで絶好のFKのチャンス。 キッカーは遠藤選手。 素晴しい右脚のスウィングで少し弓なりになりながら、ゴールネットに入る瞬間にバウンド。 相手GKはほとんど動けず。 G-o-o-o-a-L!!!

遠藤選手腕を振り上げ大喜び。 日本代表が集まって喜びあっているが、その一分後にタイ選手のカウンターでたった2つのパスで攻め込まれ、豪快なミドル・シュートを決められてしまう。 今度は日本の守護神GK川口選手がほとんど動けず。 1対1の同点になってしまう。

後半、山瀬選手が左コーナーよりをしぶとくドリブルでキープ。 一度タイのディフェンダーにゴール近くでボールを奪われるが、そのパスが運よく、ゴール際に詰めていた中村憲剛選手の足にあたり、そのこぼれ球を大久保選手が押し込む。 G-o-o-o-a-L!!! 大久保選手が喜びを表す。 少しほっとした表情。

その後、日本選手の緊張も解けて、攻撃が多くなる。 それでも流れからのFWのシュートは相手GKの手にあたったり、ゴールをそれたり、MFからのミドル・パスはバーの上になってしまうなど、惜しいチャンスは数々あるがジャスト・ミートにはならない。 

左コーナーよりでまたFKのチャンス。 中村憲剛選手が蹴ると、そのボールはゴール前で待ち構えていた中澤選手がその高さを活かし、他の選手より頭2つ分くらい高いジャンプでヘディング。 G-o-o-o-a-L!!! カメラはその瞬間喜ぶ岡田監督を映し出す。 喜んだ後、目をつぶり、ほっとした表情を見せる。 初戦を確かなものにした安心感が出ていた。

最後は、途中出場の巻選手が、左CKを遠藤選手が蹴って、そのボールを右サイドよりのゴール端で待っていて、ダイビング・ヘディングを豪快に決めてダメ押しのG-o-o-o-a-l!!! 4点目。

やはりセットプレイの威力はこのような試合では有効。 絶対的なストライカーがあらわれにくい日本代表にあっては、不可欠の要素。 雪の降る浦和スタジアムでは白い息を吐きながら懸命にボールを追いかける選手を見て、これからまた新しい予選が始まったことを実感。 初戦勝利おめでとう。


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