白川郷へ [旅]
2010年2月21日 バンクバー・オリンピックも調度中間点。 高橋選手の銅メダル、中継時間帯にお昼を合わせてギリギリ観戦。 そして土曜日はまた会社にフル出社。 いまTV局では前半戦を振りかえってまとめて映像流しているけど、スノーボードの国母選手のパフォーマンスも印象的。 国母選手はスノーボード大国米国の予想でも銀メダル確実とされた、金メダル候補だった。
いい年をした大人が21歳の国母選手のユニフォームの今風な着こなしを批判していたけど、恥ずかしいのは、ある程度社会的地位にいる見識が必要(?)な人が、平気で国の威信がかかっているオリンピック大会で日本を代表する若手の有望選手を人前で批判すること。
Lalaは国母選手の気概の表れが自分の着こなしを貫いたのだと思う。 11歳でプロのスノーボード選手になり、世界大会でも結果をだしてきた国母選手。 大事な試合前に不要な批判をするのはいい年をした大人のすることではない。 国母選手は17歳でトリノ・オリンピックに出場している実績のある選手。 若き日に、そういう気概を表していたのはかの日本歴史上傑出した人物の織田信長。
歌舞くのもとの意味は“傾く(かぶく)”で、安土桃山時代に、戦闘服であった武者姿に趣向を凝らして美々しく装いを競ったものが、若者が当時の着こなしの斬新さを競ったことを傾(かぶ)いていると表現した美学。 当時傾いているといわれていたのは青少年時代の織田信長。
さて、飛騨高山を後にして、観光バスが向かったのは白川郷。 ついたのは午後4時頃。 おもっていたより雪の量が少なくて、バスはスムーズに到着。 大きなまだガラガラの駐車場の片隅にバスは止まって、川向こうの白川郷に向かう。
以前訪れた五箇山集落よりも数倍も大きな集落。 雪の白川郷を撮影するスポットは駐車場より左手の展望台。 橋を渡って白川郷、そして内部を拝見できる3つの有名な家の一つ神田家に。
神田家では1階の板の間に大きな囲炉裏が切ってあり火が赤々と燃えており、一気に気分はタイムトリップ。
白川郷と五箇山の違いを教えてくれたのはバスの運転手さん。 白川郷は川のほとりに規則正しく、東西に棟をそろえてどの家も建てられていること。 玄関は横に(横という意味は普通に一軒屋を描くと正面に玄関をかくが最近の一軒屋は狭い敷地に立てる場合があるので、道路に接地した狭い部分に玄関があるのも普通になったので) 白川郷の合掌造りの家の棟木は縄のみで締め付けている。 それ以外、木釘など一切使っていない。 (続く)
12月に白川郷・五箇山行きました。まだ雪が降っていなかったので、このような美しい景色まであと一息という状況でした。
やっぱり雪の合掌造りの方が、きれいですね。
by 好(ハオ)くん (2010-02-21 22:28)
好(ハオ)くんへ、
ご訪問ありがとうございます。 今年の冬は雪が少ないようで、白川郷も五箇山も合掌造りの屋根には雪はあまりのっていませんでした。 それでも雪のなかの合掌造りの集落は感動ものでした。
by Lala (2010-02-22 00:11)