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中村憲剛選手の発想の転換 [2010FIFA南アWCに向けて]

2010年南アWCに向けてますます百花繚乱とばかり、いろいろな企画やコメントが出ているし、貶すことしか考え付かないサッカー評論家と自称する人たちが集まって戦う前から敗戦予測する雑誌も書店で見るが、一体誰が買うのか。 こんな雑誌買って、日本代表のどこが強くなるというのか。 全く時間もエネルギーも金の無駄遣い。

さて以前紹介したSportiva2010、2月号の中から、DSC01029雑誌表紙1.jpg

中村憲剛選手のインタビュー記事から面白そうなところを紹介する。

2009年9月5日の対オランダ戦後、・・・これをきっかけに、憲剛は発想の転換を図った。

「例えば、右サイドで俊さん(中村俊輔)が左足にボールを持ち替えたとき、もうDFラインの裏を見てる。 だったらオレは、そこへ近寄って組み立てに参加するより、2トップの間や、FWの空けたスペースに入ったほうがいい。 今までは、自分がボールに触りながら起点になって次へ、っていう形が多かったんですけど、そこはもうできてるんだから、オレはフィニッシュを狙ったほうがいいんじゃないか、と。 それをオランダ戦ですごく感じて、実行に移したのがガーナ戦でした」

オランダ戦から4日後、効果はすぐに表われた。・・・自陣から敵陣ペナルティエリア内は走り込んでラストパスを受けるまでの間、まったく組み立てには関わっていない。・・・その後の試合でも、フィニッシュに目覚めた憲剛は、積極的にゴール前へ飛び込むようになっている。

「人数を増やせば、得点の確率は間違いなく上がるわけだから。 人数をかけて攻撃に出て、もしはね返されても、みんなで戻ればいいじゃん、って。 その運動量を惜しむな、ってことだと思うんですよね。 それをやらないと、オランダみたいな相手には絶対勝てないから」

・・・自分に何ができるか、ではなく、自分が何をしなければならないか、を考えた末の変化。 だからこそ、フロンターレでのそれとは180度異なるキャラクター――出し手から受け手へ――も務められる。

「・・・オランダは本気じゃなかったかもしれない。 でも、前半のスナイデルなんてメチャメチャいら立ってたからね。 思ったよりうまくいかなくて、日本を嫌がってるんだなっていうのを感じたよね。。。。」


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