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雑誌“サッカー小僧”が伝えるワールドカップに向けて準備するサッカー強国―イングランド [2010FIFA南アWCに向けて]

サッカー小僧の最新号(平成22年5月12日発行)はワールドカップ特集号。 スポーツ誌もこぞってワールドカップの記事を載せているが、サッカー小僧の場合、びっしり記事が詰まっている分、面白い視点で書かれたものが多い。 そのなかで、今まで知らなかったが、本当?!と思う部分をご紹介。

1.カッペロ監督のイングランド代表: イングランドは、ヨーロッパ予選で10試合9勝1敗。 まったく他を寄せ付けない強さで本大会行きを決めた。 カッペロ監督は、予選中に完全にチームを作り上げ、現在は親善試合でCBやSB、FWの控えや、右MFをテストしている段階でチーム作りは、これ以上ないくらい順調だ。 

カッペロは、4-4-2の使い手だ。 旧来のカテナチオとは違い、中盤での非常にシステマティックで重厚なディフェンスが最大の特徴。 だが、あまりにアスリート色が強く、システマティック過ぎるとために、つまらないという評価を受けがち。 しかし、ACミランでは5年で4度の優勝、その後、レアル・マドリーで2回指揮をとって、その2度とも優勝。 結果を出すことにはかけては、並ぶものがない監督で、そのアスリート性を重視するチーム作りは、まさにフィジカルバトルを信条とし、ピッチを大きく走り回るイングランドにうってつけ。

2.イングランド代表、ウェイン・ルーニー: 自分がいい活躍をすれば、きっとイングランドもいい成績を収められると信じている。 今シーズンはマンチェスターUでも好調だし、自分でも止められる気がしないんだ。 自分がイングランドのためにW杯でプレーするなんて夢のようだよ。 いまでも信じられないような感覚なんだ。 でもフットボールの世界で有名になり、名前を刻みたいなら、W杯で勝たなければならない。 ジョージ・ベストやクリスティアーノ・ロナウドは間違いなく天才だよ。 でも、本当の名声を手に入れるには、チームをW杯制覇に導かなければいけないと思うね。

カッペロ監督の仕事ぶりは本当に素晴らしいし、イングランドに来てくれてよかったとみんなが思っている。 練習ではミスをしないように気をつけないと大変さ。 監督はすべてをくまなく記録しているからね。 スローインひとつでも、気に入らないものがあれば、すぐに修正させられる。 監督の下では、何もかもが正しくないとダメなんだ。 カッペロ監督のおかげでチームは(ユーロ2008予選の敗退から)自信を取り戻せたし、それに以前なら自分には代表でやる力はないと考えていた選手たちも自信をもてるようになったんだ。今のチームを見てもらえれば、それがわかるはずだよ。


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