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2010FIFAサッカーWC準々決勝スペイン対パラグアイ戦、スペインの攻撃サッカーが実った [2010FIFA南アWCベスト8]

2010年7月4日 午前3時30分。 その前のドイツ対アルゼンチンの準々決勝を見た後、2時間の時間を日本代表の対カメルーン戦の写真を整理して、ブログをUPしてから、観戦。 こんなことができるのも週末の休日だから。

スペイン代表対パラグアイ代表の試合は、もしあの決勝トーナメント初戦で日本代表がパラグアイ代表に負けなければ、スペイン代表対日本代表という、多分日本にとって、本当に歴史的大試合になるところ。 パラグアイ代表に120分では0対0だったので、パラグアイ代表の試合の仕方如何によっては日本代表の位置も推測できるかもしれない興味深い試合。

スペイン代表はやはりパス・サッカー。 パラグアイ代表は対日本代表戦とはことなり、守備的というよりは攻撃を意識したスタイルで再三スペイン陣営に攻めこむ、そしてスペイン代表のパス回しに果敢にパス・カット。 このスタイルは試合90分うち60分は続いた。 スペイン代表はシャビ選手やイニエスタ選手を中心に前線1トップのトーレス選手にパスやクロスを供給するも、トーレス選手の調子がいまひとつ上がっていないこの大会では、動き出しが遅れるのと、ドリブルのトップ・スピードにキレがなく、屈強なパラグアイ選手のDF陣に潰されたり阻止されている。

前半スペイン代表の目立った攻撃はシャビ選手の2本のミドル・シュート。 自陣ゴール前の堅守で有名なパラグアイ代表に対して、すこし苛立ちを見せたスペイン代表の気持ちを表したもの。 前半0対0で折り返し。

後半に入って、スペイン代表はトーレス選手にかえてセスク・ファブレガス選手を投入。

後半60分になろうとするところ象徴的なPKがまずパラグアイ代表にそしてその直後間もなくスペイン代表に与えられた。 パラグアイ代表のカルドソ選手、まず視線を左にそして右に。 右への視線のほうが目も大きく見開き時間が長かったので、少し時間かけすぎとおもったら、弾道はやはり右に、そしてスペインのGKカシージャス選手が右に横っ飛びでセーブ。

次ぎにスペイン代表のPKを蹴るのは、スペイン代表のなかでも落ち着いた印象のあるシャビ・アロンソ選手。 1度は先制点かと思われたが、スペインの他の選手の動き出しを咎められ、やり直しに。 少し集中が切れたシャビ・アロンソ選手のシュートはパラグアイ代表のGKに阻止。 やはり0対0.

パラグアイ代表はFWサンタクロス選手を投入。 

前半からスペイン代表のパス回しに堅守で対抗していたパラグアイ代表は流石に後半は運動量が落ちてきていた。 スペイン代表は後半はよりパスが回って、そしてパス・スピードも上げてなんとかパラグアイ代表の堅守をこじ開けようとする。 後半投入されたペドロ選手が右サイド駆け上がりシュート。 ゴール左ポストに当たったボールを拾ったのはビジャ選手。 ビジャ選手のシュートはこれまたゴール右ポストに当たったが、角度がよく、ボールはゴール内に吸い込まれた。 

最後パラグアイ代表の猛攻を防いだのはGKカシージャス選手。 終了間際、パラグアイ代表のパリオス選手が右サイドをかけあげり強烈なシュート。 カシージャス選手がはじく。 こぼれたボールをサンタクルス選手がシュート。 カシージャス選手の足がセーブ。 試合終了。

試合終了後泣き崩れるパラグアイ代表のパリオス選手。 あのPKを決めていれば・・・か、あの時の駒野選手そっくりな光景に、最後スペイン代表の選手も慰めに。


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