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2014FIFAブラジルWC:準々決勝は死闘と厳しい現実 [2014ブラジルWC]

2014年7月6日 午前0時過ぎの2014FIFAブラジルWCの準々決勝 アルゼンチン代表対ベルギー代表の試合をTV観戦。 7月6日はブラジル代表対コロンビア代表、ドイツ代表対フランス代表の試合を観戦。 かなり寝不足な日々だが週末なのでなんとか対応。

アルゼンチン代表対ベルギー代表の試合は正直アルゼンチン代表の守備がこれほどとは思わなかった試合。 メッシ選手の動きに目が行ってしまい守備陣の動きはいつもは印象に残らない。 前半に速攻からイグアイン選手がボレー・シュートで先制点。 両チームとも相手のよいところを消しあう試合だったが、後半ベルギー代表の猛攻が始まった。 アルゼンチン代表はいつもよりは守備的にならざるを得なかったが、特にベルギー代表の大型選手投入の猛攻にはゴール前を死守する。 最後メッシ選手が中央を抜け出し、ベルギー代表のGKを1対1になったが、GKに阻止されてしまう。 最後のアルゼンチン代表の粘り強い守備で前半1点を死守したアルゼンチン代表の勝利。

ベルギー代表監督の試合後のインタビューで、「これがサッカーの厳しい現実」と答えていたのが印象的。

ブラジル代表対コロンビア代表の試合はこれは肉弾戦の死闘だった。 完全ブラジルのホームでコロンビアのアウェーの試合だったから選手がエキサイトするのは目に見えていた。 最初から荒いファウルが続いたが、この試合の審判はどちらかというと流すタイプ。 しかもブラジル代表のファウルには甘かった印象。 いらだつコロンビア代表の選手達。 どちらも勝ちあがりたい気持ちは熱く、拮抗した時間が過ぎる。 ブラジル代表の先制点はネイマール選手のCKにチアゴシウバ選手がボレー・シュート。 2点目もダヴィッドルイス選手の直接FK。 コロンビア代表はゴール前でPKを獲得。 蹴ったのはコロンビア代表のロドリゲス選手。 ブラジル代表のGKのセザール選手は名手として有名だが、ロドリゲス選手、蹴る前の助走でちょっとモーションをストップしてフェイントをかける。 セザール選手が右サイドに飛んだ瞬間にゴール左隅に決めた。

今回のWCはオフサイドは厳密になっているが、この試合でのコロンビア代表のセット・プレーでブラジル代表のGKが阻止し、こぼれたボールをコロンビア代表がもう一度ゴールにシュートした。 セット・プレーだったからゴール前には両チームの選手が最初からかなり密集していたがこれもGKが阻止した瞬間の両チーム選手の立ち位置でオフサイドをとられたがこれは正しいのか? こぼれ球処理なので継続プレーなのではとおもうが。

ブラジル代表のファウル数はかなり多かった。 勿論コロンビア代表のファウルもあったが。 特に中心選手のネイマール選手とロドリゲス選手へのファウルは容赦ない。 しかし試合開始からもう少し厳しくファウルをとってイエローを出していれば、最後のネイマール選手へのコロンビア代表のとび蹴りもおきなかったのでは。 これはネイマール選手の後ろから襲ったもので完全にイエローもしくはレッド・カードだったが、流す審判はこれをファウルともとらず。そのまま試合は続行され、ネイマール選手が倒れたサイドとは反対の位置での次なるファウル、これはブラジル代表からのコロンビア代表へのファウルだったがこれをファウルと認めている間に、TV映像はピッチで立ち上がれないネイマール選手を映す。 立ち上がるどころか即選手交代のサインで試合会場ではその深刻さを知ったのでは。 後半ロスタイム、試合会場はブラジルの完全ホームなので、すぐに試合を終了させるよう観客のコールが激しい中、最後の最後まで頑張るコロンビア代表。

最後敗れて涙するコロンビア代表のロドリゲス選手を慰めるブラジル代表で2点目の鮮やかなFKをいれたダヴィッドルイス選手。 コロンビア代表は敗れ去ったが、ブラジル代表もこの試合でネイマール選手を失った。 これはファウルの審判の甘いのを見て取ってファウルをしつづけた代償なのか。 この試合まともにイエローやレッドをとっていればピッチに残った選手は多分3分の2ぐらいに。

ドイツ代表対フランス代表はドイツ代表の周到さにフランス代表は押さえ込まれた感じ。 どちらも相手の良さを消しあう試合で尚且つドイツ代表の現在世界NO.1といわれるGKノイアー選手の前にフランス代表はゴールを奪えず。 ドイツ代表もシュートはあまり多くない。 そのなかでかなり後方からのセット・プレーのFKにフンメルス選手が巧みなヘディングで合わせてドイツ代表は先制点。 これを死守して逃げ切ったドイツ代表。

こうみると準々決勝の試合は必勝のための周到なプレイをするチームが勝利するということのようだ。 3試合のうち2試合の得点すべてセット・プレー。 しかも僅差での勝利。 どれだけ修羅場をくぐり抜けて勝利した経験を持つことも重要。 これがベスト8で敗退するチームにとって厳しい現実。

あと1試合オランダ代表対コスタリカ代表、寝ずに夜明かしになってしまう7月6日。


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