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ローモンド湖にパバロッティの泊まった有名ホテルを見る [グラスゴーの旅]

ローモンド湖は英国最大の淡水湖で、スコットランドで3番目に深い湖で、深さ200メートル。 冬でも氷結する事は殆どないらしい。 スコットランドの湖の中の女王と称され、ハイランドの玄関口。 ローモンド湖の周りの建物は殆ど修復されているが、ツアーのバス運転手さんも、クルーズ船のガイドも、修復の費用に付いて何度も連呼する。 6000万ポンドとか2000万ポンドとか。 

最初に西岸に現れたのは、キャメロン・ハウス。 18世紀の建物だが、今では高級ホテル。 つい最近亡くなった、あの有名なイタリアのテノール歌手、パバロッティや、ショーン・コネリー、マイケル・ジャクソン始めハリウッドの有名スターが宿泊したホテル。 (スライドでは順番が分かりにくくなっているが、水鳥が滑空している次ぎに、映し出される、右手に低い建物があり車が多く駐車しているショットがキャメロン・ハウス)

(追記: 以前一緒にスコットランドに言ったHさんから昨日連絡が入り、このキャメロン・ハウスが、この6月に6チャネル系で放映された小倉氏が中村俊輔選手にインタビューしている場所で、背景にローモンド湖が映っているのではないかとのことです。 Lalaはその番組見ており、またいつものようにTV画面をデジカメに撮っているのですが、その場所がここローモンド湖のキャメロン・ハウスだとは気が付きませんでした。)

次ぎに撮影した建物は、やはり西岸のオーシェンハグリッシュ・ハウス。 セルティックの所属するスコッティッシュ・プレミア・リーグのスポンサーがクライズデール・バンクだが、その初代頭取であったヘンリー・ブロックの別荘で、現在は修復され高級マンションとか。 前後には19世紀、貴族や、当時のグラスゴー市長の別荘だったという建物が次々に現れる。

ローモンド湖の西岸の遠くに見えるのが、ベン・ローモンド山で、標高1000メートル。 ここからは南イングランドの南端のランズ・エンド岬が見えるということで、如何に英国が平坦なところか分かる。 またこの山はゲール語でマンロといい、スコットランドでは最も南に位置する高い山(1000メートル以上)という意味らしい。 これらみな船にあったパンフレットの受け売り。 北欧のヴァイキングが13世紀頃にはここまで進撃してきた歴史がある。 

ゲール語というと、スコッティシュやイングリッシュとも異なる言語で、バスの運転手さんによると、運転手さんの奥さんはこのゲール語を操る一族の出で、ゲール語が分かるとか。 その奥さんのお母さんはスコッッティシュを話さないので、通訳する必要があると、少し自慢げに話していた。 またスコットランドのハイランドには山がかなりあり「ベン・ネビス」とかこのベン・ローモンドのようにベンで始まり、殆どがゲール語名であること。 またゲール語の中には、スコッティッシュやイングリッシュに翻訳というかピッタリ来る意味がない言葉や表現もあるとのこと。

ローモンド湖には22の島があるそうで、ちょっと見には、クリークのように蛇行した流れのように思えたが、22も島があるのなら、分かりにくいはず。 クルーズ船の上デッキに頑張っている観光客はLalaも含めて10人程になったほど、空気は冷たい。 かなり厚い雲間も所どころ切れ目があり、光が差し込んでいて、湖面は静かな美しさ。 とても寒いが心地よい。 空気も美味しい。 一番大きな島、インシュマリン島のところで、クルーズ船はUターンして戻る。 

ローモンド湖はグラスゴーやエジンバラに水道水を供給する水がめでもあり、スコットランドでは水不足ということはないそうである。 ちなみに、Lalaは飛行機に乗るとき以外は一切飲料水は買わなかった。 ホテルの洗面所の水もどんどん飲んだが、美味しかった。

クルーズも最後のほうに近づくと、左手、東岸にバーロッホ城が見えてきた。 まわりの公園が大きく、格好の散歩の場所。 日の光が少し強くなったので、空を見上げると、何と飛行機雲が一直線にグラスゴーに向かって白く伸びているではないか。 これは素晴しいシャッター・チャンス。 中村俊輔選手の左膝が速く良くなりますようにと。。。願いながら、シャッターを切った。 (続く)


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