SSブログ

2014FIFAブラジルWC:準決勝2試合は全く対照的 [2014ブラジルWC]

2014年7月12日 今週は2014年FIFAブラジルWCの準決勝2試合: ブラジル代表対ドイツ代表、オランダ代表対アルゼンチン代表、が行われた。 そして台風8号の到来。 沖縄や佐渡などに記録的大雨。 

準決勝の2試合はすでに何回もTVで流しているので、印象だけ記しておく。

ブラジル代表対ドイツ代表は1対7という歴史的大敗を記したブラジル代表。 対コスタリカ戦でネイマール選手が負傷。 守備の要のチアゴシウバ主将をイエロー累積で不出場。 このイエローも対コスタリカ戦で得たもので、ブラジル代表はこの対コスタリカ代表との準々決勝でその力を使い果たしていた感。 ブラジル代表の攻撃の象徴であるネイマール選手を欠いたことで、ブラジル代表の残った選手はその穴を埋めようとより攻撃的な意識を全面に出していた。 そのため守備のダヴィッド・ルイス選手も守備の持ち場よりも攻撃に加わる動きが多く、その空間をドイツ代表に使われた。 守備の要のチアゴシウバ主将の代わりになる選手はいず、一度崩れた守備の陣形は最後まで立て直せず。 組織力と攻撃力でこのブラジルWCでも抜きんでているドイツ代表にいいようにやられてしまった。 気が付いていたら前半だけで4点。 4対0ともう勝負はついていた。 

翌日行われたオランダ代表対アルゼンチン代表の試合。 これは絶対負けたくないという気持ちで両チーム譲らず。 相手の攻撃、オランダ代表ではロッペン選手、アルゼンチン代表ではメッシ選手をいかに押さえ込むかとう戦術を練りにねってきた。 飽くなき相手の攻撃を止める努力、アルゼンチン代表のマスケラーノ選手のタックルのお手本ともいえる素晴らしいファイト。 何度となくオランダ代表の攻撃を止める。 オランダ代表のロッペン選手を2人がかりで挟み込んでの守備。 アルゼンチン代表がこのように地道な守備にたけているチームだとはこの試合で初めて知った。 メッシ選手の常に攻撃のタイミングをうかがっている様子。 オランダ代表の守備にほとんど攻撃らしい攻撃はみせれなかったメッシ選手だが、アルゼンチン代表のすべての選手がメッシ選手の攻撃に向けて、その間は無失点で押さえ込むという動きで統一されていた。 オランダ代表も勿論手をこまねいていたわけではなく攻撃の形はアルゼンチン代表より回数は多かった。 ただ的確なアルゼンチン代表の守備は付け入る隙を与えず。徐々に疲労の色が濃くなったのはオランダ代表。 

最後のPK戦になったが、その前の試合でもPK戦だったオランダ代表は不利に。 オランダ代表のPK用GK?にも選手交代枠を早々に使い切ったオランダ代表には交代させることはあたわず。 PK戦を制した瞬間アルゼンチン代表のなかでメッシ選手が最高に嬉しそうな表情を浮かべていたのが印象的。 一方、オランダ代表は敗れたが悔しそうというよりは全力を出し切っての敗戦ということで2010FIFA南アフリカ大会での決勝戦時のような悔しさを表すことはなかった。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。