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浅田真央選手のトリプル・アクセル [表現の形]

2013年2月9日 ヴァレンタイン・チョコの御裾分けを親戚から。 自分でヴァレンタイン・チョコを配った日はもうずうと遠い昔。 高級なチョコはこれから楽しみます。 チョコは菓子類のなかでは一番の好物。

さてアイス・スケートの4大陸選手権。 9日は女子のショート・プログラム。 村上加奈子選手、ピンクの新しいドレスがとても素敵。 上品で大人の女性のエレガントさが出ていた。 ショート・プログラムの構成は、普通は一番難しいジャンプからはいるのが多いが、それとは真逆にステップやスピンから入り、最後に難しいジャンプという少し意表をついた構成。ノーミスで好成績。 これでもう少し自信が滑りからあふれ出ていたらもっと得点が出そう。

鈴木明子選手はここ少しスランプだったが、完全に切れ味の鋭さが戻ってきて難がない。 プログラムの完成度は高い。

浅田真央選手登場に会場は割れんばかりの歓声。 浅田真央選手はいつもこの観客の期待のなかで演技するのだ。 本人の口からもこれからはトリプル・アクセルとトリプル・トリプルを入れていくといっていたが、やはり観客としては固唾をのんで見守るばかり。 自信のショート・プログラムが始まったが、最初にトリプル・アクセル成功。 軽やかで無駄な力のないスケートは、自然な動きが伝わり、素晴らしい。 力みがなくなった分、プログラムの構成にも余裕が見て取れる。

浅田真央選手らしさがよく出ていたプログラムと滑りで今季世界最高得点。 素晴らしいの一言。

一方男子は、今回は以外と精彩を欠いていた日本男子。 4回転をかるがる3回も跳んだ、しかもそのうち2つは連続ジャンプをしていたカナダの若手選手の前には、羽生選手も太刀打ちできず。 これぐらいで慢心してはいけないという見本。

ところが高橋大輔選手は何故ショート・プログラムを直前に変えたのか。 しかもモロゾフ・コーチの手垢のついた月光と衣装。 やはりプログラムを変えれば、すぐに高得点というわけにはいかず、フリーではなんとなくお疲れムードと神経質さが目立ち、演技はどれも中途半場で崩れた。 今までのプログラムでは4回転の出来で点数が変化しており、そのほかのジャンプもスピンもステップも安定していただけに、ここはやはり基本に戻るべき。 高橋選手も認めているように、4回転の精度を上げることに集中すべきだった。 何でいつも教える選手を自分流のスタイルに染め上げる(それでいてジャンプは得意でない)モロゾフ・コーチをまた(コーチから近づいてきたらしいが)側に置くのか。

今回初優勝したカナダ選手のフリーのプログラムの振付師は日本人。 非常に手の動きが優雅でバレエ・ダンサーのような動きだった。


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