SPL第37節:対ハイバーニアン戦、研究されていたセルティック、ゲームは支配すれども点とれず [サッカー]
2009年5月17日SPL第37節。 アウェーのエジンバラで対ハイバーニアン戦。 快晴。
16日の試合でレンジャーズが勝ち点3を積み上げているので、ここは勝つしかないセルティック。
先発はオーソドックス、スコット・ブラウン選手がもどってきているので、守備的MFはハートリー選手を組んでいる。 先の試合で点を入れたサマラス選手はそのまま。
ハイバーニアンもクラブ・カラーはグリーンなので、スタジアムはグリーン一色。
前半序盤からセルティックが優位。 ハイバーニアンは全体に守備を固め、カウンター狙い。 セルティックはPA外からゴール前にクロスを上げて、FW2人が果敢にシュートを打つも、ゴール前に分厚く固めたハイバーニアンのディフェンスをかいくぐることあたわず。 ハイバーニアンのGKも手堅く危なげなくボールを処理する。
前半からボールをチェイスする中村俊輔選手。 右サイド先行するハイバーニアンの選手に追いすがると、体を巧く前に入れて、ターンしながらボールを奪うと、そのままダッシュ。
圧倒的にボールを支配するセルティックなれど、どういうわけか、ゴール前のシュートがことごとくセーブされたり、ポストにあたったり、おしいところでそれたり。 度々のCKは中村俊輔選手が蹴るが、ゴール前に待ち構えているセルティックのヘディングが、どういわけか真上にヘディングしたり、ゴールを狙った角度でなかったりと、出来がよくない。 結果、ゴールが遠い。
なかなか点が入らないことに、セルティックの選手は苛立ってきたのか、だんだ個人プレイばかり。
これは後半に入っても同じ。 たまにハイバーニアンがボールカットしてカウンターに持ち込んだプレイのほうが流れがあって、フィニッシュもオンザターゲットのシュートになる。 セルティックのGKボルッチ選手のファイン・セーブでどうにか得点を許さない。
後半に選手交代。 ヘディングが決まらなさすぎのサマラス選手をヘッセリンク選手に。 早々にイエローもらって、プレイがかみあわなかったスコット・ブラウン選手をマロニー選手に。 攻撃陣を分厚くしたセルティック。 ゴール前のハイバーニアンの壁を崩せずどんどん時間は過ぎる。 それでも見ている側には得点の匂いのしない空回りしているセルティック。
後半の左CKはハートリー選手と交互のようだったけど、最後左CKを蹴る中村俊輔選手の表情のアップが。 このボールはかなりいい角度でゴール前に落ちたが、ハイバーニアンのGKが右サイドでジャンプしてキャッチ。
最後、右サイド、PA外で、フリーになった中村俊輔選手、ボールを受けて、そのままミドル・シュートを放ったが、ゴール前に陣取っていた、ハイバーニアンの一番背の高いDFが頭で受けて、そのままボールはゴールバーの上のほうに流れた。 残念。 セルティック、いいところなく0対0で、レンジャーズに2点ビハインド。 後1試合。
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