UEFA機関誌"Champions" 2009年2月号/3月号の表紙はメッシ(後半) [UEFAチャンピオンズ・リーグ]
この号で、メッシや、メッシに関連してマラドーナ、アエグロなどを取り上げている。
メッシに関する記事の中で、本人に20問ぐらい質問しているところから面白そうな部分をご紹介。
Q バルサはメッシを中心にゲームを組み立てているけど、チャンピオンズ・リーグでもスターになれる?
A グラウディオラ監督になってからまだ日が経っていないのに、そんなこというのは早すぎる。 僕の役割はライカール監督の時代と変わらない。 僕はゴール前でプレイするのが大好きだから、そこで違いが出せる。 ゴール前では他の誰よりも危険で、敵にとっては手ごわい相手さ。
Q グラウディオラ監督はライカール監督よりも規律に厳しいって本当?
A どの監督も独自のルールをもっている。 そのせいで監督をくるくる変えるクラブはないと思う。 ライカール監督が個性をもっていなかったという批判は正しくない。 ライカール監督の下、バルサは沢山のことを達成してきた。 僕達が勝利している間は誰もライカール監督のやり方を批判する人はいなかった。
Q スペイン・リーグとヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグとどっちが重要?
A 両方とも。 どちらのトーナメントでも、どのように勝ち進むかによって、優先度は異なってくる。 その時になってみないと、何とも言えないけど、バルサは望みがある限り、全力でタイトルを獲りに行く。
Q 今季のバルサの目標は?
A 物事が僕らに有利になるように願うね。 昨季はバルサの低調さについて色んな噂や推測が流された。 でも、チャンピオンズ・リーグの準決勝までは駒を進めた。 そこで、もし決勝戦まで進めていたら、話はまったく別物になっていたはずさ。
Q 昨季はベスト8を怪我で出場できなかった。 チームメイトが戦っているのを見るのはどう?
A 僕のキャリアの中で、もっとも悲しい瞬間だった。 こんなことが他の選手に起こって欲しくない。 昨年は、このような怪我が何回か起きた。 だから腿を傷めた時、本当に悲しかった。
Q バルサがロナウジーニョやデコを放出したのはどんな理由だと思う?
A 2人とも信じられないくらい素晴らしい選手。 だから正直残念。 バルサは彼らがチームにいる時沢山勝利しているし。 近年のバルサの達成した栄誉の多くは2人の名前が絡んでいる。
Q ロナウジーニョが出て行ってバルサに影響が出た?
A チームは全然変わっていない。 選手はチームに完全に同化している。 さもないと結果にすぐ現れる。 ロナウジーニョはこのクラブに多大な貢献をした。 それは誰もが認めるところ。 しかし時には、サイクルが終わる時がくる。 彼にとって、昨季がそうだった。
Q バルサでの君の成長にロナウジーニョは何か影響を与えた?
A 最初から彼は助けてくれたよ。 トップ・チームに入るや否や、本当に面倒をよく見てくれた。 その親切を決して忘れはしない。 ピッチでは、今までのなかで、ベスト・パートナーの一人だ。 彼と一緒だと、何でも簡単にできる。
Q ロナウジーニヨとはコンタクトとっている?
A 勿論。 僕の友達。 彼のことを忘れるなんてできないよ。 一緒にプレイした時は僕達は本当に親しかったし、いつも良くしてくれた。
Q 君はバルサのリーダーになったけど、責任は重い?
A 監督が僕に委ねる全責任を背負う覚悟はできている。 単純なことさ。 できれば、チームにとって重要な貢献をしたい。 バルサをトップにしたい。 スペイン・リーグとチャンピオンズ・リーグで優勝したい。 チームが僕を必要としている時はいつでも助けることができるように願っている。
Q 多くのクラブが君を獲得したいとおもっているけど、他に移籍することを考えたことある?
A バルサは僕の人生のもっとも重要な位置を占めている。 僕の健康問題も含めて、バルサには世話になっている。 バルサが僕を見出してくれて、そして成長させてくれた。 このクラブは僕の家のようなものだ。
コメント 0