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キリンチャレンジカップ2009対スコットランド戦、後半駒野選手の投入が結実、2対0で日本代表勝利 [サッカー日本代表]

2009年10月10日 神奈川日産スタジアム。

中村俊輔選手を始め10月8日の対香港戦にフル出場した選手はほぼ試合に出さないというのが岡田監督のコメントにあったのが、新戦力や中堅の選手の見極めの貴重な機会。

この試合のチケットはファミマの先行予約で取ったので、初めてバックスタンド、かぶりつき席というのを手にいれた。 かぶりつき席というと聞こえは良いが、スタンドによってはピッチが全面見れるという訳ではなく、尚且つ、多くの報道カメラマンが目の前をウロウロする少しいわくつきの席で、国によっては少し安いらしいが、JAFの場合、そんなことはなくきっちりいい値段。

いつもの新幹線、新横浜、スタジアムへの道はかなり大人しい感じ。 ユニやタオル・マフラーで準備OKという集団も少なく、そこかしこで、スコットランド応援団のスカート姿の大柄な人たちがビール片手に気炎を上げている。 

スタジアムについたのは6時50分頃。 席についたら、スタジアムの観客席はほぼ埋まっていたのは驚き。 席は日本陣営のゴールより、またCKは非常によく見える場所。 前から4列目。 まわりは幼稚園児や小学生を連れたお父さんや、やはりサッカー大好きの落ち着いた人々多し。 これ見よがしのカップルはほとんどなし。

すでにピッチでは選手がウォーミング・アップ。 バックスタンド側が今回は幸いして、中村俊輔選手、遠藤選手、闘莉王選手そして森本選手の姿がぐっと視界に入ってくる。 これはこれでラッキー!!!

控え組みの動きは皆スムーズ。 やはり森本選手への関心が皆高い。 

ピッチの少し遠いところでスコットランド代表がウォーミング・アップ。 アウェーの白いユニフォームなのかもしれないが、皆体格立派だし、結構立ち姿エレガント。 セルティックのマクマナス選手とコールドウェル選手の姿も。 

さて試合の先発選手の発表。 (写真は後でUPします。)

試合の内容はTV中継されているので、印象を中心に記します。

前半の試合開始はまるでレンジャーズとセルティックの試合のようで、ロング・ボールとヘディングの応酬。 スコットランドの守備陣の壁は厚く、日本代表もヘディングとロング・ボールが目立つ。

中盤では中村憲剛選手と稲本選手がゲーム・メーカーの役割か。 中盤の攻守にわたって動きのよかったのは今野選手と橋本選手。 憲剛選手にボールが渡っても、そのまえに走っている選手との連系がいまひとつ。 本田選手はかなり大味で、折角ボールが渡っても前にだすよりもほとんどバック・パス。 石川選手の体のしなやかさとスピードはあるが、いい場所でボールがもらえることがほとんどない。 前半やはりワン・トップの前田選手は孤立気味。 回りを囲むスコットランドのDFがぴっちりと詰めており、なかなか前田選手ボールにさわること出来ず。

日本のDFも特に岩政選手のジャンプ力の高さが良い。 スコットランドの選手に競り勝つことたびたび。 ただ落ちる時にその体勢でファウルになることしばしば。

スコットランドは守備は手堅くも、カウンター狙いだが、やはりFWが今回遠征に帯同していなかったのか、ゴール前に鋭く迫る形は見れず。

前半終了。 また中村俊輔選手を始め、控えの選手がピッチでウォーム・アップ。 中村俊輔選手はビブスをつけていないので、これは後半もほぼ出場しないという感じ。 短いウォーム・アップが終わり、ピッチの中央線あたりで、マクマナス選手と立ち話、そしてコールドウェル選手と握手を交わすと一旦ロッカー・ルームへ。

後半開始。 選手交代はなし。

後半開始はスコットランドのほうが気合が入っていたのか、日本陣営で試合が進む。 皆必死のクリア。 スコットランドがカウンターで攻めてきても、サイドですこしボール持ちすぎ。 それで日本側も自陣のゴール前に守備に間に合ってというパターン。

ボール支配率優位の日本代表だが試合の流れは膠着。 前田選手に代わり森本選手投入。 後半橋本選手、石川選手、内田選手にかわり、大久保選手、松井選手、徳永選手が入る。 

これでパス回しやサイドの動きが俄然よくなる。 特に松井選手の仕掛けの動きが、他の選手とは全然異なり、試合に動きが。 右サイドの大久保選手が果敢に走り回り、ファウルをゲット。 これで本田選手がFKを蹴るも、GKキャッチ。

森本選手が相手DFに囲まれながらも体の入れ方、そして小刻みに上下に走りマークを交わす動きが新鮮。

後半31分、稲本選手が駒野選手に交代。 

そして左サイド、駒野選手が駆け上がり、ゴール前に鋭くスピードのあるクロス。 ゴール前になだれ込む森本選手とスコットランドDF数名。 そしてボールは鋭くゴール・ネットを揺らす。 一瞬沈黙、オウン・ゴールだ、オウン・ゴールだ・・・ でも日本に1得点。 大歓声。 スタジアムのスクリーンでそのシーンが映し出される。 森本選手の手前にいたスコットランド13番ベラ選手が体を一杯に伸ばして足先でクリアしようとしたらしいが、伸ばしすぎでクリアする角度がとれずにそのままいいヒットに。

スタジアムはいい感じ。 スコットランドも必死になるが、やはり決めてがなく、時間は過ぎる。 そしてまた左サイド駒野選手が駆け上がってゴール前に走りこむ森本選手にパス。 森本選手のシュートが相手DFにあたり、右に転がってきたところを、右サイドに詰めていた本田選手が難なくシュート。 本田選手ガッツ・ポーズ。

日本代表2対0. この試合の殊勲選手は駒野選手。


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