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09/10UEFAチャンピオンズ・リーグ準決勝バルサ対インテル・ミランを観る [UEFAチャンピオンズ・リーグ]

2010年4月24日 ようやっとの土曜日。 今週は色々あった。 会社で。 とてもストレスフル。 とはいいながら、冷静に考えてみたら、昨年の今頃、会社は新川から大手町に引越し準備で、そして仕事もかなり大変だった時期。 その1年の決算というか、棚卸しとか、それを行うべき4月。 これは会社にとっても、自分にとっても。

さて、重要な試合で結果が明らかなバルサ対インテル・ミランの試合を観た。 バルサは完全アウェーの状態。 アイスランドの噴火の影響で、バルセロナからイタリア、ミラノに長距離移動をバスで行うことになったバルサ。 14時間。 途中ホテルで1泊。 今週のバルサはまずラ・リーガで対エスパニョールをアウェーで闘い、バルサのいいところを消される試合展開で思うようなサッカーが出来ず。 これはバルサの出来が悪いというよりは、エスパニョールの運動量とスピードと気迫に蹴落とされるということで0対0. メッシが完全に抑え込まれた試合。

そして直ぐバスでの移動。 スペイン・リーグでも特にユースの場合は国内でもバスで10時間ぐらい長距離移動は普通にあるから、カンテラ育ちの選手が多いから、あまり影響ありません・・・など間抜けなコメント出すアナウンサー。 カンテラ時代は年齢も10代、バルサのトップ選手ともなれば回りの環境も違えば、年齢だって20代。 これで同じようなコンディションに影響がないわけがない。

試合開始前から一番ゲッソリしてみえたのがバルサのグアウディオラ監督。

バルサの国際試合でのアウェーのユニフォームは濃いピンク色。 とってもバルサらしくない色。 対するインテル・ミランは青と黒の縦縞。 ホームでの試合で自信に溢れ、精悍な面構え。 いわくあるエトオ選手、スナイデル選手など。 心に記すところ有り。 インテルのモウリーニョ監督はバルサ対策に普通はピッチまく水を止めさせたとか。 そして問題は審判団。 アイスランドの噴火の影響で、正式に決まっていた審判団がミラノにこれない影響で、急遽結成された審判団とか。 主審はモウリーニョ監督の親友でポルトガル人。 日本代表もアジアでの中東の笛というのが経験済みだが、バルサにとってはこれは完全にアウェーの笛。 これらの諸条件もアウェーならでは。

試合開始はバルサも動きは意外と活発。 相変わらずイブラヒモビッチのタイミングが少しあっていない感じ。 一方インテルはゾーン・プレスでイタリア、カテナチオのとても上手い守備。 バルサのパス回しはお好きなだけどうぞ。 でも危険地域に入ったら完全阻止するぞ・・・という具合。 自分たちのサッカーをしようとするバルサに対し、堅守でカウンター攻撃のインテル。 このカウンター攻撃のスピードの凄いこと。 エトオ選手のキリのような突破。 そして気がつかないけど、ここにいたスナイデル選手という展開。

バルサはそれでも難なくペドロの先制点。 それまでは危険なタックルもあまりなく、ファウルをとってもらえたバルサだったが、これ以降は全然別な展開に。 まず、インテルがフィジカル・コンタクトをいとわなくなり、結果バルサも応酬。 あちらこちらでファウルが。 審判の目の前のファウルはいいとしても、スピードある展開の試合で、ファウルが連続2,3個繋がっても最初のファウルをコントロールしきれない主審。 そして度重なるオフサイドの見逃し。 これが全体の試合に影響。

モウリーニョ監督は明らかにメッシ対策をとっていた。 対エスパニョールでもメッシは4,5人のエスパニョール選手に囲まれる場面が多かったが、対インテル戦では、メッシのドリブルする方向を読んで、有利な突破をさせないように、うまく誘導する方法が取られていた。 最後2人のDFにつぶされて転ぶメッシ。 そしてメッシはほとんどファウルを取ってもらえない。

時間が経過するにつれ明らかに動きの鈍くなるバルサの選手達。 それにバルサのGKバルデスも判断に冴えがない。 走るスピードもボールのスピードも落ちて普通のチームに。 一方インテルの鋭い動きは冴えて、縦の突破は凄い。 最初に同点弾を叩き込んだのはスナイデル。 してやったりの顔。 バイエルンのロッペンといい、インテルのスナイデルといい、とても精神の強さが前面に出て仕事していくタイプ。 この2人オランダ代表。 ここまで、まるでスパイナーのような仕事ができる日本代表の選手は・・・残念ながら見当たらない。 

普通の動きしかできないバルサ。 アウェーの笛。 何度かオンザターゲットのシュートもいつもより威力なくインテルのGKに普通にセーブされてしまう。 度重なる審判の笛に試合は途切れ途切れに。 運動量と集中力にいつもの冴えがないバルサに対し、鮮やかなカウンター攻撃のインテルが、3対1とバルサに勝利。

いいとこなかったイブラヒモビッチ。 押さえ込まれ何度もピッチにころがったメッシ。 動きも判断も鈍かったバルデス。 中盤で目立たなかったシャビ。

こんな試合もあったといわれるようなバルサにとっては不本意な試合。 今度はホームのカンプノウでリベンジだ。

スポーツ記事で、バルサの今までの試合の走る距離の平均と比べても、10%~15%も走力がなかった試合だったとか。 特にイブラヒモビッチの不調が。 ところで何でアンリを使わなかったのか?

 

 

 


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