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見え隠れする横浜Fマリノスと中村俊輔選手の交渉時の同床異夢 [Naka Quick News by Lala]

中村俊輔選手が横浜Fマリノスに復帰する・・・という話は、多分5月27日に日本に帰国した時はほぼ既定路線だったはず。

スコットランド、グラスゴーからすごい量のスーツケースが一緒に日本に旅立ったという話も出ていたし。 

5月のスコットランドの地元の記事にも、セルティックが年間3億円の年俸で期限はつけないというオファーを用意した時点で、中村俊輔選手の代理人のロベルト佃氏が、スペインに渡って、当時オファーを出していたAマドリッドとエスパニュールに、正式に断りを入れにいくということも出ていた。 そのときエスパニュールの用意した年俸は税抜きで2億6千万円。 中東のクラブが税抜きで3億円というオファーをだしていた時期。

ところがセルティックの最終戦がおわった後、中村俊輔選手を高く評価しているストラカン監督が辞任したことから、セルティック残留という話もないだろうというのが定説。

ストラカン監督が何も中村俊輔選手に話しをしていなかったとも思えず、実際この時点で横浜Fマリノスの復帰路線は確定的・・・と思われていた。 一説には6月2日に入団発表の記者会見も組まれていたとか。

日本での交渉の話は、スポーツ記事が書き立てるほど、多くは流れてこないが、いくつかの話を総合してみると、凡そこういうことではないか?と推測される。

横浜Fマリノスにとって、中村俊輔選手は目玉商品。 セルティックもエスパニュールも中村俊輔選手のマーケティング価値を大いに期待しているが、一番それを待ち望んでいるのは集客力もチーム力もかなり低下している横浜Fマリノス。 それこそ死活問題に近い感じ。 だから復帰したら100%それを目一杯利用しようと考えている。

復帰の話が決まらない先から、6月21日のホームでの浦和レッズ戦が復帰1試合目と喧伝されていた。 ところが、中村俊輔選手にしてみたら、経済的にも年俸などかなり譲歩しているのだから、ある程度自分のそれ以外の希望は優先されるべきと考えていると思う。

例えば、右脚付け根の痛みの治療や、落ち着いて次のトレーニングのヒントを集めに他の分野の人に会いに行くとか。それに温泉で休養と気分転換も。

日本サッカー協会の犬飼会長も心配しているように、現在の中村俊輔選手は、怪我をおして(痛み止めを使いながら)スコットランドのリーグ戦を戦い抜き、日本代表戦にははとんど出場しており、かなり無理を重ねているのは周知の事実。 次のシーズンまでに1ヶ月ぐらいは休ませるべきという声がでるのも当然。 

そうなると、体調や怪我を治すには休む必要があるが、横浜Fマリノスにはそのことを考える余裕が全然ない。 6月11日にはメディカル・チェックも受けてお披露目という横浜Fマリノスが敷いたレールも、中村俊輔選手にとっては「ちょっと待てよ・・・」というところ。

エスパニュールにとって、今回の交渉の一番のネックは、俊輔選手の奥さんとお子さんの教育問題とみており、それを説得すべき策を用意している・・・というのは5月に話が浮上した最初から出ていた。

中村俊輔選手を応援するファンとしては、サッカー選手として悔いない人生を歩んでもらいたいもの。 オシムさんもよくいっているように、プロのサッカー選手はサッカーに100%捧げて欲しいということ。 イングランド代表監督のカッペロさんもベッカム選手に「最高レベルのサッカーができることろに行け」と言っている。


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