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ラグビーとサッカーと [サッカー]

ラグビーのWCで日本代表を率いたジョン・カーワン監督は4年後のWCまで継続して日本代表を指導することがほぼ決定したようだ。 念願の1勝(目標は2勝だったが)かなわず、1引き分け3敗で第1次グループ・リーグ敗退だったが、以前のように目を覆いたくなるほどの大負けはなかった。 また選手達や日本ラグビー協会もかなり今回の大会で手ごたえを感じたので、ジョン・カーワンが4年後を見据えた強化練習として国際試合もかなり組み込まれる模様。 (この写真はニュースサイトから転載したので、文句が来たら削除します。)

サッカー記事ばかりブログにアップしているLalaが、何故ラグビーのことをと疑問に思われるかもしれない。 今年の5月の連休を利用してブログを立ち上げた時、最初にブログの感想をメールしてくれたKさんという大学院時代のクラスメートがいる。 日本企業に勤めているが、ここ6年ほど海外赴任している。 今は北欧だが、2、3年前までは英国はロンドンに駐在していた。 大学時代はラグビー選手だったということで、熱烈なラグビー支持者。 何でサッカーなんだよ~う?・・・というようなメールの出だしだったと思う。

ラグビーとサッカーは親は同じだが離れ離れに育った兄弟のようなものだと思う。 ラグビーは紳士のスポーツといわれているが、サッカーは、セルティックの発祥物語を見ても、当時の労働者の慰労のためのスポーツという側面が色濃い。 そのため、セルティックでは、クリスマスや正月休みには無縁で、逆に試合が多く組まれている。 学校が休みだから、子供たちが観戦しやすいこともあり、最近欧州のリーグでは、クリスマスから正月にかけて休むかどうかという論議も起きている。 また2002年の日韓WCの時も英国から退去して悪名高い(試合中に興奮して、またビールに酔って、暴れる・・・みたいな)フーリガンが来るのではと心配して対策をとるといっていたことがあったと思う。

ラグビーの2007フランスWCの試合を何回かTVで観たが、肉体と肉体のぶつかり合いがあるので、お相撲と同じで、競技場で生で観たほうが面白いスポーツだと思う。 サッカーは試合を競技場で生で見るのと、TV観戦するのとは別な楽しみ方がある。 サッカーはスピーディに試合展開するので細部を見るにはTVのほうが分かりやすい。 しかしスピードや選手の動きそのものを見るには生に越したことはない。

ジョン・カーワン監督がニュージーランドのオールブラックスの出身ということもあり、このサッカーのアジアカップでも日本選手を苦しめたオーストリアのビドゥカ選手(イギリス・プレミアのニューカッスルに所属)を思い起こさせるが、ラグビー選手の運動能力の高さに感心したことがある。 お正月によく放映される、元アスリートや若手芸能タレントで運動神経が優れている人達を集めて、高跳び箱とかスタートダッシュのスピードを競わせるのがある。 ある年、スタートダッシュで一番になったのは確か日本代表のラグビー選手だった。 非常に低い姿勢でそのまま突っ込んでいく走り方は他の出場者とは明らかに異なった。

スコットランドのサッカーもタックルやフィジカル自慢で力任せにプレイする風潮があり、中村俊輔選手も移籍当時、タックルしない、フィジカル弱そうなどと結構言われていたが、今ではタックルもするし、ジグザグに走ることも平気。 しかし相手選手をつぶしてナンボのDFが褒め称えられるところはサッカーとラグビーはやはり兄弟。


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コメント 6

初めまして。
ラグビーで検索してたどり着きました。

昨日もオールブラックス VS ルーマニア戦をテレビで観戦しました。

日本戦も、フィジーとの熱戦にココロが振るえました。


初めて瑞穂競技場で早稲田ラグビーを見たとき、
「サッカーみたいだ」って思いながら
初めてみるラグビーを寒風の中見てました。

熱いハートはスポーツ共通ですね☆
by (2007-09-30 14:18) 

Tantan-Jiji

→せつこ さん、

ご訪問ありがとうございます。 
ラグビーは生で見るのが最高ですね。 
お相撲も両国国技館で見ると、椅子席でも力士と力士の立会い時に体がぶつかる音、それも骨がぶつかる音が聞こえますが、ラグビーもスクラム組んでぶつかる時のエネルギーを感じます。

ラグビーWCやはり、英国に縁の深い国、ニュージーランド、オーストリア、スコットランドが勝ちあがっていますね。

中村俊輔選手を応援してサッカーに熱が入っておりますが、サッカーのプレーヤーの動きとボールの動き非常に流れがありダイナミックで見ていて楽しいです。
 
ピッチの芝もボールが転がるスピードにも影響がありますが、サッカーのディフェンス時にスライディング・タックルをかける時に選手に怪我をさせないようにしたものだと思います。 浦和、横浜などのスタジアムも綺麗ですが、セルティック・パークの芝はとても美しかったです。
by Tantan-Jiji (2007-09-30 14:31) 

スミタン

ずいぶん前の話でしけどんo(’- ’*)

卒業旅行で、オーストラリアへ1人旅に行ったのでしね。
パースからエアーズロックに行く途中の飛行機で、アイリッシュのおじさんの隣になりました。
おじさんは、飴を勧めてくれたり、自分の持ってる雑誌をかしてくれたりと、とっても親切だったのでしね。
途中で、Jリーグ(サッカー)の話になったのだけど。
そういえば、あの時のおじさんも、
「俺は(フットボールはサッカーではなくて、)ラグビーが好きだ」みたいなことを言ってましたでしね。
クフさんのブログを読んでいて、昔のことを思い出しました(*^ - ^*)
by スミタン (2007-09-30 19:21) 

Tantan-Jiji

→ スミタンさん、

オーストラリアへ卒業旅行ですか? 

Lalaはフィージーにいった時トランジットでシドニーの空港にチョット停まっただけです。 

そのとき、行きだったか、帰りだったか覚えていませんが、
マラソンの瀬古選手と一緒の飛行機でした。

かなり前の話です。
by Tantan-Jiji (2007-10-01 22:15) 

サファイヤ

はじめまして。せつこさんのところから飛んできました。

>ある年、スタートダッシュで一番になったのは確か日本代表のラグビー選手だった。

これは、たぶん神戸製鋼の大畑大介のことですね。桁外れの速さでした。
今回のW杯では、右足アキレス腱断裂から復帰するハズだったのに、大会直前に、今度は左足のアキレス腱を断裂。
無念の帰国をしたのでした。しかし、彼はきっとまた戻ってきますよ。

ラグビーは生観戦をお勧めします。でも、観たら病みつきになりますので注意してくださいね♪
by サファイヤ (2007-10-12 13:28) 

Tantan-Jiji

→サァファイヤさんへ、

ご訪問ありがとうございます。 せつこさんのウェブ友ですね。 

大畑大介選手でしたか。。。 名前は覚えておりませんが、あの時は本当にスタートダッシュが他の出場者と異なり、非常に印象深いです。 

それからほんのチョットですが、記事「中村俊輔は”超”負けず嫌い!」の中で、(やべっちFCご存知?)FKの競い合いをした時に、中村俊輔選手が蹴る時のハンディとして、ゴール前の壁を作ったのが、ラグビー日本代表5人で、平均身長195センチの大きな壁をつくったことに触れています。

ラグビーとサッカー発祥の地は同じですね。 ラグビーはニュージーランドとオーストラリアで非常に盛んですが、

サッカーに関しては、オーストラリアのサッカーについて異論がでているらしく、今後ブログに記事を書く予定です。
by Tantan-Jiji (2007-10-13 19:32) 

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