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スコッティッシュ・カップ対STミレン戦、相手の術策にのり自滅したセルティック [サッカー]

2009年3月7日スコッティッシュ・カップ8強によるセミ・クオーター・ファイナル。 12時15分キック・オフ。 セルティックの対戦相手は、1週間前SPLのリーグ戦で7対0と大勝した相手。

スコッティッシュ・カップの為に、先週は1週間で3試合という過密ぶり。 しかもこの日はお昼だったけど、雨が映像でも捉えられるられるほど降り、風も始終吹いて、ピッチ・コンディションは悪い。 STミレンはスタジアムを新しくしたという事で、この対セルティック戦は杮落としという非常に重要な試合。

セルティックの先発は3月4日のキルマーノック戦と同じ。

前半開始早々から積極的に動いているのはSTミレン。 どういうわけかピッチの片側、左サイドのみ使っている。 セルティックに7対0と敗れた時、ほとんどの得点源はセルティックの右サイドだったことをSTミレンの監督は良く研究したと思える。 そしてセルティックの選手には後ろから体ごとぶつかるファウル。 フィジカルに強いスコット・ブラウン選手やマクドナルド選手も手を焼くほど。

時折、クリア・ミスや苦し紛れのクリア・ボールが右サイドに流れてくるだけで、左SBオディ選手や左攻撃的MFマクギディ選手の回りには群がるSTミレンの選手達が。 中村俊輔選手のボールに触る回数チャンスもほとんどなし。 たまにこぼれてくるボールを処理する右SBヒンケル選手との連系にも影響が出て、パスが回らない。

それでも前半セルティックのチャンスを作ったのは中村俊輔選手。 中央でボールを受けると右サイドに少し時間を稼ぐドリブルで持ち込むと、ゴール前に走りこんできたマクドナルド選手に絶妙のピッタリ・クロス。 マクドナル選手ヘディングでゴール。 セルティック先制点かと思われたが、オフサイド判定。

前半はSTミレン選手8人ぐらいが守備で固める左サイドで、セルティック攻撃らしいチャンスはなく、セルティックには珍しいカウンター攻撃。 数回のCKもゴール前ではじかれてしまう。 マクギディ選手など何度もファウルを仕掛けられても審判がファウルをとらない。

後半、前半ほど左サイド一方ということはないが、右サイドの選手と左サイドの選手で疲れの度合いの影響か、微妙にパスがずれ始める。 連系もいまひとつ。

後半9分、右サイドの中村俊輔選手から中央にフワッとしたパスが出るが、それが駆け上がってきたマーク・クロサス選手と、STミレン選手の中間に落下。 そのボールを奪ったSTミレン選手はカウンター攻撃。 そのままセルティックのゴールを目指す。 マクマナス選手がスライディング・タックル。 それでもボールはゴール前にころがるのを、コールドウェル選手が蹴りだす。 このスライディング・タックルがイエローになり、STミレンのPKになり、ボルッチ選手最初右(ゴール前から見て)に体重移動して左に思いっきり横っ飛び。 そこをSTミレン選手ゴール右隅に鋭いシュート。 STミレン先制。

その後、セルティックはコルサス選手をサマラス選手に、オディ選手を若手に選手交代。 4-3-3の布陣に、マクギディ選手と中村俊輔選手のポジション・チェンジ。 必死のセルティックの攻撃も結局ゴールを割れず、最後の2シュートはオン・ザ・ターゲットなれど、相手GKが確実にキャッチ。 得点出来ず。 

セルティック敗れて、スコッティッシュ・カップ4強入りを逃す。


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