SSブログ
ラ・リーガ・エスパニョーラ ブログトップ
前の10件 | 次の10件

中村俊輔選手の横浜マリノス復帰は今季末まではローン移籍→完全移籍だった!!! [ラ・リーガ・エスパニョーラ]

2010年2月26日 2月はもともと短いが、営業日で26日が最後。 来週から3月。 今日はバンクーバー・オリンピックの女子アイス・スケートのフリー。 キムヨナの余裕のフリーは自信が溢れていた。 カナダに拠点を移して、カナダ人コーチについて、北米の人が好むガーシュインの曲を使って、キムヨナの得意なジャンプなどいいところが目立つような流れるようなスケーティングを中心に組み立てたキムヨナ・チーム。 

一方、ロシア人のコーチについて、トリノ大会に最後の最後に出場をとりやめた中国系アメリカ人のミッシェル・クワンに用意していたラフマニノフの鐘を浅田真央は果敢に取り組んだ。 トリプル・アクセルを2回決めても技術点はキムヨナに及ばず、フリーだけで20点以上の差。 浅田真央の悔しそうな表情がこのオリンピックのイメージ。 インタビューを受けて、悔し涙を流した浅田真央。 

浅田真央のプログラムは要素としてはてんこ盛りで、凝った部分が多いけど、全体の印象は華やかさがなかった。 鬼気迫る表情が張り付いたような浅田真央のスケーティング、頑張った。

チーム・真央は多分バンクバー大会という意味では少し準備の仕方が間違ったような感じだが、次のソチ大会へのバネになりそうな大会だった。 ここのところは男子シングルで4回転を跳んだプルシェンコのコメントとその背景にある話が多分今回のバンクバー大会のアイス・スケートの裏舞台を表しているかも。 (ロシアというだけで今大会はアウェーだ!!! キムヨナはホームだ!!!)

そして夕方には中村俊輔選手の横浜マリノス移籍決定というニュースが。 早々とエスパニョールの公式サイトには多くの写真とともに移籍のニュースが。 英語版よりもスペイン語版のほうが写真が多い。 移籍だけれどローンということだから、今年の夏までということらしい。 勿論完全移籍を横浜マリノスが望んだらしいが、エスパニョールの多分夏のジャパン・ツアーについてまだあきらめていないというところか。    横浜マリノスの公式サイトで、完全移籍発表! しかも28日記者会見とファンにお披露目らしい。

http://www.f-marinos.com/tools/page_store/news_4032.html

何にしても、2010年FIFA南アWCの日本代表を強くしたい!!!という中村俊輔選手の気持ちがこういう形に。 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ラ・リーガ:第23節エスパニョール対マラガ戦、セットプレーで点を獲り合うも、5分の出場じゃね、ポチェティーノ監督 [ラ・リーガ・エスパニョーラ]

2010年2月22日夜中の1時。 アウェーでエスパニョール対マラガ戦。 先発メンバーに中村俊輔選手の名前が無いので、クリスティーアノ・ロナウド選手とは180度反対の、ソファーから滑り落ちて絨毯の上に寝そべってTV観戦。 

前半の試合の運びは意外とあっけなく、マラガが得たFKを上手く押し込んで、マラガ先制。 マラガの方がエスパニョールより下位にいるチームらしいが、チームの力量はそこそこ。 そのため結構面白い展開。 セットプレーのディフェンスなどイングリッシュ・プレミアを見慣れていると結構ヘタ。 焦るエスパニョールだがなかなかシュートがオンザターゲットにならず。 前半終了間際エスパニョールが得た右サイドFKを上手く押し込んで1対1.

後半開始も、中村俊輔選手の出番はなさそう。 ベン・サヘル選手が投入されるも、なんとなくタイミング合わず。 そのうちに75分、またしてもマラガがセットプレーから。 ピンボールのような展開でゴール前にボールが動く。 2対1. エスパニョールも攻めるが相手GKに止められ、決め手がない。

 やっと試合終了まで5分というところで中村俊輔選手投入。 ポチェティーノ監督が何を期待しているのか不明。 ボランチの位置らしいが、かなり前めにも動いている。 左サイド気味に中村俊輔選手動いているがなんにしても時間がない。 セルティックで右サイドでよく見せた、相手DF2選手を翻弄しながらクロス気味のシュートが相手GKにキャッチされて試合終了。1256901953_extras_portadilla_0.jpg

foto_420638_CAS.jpg

YouTubeの映像がありますが、埋め込む方法がわかりません。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

中村俊輔の復活宣言とカカーも苦慮する節度無いスペイン地元紙の報道 [ラ・リーガ・エスパニョーラ]

ここ数日、スペイン地元紙によると・・・なんていう日本のスポーツ紙の受け売り記事が多いが、エスパニョール所属の中村俊輔選手のJリーグ復帰かというような内容。

これについてはいくつかの良心的なスポーツ紙でも、本人はその気がないという報道をしている。

先々週と先週のスペイン地元紙の記事が書いていたのは、レアル・マドリーのカカー選手について。 カカー選手についてはサッカー選手にとって持病の一つとされているグローイン・ペイン症状のために移籍金に見合ったパフォーマンスが上げられないから、もう選手生命の危機とか、イタリア・セリアAのインテルへのトレード要員とか、興味本位にしても非常に失礼な報道ぶり。 カカー選手もどこかのスペイン地元紙で反撃のコメントを出していた。

中村俊輔選手について、不調の一つが語学力の問題で選手、コーチとの意思の疎通ができないということであるのなら、以前スペイン地元紙が書き立てた、Naka大作戦の一つ通訳をつけることは実行したのか? 通訳を雇う金額など高が知れているが、練習場やピッチ・サイドに入ることを考えるとポチェティーノ監督が認めない限り通訳を雇うことは実行されないだろう。

ポチェティーノ監督はアルゼンチン人でスペインのエスパニョールでも選手をした後、イタリア・セリアAのチームに移籍した経歴を持つ。 昨年夏中村俊輔選手がエスパニョール入りした直後、ポチェティーノ監督はセリアAで、自分も言葉のハンディを克服して6ヶ月でキャプテンになったのだから、中村俊輔選手にも通訳なしでという判断をしていたご本人。

南米ではポルトガル語とスペイン語、スペインではスペイン語とカタルーニャ語、イタリアではイタリア語。 これらはすべてラテン語の共通母体があって、親戚のようなもの。 日本で言えば、東京と地方の差のようなレベル感。

よく欧州出身のスターなどが6ヶ国語ぐらい話せる人がかなり居るが、これもヨーロッパ言語の成り立ちを考えれば、多少意識的に勉強すれば普通の人でも可能な範囲。

エスパニョールが通訳を雇うことも躊躇しているのなら、エスパニョールの経営体制に問題があるのかも。 確か、エスパニョールのユースのテクニカル・スタッフには日本人がいたと思うが、それに相談すれば早い話。

サッカー選手の移籍の問題は契約が締結されてナンボの世界だから、中村俊輔選手の将来がどうなるのかは待っていれば明らかに。

一方、1月末には中村俊輔の携帯サイトに、本人の復活宣言と思えるコメントが掲載されていたので、趣旨をご紹介。 Lalaのブログを支持してくださる中村俊輔選手のファンの方はすでにご存知だとはおもうが。

マジョルカ戦を怪我でスタジアム観戦した中村俊輔選手は試合のプログラムをみて発見。 チームの成績で、得点数について、アウェーではエスパニョールは3得点のみ。 (これじゃ勝てない) しかもほとんどが無得点試合。 ホームでもマジョルカ戦の1得点を加えて10得点のみ。

「・・・後半戦は出場時間を増やし、さらにゴールやアシストといった数字に残る成績が必要だと強く感じている。・・・チーム内得点王は3点のイバン・アロンソだから、自分がいい形でボンボンとゴールを取れれば、それが出場機会を増やすきっかけになると思うしね」

リーガ・エスパニョーラについても認識を新たにしたことを述べている。

「・・・リーガのイメージと違っていたことは、技術だけではなくフィジカルがとても強いということ。 しかも、みんな速い。・・・多くの選手が複数のポジションでプレーできるというか1人1人のプレーゾーンが広い。 現に、サイドハーフはフォワードの動きをするしね。・・・」

最後、貪欲に試合や練習から色々なものを吸収していくと表明している。

中村俊輔選手は2010年のFIFA南アWCまで調度1年前にSPLからリーガに移籍したのだが、そこで違った環境への適応にかなり苦労することも承知。 家族環境にも影響が出ているが、ストラカン監督も中村俊輔選手のサッカーのためにすべてを捧げて耐えることができる精神力を称えているほどだから、海外にいた数名の有名な選手が2010WCの日本代表に選出されることを望みに日本に復帰したのとは一戦を画している。 

2006年WCの最終日本代表のチームづくりをジーコ元日本代表監督がそれまで予選を戦い抜いたチームにいた選手達を中心にではなく、当時の中田ヒデ選手(それにいたる予選やアジア大会にはあまり出場していない)を中心に作り上げたこと(この当たり、3バックか4バックで論議ありましたっけ)が失敗の原因としている記事も見かけたが、岡田監督は2009年WCアジア地区最終予選を闘い抜いたチームとその纏まりの価値を認め、その戦術熟成を期待し、その土台にプラスαという方針にブレは無い。 

東アジア選手権で日本代表と引き分けた中国代表が韓国代表相手に3対0で完封勝利。。。。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ラ・リーガ:第18節エスパニョール対オサスナ戦、開始10分での2失点、後半中村俊輔選手投入好機作ったが。。。 [ラ・リーガ・エスパニョーラ]

2010年1月16日スペイン・リーグ、アウェーでエスパニョール対オサスナ戦。 前日太もも裏の痛みで出場はほとんど無しと思われていたが、チームに帯同。

この試合をTV観戦するまえに、イングリッシュ・プレミアのチェルシー対サンダーランド戦を見ていた。 小気味よいほど、チェルシーがボカスカ シュートして7得点。 こんな試合もリーグ戦ならでは。 

エスパニョール対オサスナ戦だが、両者は13位と14位。 ほぼ似たようなチーム力と思われているが、エスパニョールの危惧すべき点は、エスパニョールの守護神、GKカメニ選手の不在。

エスパニョールがスペイン・リーグでも得点数が少なくても、何とか踏ん張っているのはGKカメニ選手のスーパー・セイブの賜物。

やはり、中村俊輔選手ベンチ・スタート。 前半試合開始早々、左サイド、ゴールより離れた位置よりオサスナの選手がグラウンダーのミドル・シュートを放つと、エスパニョールのゴール前、かなり両軍の選手が密集していたが、ボールはそのまま誰も止められず、ゴール・ネットを揺らす。 エスパニョールのディフェンダーも何となくボールを見てしまっていて足を出すこともなかった。

その後間もなく、オサスナが追加点で2対0. あせるエスパニョールに対してオサスナは守備的に。

後半エスパニョールのFWカジョフォン選手に代わって中村俊輔選手がピッチに。 太もも裏の痛みはどうなったのか? CKや右サイドからの角度のないところからのゴール前のパスなどここでうまくヘディングであわせていたら得点チャンスというのが何回か。 自分でシュートをうちに行く場面も。

レッド・カードで一人少なくなったオサスナに対してその優位をいかすこともなく、エスパニョールもレッド・カード。 ゲームは硬直して、エスパニョールの攻撃もPA内でことごとくオサスナにパス・カット。

腿裏の痛みが心配された中村俊輔選手、後半は最後までピッチに。 セルティックでも日本代表でも中村俊輔選手が入った時の上手い使い方というか戦術があったと思うが、エスパニョールではそこまでチームが戦術としてはオプションをもっていないような。 勿体無い感じ。

さてスポーツ記事で珍しい写真が出ていたので、紹介します。 文句が来たら削除します。20100116-00000009-spnavi-socc-view-000.jpg


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ラ・リーガ:第17節エスパニョール対サラゴサ戦2対1で勝ち点3、中村俊輔選手出番無し [ラ・リーガ・エスパニョーラ]

2010年1月10日 ラ・リーガ・エスパニョール第17節、ホームでエスパニョール対サラゴサ

先発メンバー見たらまた中村俊輔選手の名前が無いので、ソファーからすぺり落ちて寝ながら観戦。 後半も出番無し。

試合は正直、ラ・リーガの上位チームのレベルとはかなり違う印象。 サラゴサも降格圏にあるチーム。 ボール・ポゼションもほぼ同じようなもの。 GKカメニ選手がアフリカ・ネーションズ・カップで不在だが、サラゴサのシュート数も多くなく、似たようなロング・ボールを蹴りあって、前線のFW頼みの単調な試合。 これでは中村俊輔選手の出番はない。

先制点はエスパニョール。 サラゴサが右サイドFKからゴール前に詰めていたエスパニョールのモイセースがヘディングでクリアしたのがオウン・ゴールに。 最後エスパニョールが2点目で2対1とホームで勝利。 13位まで順位を上げた。

ポチェティーノ監督の補強を見ると、ハルケ選手の後のDF探しにはアルゼンチン人のマルケス選手、そしてFWを補強するようだが、セリエA、ボローニャからレンタル移籍の選手もアルゼンチン人(イタリア国籍取得したらしいが)の選手。 かなりアルゼンチン選手にこだわっているし、カウンター狙いだが、セリアAほど守備に力を注いでいるわけではないので、どうみてもロング・ボール多用の単調なサッカー。

サラゴサもシュート数が少なかったが、エスパニョールもシュート数は多くなかった。

チームの中に、中村俊輔選手のパートナーとしてパス・サッカーが出来る選手が何人いるのかわからないので、戦術違いで中村俊輔選手の出番はまだ先のことか。 


ラ・リーガ:第16節エスパニョール対バレンシア戦、後半15分から出場の中村俊輔選手、バレンシアの底力がロスタイムの勝利弾に。 [ラ・リーガ・エスパニョーラ]

2010年1月3日早朝6時5分からラ・リーガ第16節 アウェーでバレンシア対エスパニョール。 現地の試合は4時間ほど早い時間帯だったので、中村俊輔選手が先発では無いことがウェブ・サイトで知ると、6時に起きる気が失せてしまう。

それでも6時半頃からTV観戦。 バレンシア主力が何人か怪我などで欠場しているが、試合を優勢に進めている。 エスパニョールもよく守っているというかんじだが、全体にエスパニョールがカウンター狙いのパワープレイに頼らざるを得ないチームの現状からみると、FWの力不足とシュートの精度不足が目立つ。 バレンシアのシュートはほぼ全てがオンザターゲット。 エスパニョールのGKカメニ選手のスーパーセーブが光っている。

後半開始も選手交代無しだが、試合はバレンシア優位の膠着状態。 後半15分コロ選手に代わって中村俊輔選手がピッチに。 バレンシアも選手交代。

中村俊輔選手の動きは前よりはチームに馴染んでいる感じ。 それでもトップ下に入ったときのほうがバランスはいいが、やはりFWの駒不足はいなめない。 

このまま0対0でエスパニョールがドローに持ち込めるのかとおもったロス・タイム。 バレンシアが右サイドからかなり距離があるところをクロスで前線にボールを入れると、ゴール左よりで、バレンシアとエスパニョールの選手達がヘディングとその阻止に同時に飛び上がる。 バレンシアの選手の頭がボールをとらえて、カメニ選手の動きと反対の右角にヘディング・シュート。

エスパニョールはもう少しのところで勝ち点1を逃がした。

中村俊輔選手、2010年のエスパニョールのスタートとしてはまあまあ。 これからよくなる余地一杯。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

良くも悪くも注目される中村俊輔選手 [ラ・リーガ・エスパニョーラ]

Goal.comは最近中村俊輔選手に対して非常に辛口のコラムを発表した。 日本語版がすでにスポーツのネット・ニュースで配信されていたから、既に知っている人も多いと思う。

コラムの記者と同じかどうかわからないが、またまたGoal.comでは辛辣な記事が配信され、しかも全スポーツ記事のトップにランクインしていたので、その中村俊輔選手に関連する部分を日本語にしておく。

記事のタイトルは「スペイン(風)裁判:今季上半期のワースト11」

記者はGoal.comのサバンカール・モンダル氏 12月29日付け

ワースト11(4-3-3)

GK Javier Lopez Vallejo (レアル・ザラゴッタ)

DF  Luis Perea (アトレティコ・マドリー)

DF  David Prieto (ヘレス)

DF Aythami Artiles Oliva (ヘレス)

MF  Jermaine Pennant (レアル・ザラゴッタ)

MF 中村俊輔 (エスパニョール)

MF  ルイス・ガルシア (エスパニョール)

FW Florent Sinama-Pongolle (アトレティコ・マドリー)

FW Mario Bermejo (ヘレス)

FW David Barral Torres (スポルティング・ギボン)

こうみると下位にいるチームから選んでいる。 エスパニョールの2名についてはコメントを要約しておく。

中村俊輔選手に対して: 非常に大きな期待で迎えられた日本人選手だが、期待ハズレ。 スコットランドのトップ・チーム、セルティックで4年間の素晴らしい活躍後にスペインに来たのだが、いまのところ浮上出来ず。 先発6試合、途中出場4試合。1度はベンチ外。 FKのスペシャリストだが、今のところ枠内シュート3。 アシスト1。

ルイス・ガルシア選手に対して: 降格圏3チーム以外では、エスパニョールはゴール数が最悪。 この原因のほとんどが、中盤の活躍がないのと創造性の欠如によるもの。 デ・ラ・ペーニャはほとんど試合に出ていないし、FWでクラブのレジェンドであるタムドは4試合しか出ていない。 エスパニョールはゴール欠乏症。 ルイス・ガルシアの貧弱なゴール前への走り。 スペインのサイド・ハーフは先発14試合で1度しかゴールを決められない。 さらに悪いことに、枠内シュートは5本のみ。

ルイス・ガルシア選手のところのコメントを見ると、エスパニョールの今季前半の試合の問題点が明らかに。 中村俊輔選手については実際コメントできるほど試合出場していなのが現実。 

2009年6月の中村俊輔選手の移籍の時期に、既にエスパニョールで放出がメディアにも載っていたルイス・ガルシア選手とタムド選手。 怪我の多さと出場する試合がどうも選択されているのではと噂があったデ・ラ・ペーニャ選手。 結局夏のダニエル・ハルケ選手の死去でエスパニョールのDF力も問題が。 FW,MF,DFにそれぞれ問題がある上に、スペインの中堅のクラブ・マネジメントにももしかしたら文化の違い?

中村俊輔選手のこのクリスマス休暇後の晴れやかな顔は、スペインの壁を打ち破る突破口を見出す何かをつかんだか。。。。 2010年は見ていろ!!!


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ラ・リーガ:第15節エスパニョール対アルメリア戦、2対0で無得点連敗を脱出。 そしてエストゥディアンテスのベロン選手について [ラ・リーガ・エスパニョーラ]

2009年12月20日、日本時間21日1時 エスパニョールはホームで対アルメリア戦。 17位と16位のスペイン・リーグでも下位チーム同士の試合。 それでもエスパニョールこの試合で3ポイント・ゲットで現在13位ということだからかなり流動的。

この試合も中村俊輔選手ベンチ・スタートで最後まで出番無し。 未だポチェティーノ監督の信頼を得ていないということか。 ポチェティーノ監督の選手起用を見ていると、技術よりも強い気持ちを前面に出す選手好みの感じ。 中村俊輔選手は秘めたる闘志型だし、表情も多分ポーカーフェースで外国人からみたら、何を考えているか分かりにくい一般的日本人。

試合はエスパニョールがボール・ポゼション60%で始終優位な試合展開。 守備的MFのモーゼス選手の復帰といつもスーパー・セーブでエスパニョールの転がり落ちを防いでいるGKカメニ選手で、少し前のザルの守備はかなり改善され、チームは安定。

エスパニョールの中盤から前線の選手はまだかなりミス・パスや判断ミスが。 それでも攻めつづける意識がいいほうにでた試合。 前半に先制点を上げた事で、選手にも余裕が。 2対0と、立て続けに無得点連敗を続けていたチームにやっと出口が。

さて、12月20日にクラブ・ワールドカップでバルサが優勝したが、対戦相手のエストゥディアンテスのベロン選手について、このクラブ・ワールドカップの2試合で関心を持った。 時折南米のコパ・デル・レイの試合を見ていたのに、ベロン選手については知らなかった。

もしバルサがあの時延長戦でメッシ選手が得点しなければ、MVPに最も相応しいのはエストゥディアンテスのべロン選手だろう。 メッシ選手22歳。 べロン選手34歳。 同じアルゼンチン代表。 べロン選手はエストゥディアンテスの快進撃を支えた主将。 その活躍でアルゼンチン代表にも再召集。 

そのペロン選手があの決勝戦で、メッシ選手のマン・マークをほとんど引き受けていた。 べロン選手でない時は、エストゥディアンテスの選手2名がマークについていた。 べロン選手はMFでほぼ全ての前線へのスルーパスを出した。 ペロン選手がボールを持つと、バックや横パスをすることなく、前へ、前へと、縦への正確なスピードのあるパスを出す。 エストゥディアンテスの攻撃がべロン選手から始まるといっても過言ではない。 しかもメッシ選手のマン・マークにつき、タックルもする。 年からいえばメッシ選手よりも一回りも違う。 

べロン選手延長戦で途中足をつってしまっていた。 普通なら選手交代だろうが、3人の選手交代枠を使ってしまったし、そのままピッチに立て続けた。 延長戦の後半開始5分、左サイドの中頃にいたメッシ選手が、ゴール前に走り出す。 その時マン・マークについていたのもべロン選手。 駆け上がるメッシ選手に横一線で併走していたが、メッシ選手がべロン選手に体をぶつけてべロン選手のマークをはずすと、そのままゴール前に走りこみ、Dアウベス選手のクロスに胸で合わせて倒れるように前傾してゴール、勝利弾。

ベロン選手、メッシ選手から体をぶつけられ、少しよろけて走るスピードが落ちる。 そのままゴール前に走りこむメッシ選手を見ながら、自らもゴール・ネットに。 最後ゴール左角のネットに頭をあてて無念の表情。 アルゼンチン代表として長い間牽引して来たベロン選手と、バルサでの活躍程まだアルゼンチン代表として評価される実績がないメッシ選手との邂逅。 

延長戦の最後、左サイドかなり距離はあったが、疲れた体を振り絞ってべロン選手のFK。 ゴール前のヘディングは少し角度がそれて、ゴールにはならなかったが、FKのシュートはとても質の高いものだった。 アルゼンチン・チームとバルサ・ベースのスペイン・チームとはかなり試合運びが違うのがメッシ選手が代表では活躍がおもったほどできていない理由だとか。 中村俊輔選手のエスパニョールへの順応が問われているが、もしかしたらエスパニョールの試合運びはアルゼンチン・チームに近い方向性でチーム作りしているからなのかなぁ~?


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ラ・リーガ第14節:バルセロナ・ダービー、流石のバルサも調子崩し、PK1点で逃げ切り [ラ・リーガ・エスパニョーラ]

2009年12月13日午前3時50分からカンプ・ノウでラ・リーガ第14節 バルサ対エスパニョール。

開始に先立って怪我で不出場のメッシがバロン・ドール受賞したことを観客に披露。 広いカンプ・ノウに“レオ”コールがこだまする。

中村俊輔選手は出場機会なし。 

バルセロナ・ダービーは試合そのものとは別に昔から色々お約束があるらしいが、エスパニョール側がことごとく辞退とか(例えば、試合当日のお昼は両チーム一緒に食事するとか、両方の会長が隣り合った席で一緒に試合を見守るとか。 エスパニョールの会長がバルサの首脳陣とはあまりうまく付き合っていないというコメントがアナウンサーから)

試合の内容はGoal.comが流している記事が一番正確に報じている印象。

クラブ・ワールドカップの準々決勝ではメキシコのアトランテが2対0で順当に勝利し、バルサと準決勝。 中村俊輔選手が出場しそうにないので、この試合の見方は、もし日本代表やそのアトランテのプレイを考えながらバルサ対エスパニョールの試合を観ることにした。

バルサのボール・ポゼションは77%とラ・リーガの試合でもたぶん断トツのポゼション率。 ぼろ負けが続いたエスパニョールがどのような戦い方をするのかだが、守備重視のカウンター狙いは当然。 しかしダービーであるために、エスパニョールの選手の必死度は今までの試合とは全然違う。この必死さがあれば、ここ数試合あんなボロ負けはなかったのではとおもう。 

バルサは余裕のパス回し。 それでもエスパニョールの守護神カメニ選手の迫力やオーラにたじろいだのか、イブラヒモビッチ選手やアンリ選手を始めとしたゴールに向かうシュートがことごとくバーを越えたり精度がかなりおかしい。 しかもそのおかしなシュート状況は試合中修正されず。 カウンター狙いのエスパニョールも何回かいいチャンスが。 いいチャンスとしてはいままでの数試合よりもゴールの可能性が高かった。

劣勢にたたされている側がファウルをとられやすいのは常識。 エスパニョールは前半にフォルリン選手がイエロー。 この試合の審判は試合の流れを優先するよりは律儀にファウルをとっていくタイプ。 カメニ選手のファイン・セーブの連発にバルサはボール・ポゼションやシュートチャンスはそれこそ圧倒しているが点には結びつかず。 そのため、バルサの中盤もゴール前に頻繁に出てくることに。

圧倒的なバルサの勢いに気おされたのか、前半39分、前線に出たパスが右サイドに向かって後ろからボールに追いつこうとするシャビ選手に、これまた後ろから追いかけるエスパニョールの若手選手が、シャビ選手のユニフォームに手をかけ、結果そのタイミングでシャビ選手が転がる。 ボールにも触れていないシャビ選手だが、審判はバルサ側にPKを与える。

このPKに、この試合珍しくふかし連発のイブラヒモビッチ選手が正当に左サイド角を鋭角にえぐる。 カメニ選手、左サイドに飛び込むも、イブラヒモビッチ選手のシュートの弾道がゴール・ネットを揺らす。 バルサ喜ぶ。

攻撃の衰えないバルサだがエスパニョールの必死のクリアに何回もCK。 エスパニョールのGKカメニ選手の堅守とゴール前を必死に守るエスパニョールのクリアで良く守る。 バルサにシュートでの得点許さず。 結局後半にエスパニョール3選手交代させたが、中村俊輔選手は出番なし。

後半は苛立つバルサの選手もイエローが。 エスパニョールもタックルが多く、毎回選手がピッチに倒れるたびに怪我か?? いつもスマートなボール回しに象徴されるバルサらしくない戦いぶり。 かなり疲れた試合だったのでは。

さて、日本代表がカメルーンとの緒戦になるのが2010南アWC。 エトー選手の突破力にカメニ選手のセーブ力。 これはかなり重要なポイントに。 日本代表も生半可なシュートではなかなかゴール割れず。。。と思う。

バルサとアトランテは両方とも小柄な選手が中盤にいて、尚パス・サッカー、ボール回し。 これはかなり面白い試合になりそう。 攻撃力で差がつくかもしれないが、アトランテにはアルゼンチン代表だった選手もかなりいる感じ。

バルセロナ・ダービーを見た勢いで、次のレアル・マドリー対バレンシアの試合は半分寝ながらつきあってしまった。 レアル・マドリー、カカー選手やCロナウド選手が怪我で不出場。 ベンゼマ選手の左サイドからのクロスで先制点。 華麗さはなかったがイグアイアン選手が何回かの枠内シュートを放った後にようやっと得点できた試合。 3対2でレアル・マドリー勝利。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

イニエスタの語るバルサ・カンテラが訓えこむ“三宝” [ラ・リーガ・エスパニョーラ]

2009年12月12日(日本時間13日午前3時45分) アウェーのカンプ・ノウでエスパニョール対バルサ。 さて中村俊輔選手のスタメン予想については、日本のスポーツ紙にはベンチ・スタート濃厚となっていたが、スペインの地元紙では左MFでの出場予想もあった。 それでもエスパニョールここ数試合迷走を続けているだけに、試合は蓋を開けてみなければ何ともいえない。 ポチェティーノ監督もスタメンはまだ決めかねているというニュースも。

メッシは欠くものの、イブラヒモビッチやアンリ、それに万能のイニエスタなどFWはいるし黄金の中盤を擁した快進撃のバルサに対して、あまりにも不運というか用意が出来ていないエスパニョール。 エスパニョールにしてみれば超守備的にならざるをえないような感じ。

さて、先々週だったか、深夜のスポーツ番組で、風間氏の子息を含めて3人の日本人の高校生がスイス(?)だったと思うが、ヨーロッパの中学生・高校生を集めたサッカーのキャンプに参加したところを放映していた番組があった。 番組表にイニエスタが登場などと書いてあったので一層興味をもって番組をみていた。 イニエスタがはにかんだような表情で登場し、バルサのカンテラでのことを話していたので、そこで印象に残ったことを書く。

イニエスタはバルサ・カンテラが育んだ最高傑作の選手であるという評価は周知のこと。 

聞き手:スペイン代表もそうだがバルサでは170センチのイニエスタを始め、シャビ、メッシと小柄な選手が素晴らしい活躍をしているが、フィジカルに強いそしてスピードもある大柄なサッカー選手を揃えているチームに対抗する何か特別なことは教えているのか? それにイニエスタはボールを奪われることがほとんどない。

イニエスタ: 確かにフィジカルに強く、そしてスピードもある大柄な選手と競り合うには大変だが、方法はある。 バルサのカンテラでは、プレイの判断を素早くすることがいつも求められる。 例えば、相手選手の動き出し、プレイの予測、自分達チームのプレイを予測することで、どこにボールや自分が出ていればよいか瞬時に判断すると同時に自分の足はもう動き出している。 瞬時の判断で、素早く動き出すことで、2秒か3秒は相手選手を置き去りにすることができる。 いかに相手選手が足が速くても、自分の動きのほうが早いので、自分はフリーになれる。 その繰り返し。 そのため、カンテラの試合でもどこで判断して、すぐ正しい位置に移動していくということが出来る選手が生き残っていく。

(番組のユース・キャンプではバルサのカンテラのコーチ陣が狭い場所で紅白のチーム10人づつにパス回しをさせているところが映っていた。 段々に狭い場所をさらに狭めていく練習(ハーフ・コート→1/4コート→1/8コート)。 パス回しのさいに仲間のパスを受ける足まで注意していた『相手チームにボールをとられずに、素早く仲間の選手に次ぎのパスを出すにはどの足で受けるほうが有利で早く出せるかという意味で』)

聞き手: バルサのカンテラで教える大事なことは何でしょうか? テクニック? 戦術? メンタル?

イニエスタ: 今上げた3つも大事だけれど、バルサのカンテラで育まれて、いまプロのサッカー選手としてとても大事だと思われることは人格だ。 どんなに優れたスキルやテクニック、フィジカルをもっていようとも人格ほど大事なものはない。 チームとしてチームの一員として戦うスポーツには欠かせない要素だよ。

聞き手: バルサのカンテラのトレーニングでの基本は?

イニエスタ: バルサのカンテラでは年齢で教える内容を変えることはない。 常にバルサのトップ・チームがとる戦術、スタイル、プレイをそのまま5歳のクラスから一貫して教えている。 バルサのカンテラに入る子供は最初からバルサのトップ・チームでプレイするスタイルを教え込まれていき、それはずう~と変わらない。 そして選別されていく。 だから16歳ぐらいからバルサのトップ・チームでデビューのチャンスを与えられても、何の戸惑いも気後れもする必要がない。 (バルサのTV番組でカンテラなど下部の組織の練習や試合、そして選手インタビューを紹介しているが、毎年24名ぐらいのカンテラ卒業組みから1名か2名がトップ・チームに入れるという超難関さ)

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ
前の10件 | 次の10件 ラ・リーガ・エスパニョーラ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。