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CLTバルサ戦直後、セルティック2試合、引分け・・・これはチョット痛い! [サッカー]

3月9日はスコッティッシュ・カップの対アバディーン戦。 
非常にピッチコンディションが悪い中、アバディーン監督が、セルティックの中村俊輔選手とマクギディ選手には徹底的にマークをつけて、あの2人には絶対仕事させない・・・とチームに戦術を伝授していたこともあって、セルティック苦戦。 試合はセルティックが支配する優位は変わらず。 ただ両チームとも、何か子供が群がってサッカーするような印象を受ける・・・何かボールがあるところにダダッと密集してしまう戦い方。

前半20分、マクギディ選手から絶妙のパスを受けて、FWヘッセリンク選手がゴールを揺らすも、惜しくもオフサイド判定。 その2分後、今度は左守備的MFスノ選手から中村俊輔選手にいいパスが出て、中村俊輔選手右足でシュート。 惜しくもゴールバーを越える。

前半40分、中村俊輔選手とマクギディ選手のワンツーでパス交換(最近、この2人の連係コンビネーションは非常によくなってきている)から、相手陣内に攻めあがる。 マクギディ選手からのパスをヘッセリンク選手がヘディングでシュート。 相手GKははじいたボールをゴール前に詰めていたFWマクドナルド選手が押し込もうするが、あせったせいかそれてしまう。

アバディーンのGKが冷静で、かなり危ないシュートもファイン・セーブ。 セルティック攻撃の手を緩めることはないが、どうにもゴールに結びつかない。

後半もマクギディ選手からのクロスをヘッセリンク選手がヘディング・シュートするが、ゴール枠内を捉えることができない。 再度、スノ選手のパスを受けて、中村俊輔選手シュートするも、相手GKがファイン・セーブ。 惜しい。 続いてスノ選手の稲妻のようなミドル・シュート。 これも相手GKがセーブ。 

後半19分、中村俊輔選手左CKにマクドナルド選手がヘディングで合わせるも、ゴールならず。 セルティック選手交代。 マクドナルド選手がサマラス選手に。 スノ選手がドナティ選手に。 後半24分。 アバディーン選手はカウンターチャンス。パス交換でセルティック陣内をスピードよく攻めあがると、GKボルッチ選手を翻弄するシュートで先制点。 非常に喜ぶアバディーン監督。 渋~い表情のストラカン監督。

時間はどんどんなくなる。 それでもあきらめないセルティックの選手達。 後半ロスタイム、センターラインよりから左守備的MFドナティ選手がFWサマラス選手にスルーパス。 FWながらパス・ワークが巧いサマラス選手がそれをヘッセリンク選手に繋ぐと、ヘッセリンク選手が渾身のヘディング一撃。 セルティックこれで1対1の同点引分けとして、スコッティッシュ・カップ戦ではトーナメント勝ち抜けを決める再試合が決定。 セルティック踏み止まった。



3月12日(水)SPL第30節対ダンディ・ユナイティッド戦、セルティック・パークで午後7時45分キックオフ。 後半雨。
SPLの通常の試合だが、今季の冬の天候の悪さなどから、ここずうっと1週間2試合の過密スケジュールが組まれている。 15日(土)も対マザーウェル戦。

セルティック・パークで行われた試合は、FWサマラス選手がいつものヘッセリンク選手に代わり先発出場。 守備的MFにはドナティ選手やハートリー選手の代わりにスノ選手が先発出場。 

セルティックは前半、開始早々、中村俊輔選手は連系パス・ワークから、右PA近くから鋭いシュートを放つも、ゴールポストを直撃。 右SBヒンケル選手、右守備的MFブラウン選手と連係もかなりよく、オーバーラップを見せて、シュートチャンスを演出。 セルティックは前半の最初はボールを支配している。

ダンディ・ユナイティッドは、今季はかなり調子を上げてきており、上位3番目になろうとしている、チームとして意気盛ん。 しかも今季前半とはかなり選手を入れ替えており、体格の大きな、がっしりとした選手が目立つ。 セルティック選手が皆華奢に見えるほど。 ダンディ・ユナイティッドの選手は足元へのチャージではなく、セルティックの選手の体に両手をつけて押し倒したりするファウルが非常に目に付く。

今回ダンディ・ユナイティッドの度重なるファウルのターゲットになったのは、FWマクドナルド選手と右守備的MFスコット・ブラウン選手。 この2人にはかなり頻繁なチャージ。 審判はどういうわけか、相手選手のファウルにしないことが多く、最後にはスコット・ブラウン選手は切れてしまう。 どう見ても、マクドナルド選手とスコット・ブラウン選手にはPKが与えられて当然。 その審判のかたよりもあり、ダンディ・ユナイティッド選手のセルティック選手つぶしが目にあまる。

試合はセルティック優位のダンディ・ユナイティッドは守備重視のカウンター狙い。 このカウンター狙いの攻撃にはボルッチ選手がなんなく対応。

問題はセルティックの攻撃。 中村俊輔選手非常に多くのCKや、少し遠めのFKチャンスを得るが、ダンディ・ユナイティッドの選手達のゴール前にいつも6,7人が固めており、体格がよいこともあり、セルティックの選手達が場所取りでは負けている。 そのため、折角の中村俊輔選手のうかし気味のパスがほとんどダンディ・ユナイティッド選手のヘディングでクリアされる。 しかもセカンド・ボールを拾う位置にもセルティックの選手がいるということがなく、チャンスが逆に相手のカウンターの好機になってしまっている。

マクギディ選手も左を得意のドリブルであがるが、やはりつぶされるシーンが多く、チャンス・メークにならない場合も目立つ。 折角クロスを上げても、セルティックのFWのヘディングは不発。 この試合はマクギディ選手とマクドナルド選手の疲労が色濃く表情にも見て取れた。 先発したFWサマラス選手だが、ヘディングの精度というか角度がいま一つ。 ヘッセリンク選手の鋭さはない。 そのため、中村俊輔選手やマクギディ選手が再三チャンスをつくるも、最終ゴールに結びつかない。

非常にファウルを受けた、スコット・ブラウン選手、そして攻撃参加が得意な右SBヒンケル選手もかなり前戦に上がって鋭いシュートを打つも、ダンディ・ユナイティッドのGKがファイン・セーブ。 セルティックのGKボルッチ選手と同じボーランド出身で、しかも以前の所属クラブで、ボルッチ正GKの控えだったとか。 またダンディ・ユナイティッドでFWとして再三セルティックのゴールを脅かした選手も、セルティックからレンタルでダンディ・ユナイティッドに移籍。 できれば素晴しいパフォーマンスを見せて、見返したいところ。

前半、後半、両方とも試合運びは、最初はセルティック優位。 その攻撃に分厚い守備で耐えたダンディ・ユナイティッドがゲーム後半、落ち着いたプレイでセルティックを逆に圧倒。 0対0のスコアレス・ドロー。 これは、2月からの過密な試合スケジュールと、チャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント2試合、そしてレンジャーズに追いつかなくてはならないプレッシャーから、セルティックで非常に活躍してきているマクドナルド選手やマクギディ選手をはじめとしてかなり疲労が溜まっており、プレイの精度とスピードがすこし鈍っているのではと思う。 頑張れ。 ここが胸突き八丁だ。 



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