UEFAチャンピオンズ・リーグ、レアル・マドリー対ACミランを観る [UEFAチャンピオンズ・リーグ]
2010年10月20日 UEFAチャンピオンズ・リーグ10/11 レアル・マドリー対ACミランを観る。 レアル・マドリーのホーム、サンチャゴ・ベルナベウで、ACミランを迎える。 この試合については22日アディダスが中村俊輔選手をツイッターでのコメンテーターにする・・・という記事がスポーツ紙や、中村俊輔選手の携帯のサイトにも載っていた。
ということで、あまり試合の細かいことを書くと興ざめになるかもしれないが、この試合、選手達があのサンチャゴ・ベルナベウの有名な階段で待っているシーンから始まる。 サンチャゴ・ベルナベウのスタジアムは本当に大きい。 集容人数は8万3千人ぐらいだけれど、一番いい席は800ユーロから900ユーロという非常に高額になっているらしいが満員御礼。
この試合、ピッチで一番目立つのは元気なクリスティアーノ・ロナウド。 肉体改造したと思えるほど腹筋で有名になってしまったが、上半身、特に肩が異様に筋肉がついているようで、レアル・マドリーの白いユニフォームが肩から上腕にかけてピチピチ。 そしてエジルやイグアイン。
一方ACミランは一番映像に映しだされるのはロナウジーニョ。 1トップのイブラヒモビッチに右サイドからパト。 MFからDFにかけては有名な選手が揃っているけれど、ピルロやセードルフ、ザンブロッタなど。
細かい試合実況に近いコメントは中村俊輔選手にお任せするとして、チョットだけ。
前半開始早々、攻めこむレアル・マドリーに対して、パトのファウルでアッサリとかなりPAに近い中央から右よりでレアル・マドリーにFKを与えてしまう。 勿論蹴るのはクリスティアーノ・ロナウド。 あの仁王立ちパフォーマンスは健在。 わりと時間を置かないで低めの弾道で蹴る。 このシュートが、ACミランの壁の乱れたところ(どういうわけか、全員ジャンプするはずが、セードルフだけ立ったまま、しかも、クリスティアーノ・ロナウドのシュートは絶好調の鋭さが際立つ為、セードルフは一瞬体をゆがめてボールを避けている)で隙間が出来たところを凄い勢いで突き刺さって行く。
ACミランのGKは新しい選手のように見えたが、自陣の壁にさえぎられた、低い弾道でもあり、間に合わず。 簡単にレアル・マドリー先制点。 しかも、この1分後に左サイドを駆け上がったクリスティアーノ・ロナウドが中央にいたエジルにクロスを上げると、エジルはダイレクトで軽めのシュート。 このシュートがACミランのDFにボッコンという感じであたり、山なりになったボールはそのままゴール・バーすれすれに入ってしまう。 またしてもACミランのGKはタイミングも狂いなすすべもない。
エジルのラッキーなゴールで2点目。 前半15分でこの試合の見所が決まってしまった感じだった。 ACミランはピルロのFKもよかったけれど、スタッツでもレアル・マドリーのほうが枠内シュートが多く、ACミランは枠外シュートのみ。 1トップのイブラヒモヴィッチは最初はどんどん攻めこんでいたけれど、支援のパスがいまひとつ伸びず、後半からはかなりやる気が失せている感じだったし、ACミランの選手達、少し草臥れている感じ。 動きも遅い。 レアル・マドリーにかなり走り負けているし、プレシングも昔のACミランの比ではない。
レアル・マドリーはとっても楽しそうにプレイしていたこの試合。 最後インザーギが出てきて、ゴール前惜しいチャンスはあったけれど、2対0で、レアル・マドリーの楽勝。
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