SSブログ

Euro2012ベスト4となでしこジャパンの課題 [ヨーロッパ・サッカー]

Euro2012佳境です。 観た試合もあったけれど、かなりはニュースで。 同時期になでしこジャパンのスウェーデン遠征で対米国戦は見ることができた。

Euro2012でいえば、スペイン、ドイツ、ポルトガルが勝ち進んできているが、多分ポルトガルがベスト4になると予想していた記事は少なかったような。 Cロナが今季絶好調でバロンドールの最有力候補だが、その絶好調さがポルトガルのチームを押し上げているという印象。 監督がCロナが度々バーにシュートを当ててしまうので、決定力不足とコメントしていたけれど、点が入りはじめたら個人の突破力がチームを引っ張っていく。 

Euro2012の開幕前の優勝候補予想にはオランダ、フランス、イタリアを上げる人はかなりあったが、オランダは全敗で敗退。 2010南アWCで準優勝だったけれど、その再現はなかった。 スナイデル選手の素晴らしいクロスもみられたが、ロッペン選手をはじめ、前見た時よりよくなっているという印象もなく、正直個人技に頼ったチームで、規律とれたチームプレイ重視の昨今のサッカーでは太刀打ちできなくなっているのか。

フランスはスペインに敗れる前まではいい線いっていた。 リベリ選手もベンゼマ選手も以前その戦いぶりを批判されてきただけにかなりしまった感じはあったが、スペインの前にはあまりシュートを打つチャンスも与えてもらえなかった。

イタリアはあのピルロ選手が健在ぶりを示したのは流石である。

この後イングランドが勝ち上がるのを待つところ。

さてなでしこジャパン、米国に惨敗だったが、これはある程度予測できたこと。 2011年のなでしこジャパンの快進撃は素晴らしかったが、試合を細かく見れば、ほとんど薄氷を踏むような場面の連続。 よく勝ちましたというレベルで本当に強かったかというと、多分ドイツ、米国などからは異論があろう。 世界1位になったことから相手国から十分に警戒され調べられ対応策を練られてくることになったわけだから、これまでと同じような戦いぶりでは勝ちきれない。

米国はもともと実力世界1位で、ロングボール、フィジカルに強く、それになでしこジャパンを研究してパス・サッカーも取り入れ、そして1対4とコテンパンにたたいた試合ではモーガン選手の早さとテクニック、ワンバック選手のフィジカルとここぞとの強さの個人技も随所に発揮した。 なでしこジャパンでは選手の仕上がりに差があり、なおかつパス・サッカーを効果的に展開する走力も問題があった。 オリンピック大会はまだまだ準備が足りないというところか。

香川選手のマンチェスターUの移籍が確定して、背番号に興味が集まっているようだ。 香川選手はまだ23歳。 4年間のマンチェスターUでのチャレンジと経験が選手として一層の強さを増してくれるだろう。 確かにブンデス・リーガとイングリッシュ・プレミアでは求められるものが異なるだろうし、フィジカルのあたりの強さも違う。 名将ファーガソン監督が香川選手に磨きをかける。 楽しみ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。