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SPL対レンジャーズ戦、セルティック連勝、光るプレイを見せた中村俊輔選手 [サッカー]

2008年4月27日(土)午後3時 セルティック・パークにレンジャーズを迎える。 先の16日に引き続き、セルティック対レンジャーズのグラスゴー・ダービー。 グラスゴーにしては珍しく青い空。 勿論、いつも曇天とか雨とか・・・という訳ではないが、試合中青い空だということのほうが少ない。 

セルティックにとっては、この試合負けたら、先の16日の素晴らしい無回転のミドル・シュートを放った中村俊輔選手の活躍で勝利したことが、無駄になる、必勝のゲーム。

一方レンジャーズは、UEFAカップで、4強に残っており、準決勝の第1節でセリアAのフィオレンティーナをホームに向かえスコアレス・ドロー。 すぐ第2節が待っている状態。 そのため、ここでセルティックに勝利してはずみをつけたいところ。 

16日の試合ではレンジャーズは引き分け狙いだったらしく、前半は守備的布陣。 27日の試合はあの有名なバリー・ファーガソン選手(スコットランド代表チームのキャプテン)が復帰し、かなり攻撃的な戦い方。 そのため珍しく守備がすこし荒い。 中村俊輔選手の入場の様子がアップで映し出されるが、いつもと違って、首を回したり、筋肉をほぐそうという動作。 風邪や捻挫で調子は上がっていないのか?

開始早々、後陣右サイドからSBヒンケル選手のロングのクロス・ボールが前線左よりにいたFWヘッセリンク選手の元へ、そしてヘッセリンク選手がヘディングで中央前に落とすと、すかさずいい位置にいたマクドナルド選手がボールを捕らえシュート。 セルティック早々に先制点。

レンジャーズの選手は前半から波状攻撃をセルティックにかける。 先の試合前半はセルティックのワンサイド・ゲームだったのとは様相が異なる。 そのため、セルティックはヘディングでクリアする時間帯。 レンジャーズはCKやFKを度々ゲット。

前半15分、左CKを中村俊輔選手が蹴り、ゴール前にいたコールドウェル選手の頭にピンポイント。 しかしクリアされる。 右CKロブソン選手が蹴るが、すこしそれてしまう。

前半17分、レンジャーズは左CKをニアに蹴り、レンジャーズの選手がセルティック3人の選手の間を割ってヘディングで同点。 その後、バリー・ファーガソン選手がマクドナルド選手にファウルを仕掛け、右サイドでセルティックFKを得る。 蹴るのは中村俊輔選手。 慎重にボールをセットすると、鋭いシュート。 ボールはゴール右上隅を狙って突き進むが、レンジャーズのGKアレキサンダー選手が必死のクリア。 ボールの威力でゴールネット隅に倒れてしまうほど。

そのごセルティックとレンジャーズは一歩も退かず。 タックルとハイボールとヘディングの競演。 またレンジャーズはCKのセットプレーで2点目。 レンジャーズは再三攻め込み、最後のボールをセルティックがクリアするとCKのチャンスが多いので、2点ともCKでやられるパターンはちょっと痛い。

前半終了間際、左サイドにいたマクギディ選手からパスを受けたマクドナルド選手は、ゴールまで少し距離があったが、浮かし気味のボールでネットを揺らし、セルティック2対2に追いつく。

後半、開始早々、マクギディ選手が前半のお返しとばかりバリー・ファーガソン選手にタックルを仕掛ける。 グラスゴー・ダービーは因縁のといわれる試合なので、どうしても双方熱くなる。 中村俊輔選手も再三レンジャーズの選手から体を抑えられるなどチャージを受ける。 

後半の中頃、相手チャージが足にきたセルティックのキャプテン・CBマクマナス選手が負傷交代。 若いオデイ選手が入る。 ヘッセリンク選手の代わりにサマラス選手が入る。 交代早々、ピッチの真ん中あたりで中村俊輔選手がディフェンス陣よりクロスを受けると、そのままダイレクト・ボレーで長く高めのボールをPAより少し手前にいたマクドナルド選手に上げる。 

マクドナルド選手は距離を測りながら走り出すと、後ろにいたレンジャーズの選手は堪らず両手でマクドナルド選手の体を引き倒し、PKをゲット。 このPKをロブソン選手が、後ろからかなり距離をとって走りこみ、GKがセーブに跳んだ反対側、左隅に蹴りこみ、セルティック3点目。

レンジャーズのスミス監督が何度も映し出される。 レンジャーズも必死。 レンジャーズの2名の選手が負傷交代。 これで、レンジャーズ、ファースト・チームの8名の選手が故障者リスト入り。 セルティックよりは選手層が厚いといわれているが、UEFAカップや、SPL6試合あり、かなり厳しい状態。

後半終了近く、右サイドよりで駆け上がる中村俊輔選手にレンジャーズのディフェンスがまとわりつく。 後半ロスタイム、またしても右サイドでボールをキープして責めあがろうとする中村俊輔選手にレンジャーズは堪らずタックルを仕掛け、レッド・カードで1発退場。 試合終了。

これで対レンジャーズ戦2戦で、中村俊輔選手の攻撃を止めようとレンジャーズ2名の選手がレッド・カード。 得点もさることながら、あきらかに連覇への道筋づくりに貢献。

 

試合後に、マクドナルド選手の2発について、自身のコメントが出ていた。「試合前、非常に緊張して、コーヒーを5杯もがぶ飲み。 16日は折角のPKも失敗して、得点もできず散々。 27日の試合でもしレンジャーズに負けたらどうしよう。 2005年のマーティン・オニール監督(セルティック)の時代、セルティックとレンジャーズが首位争いをしていた時、マザーウェルに所属していたマクドナルド選手は、対セルティック戦で得点を挙げ、セルティックを負かし、結果レンジャーズが優勝した・・・ということもあって、27日にもし自分が得点できず、セルティックが負けたら、いてもたってもいられない。 セルティックを2度も優勝を阻害した選手として糾弾されるぅぅぅ。。。。」

 


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