日本代表対イングランド代表戦、1対2 日本選手のオウンゴール2点+先制点・・・・ムムムム勝ち切れず [2010FIFA南アWCに向けて]
2010年5月30日 午後9時15分 オーストリア、グラーツ、雨が降る中キックオフ。 日本代表は守備を厚くする中盤の底に阿部選手。 GKは川島選手。 ゲームキャプテンは長谷部選手。 中村俊輔選手はベンチ。
イングランド代表ルーニー選手、ランパード選手、アッシュリー・コール選手など。
キリンチャレンジカップの対韓国戦でいいとこなかった日本代表。 ここでいい試合して気分良く6月11日開幕のワールドカップに向かいたいというところ。
試合開始早々、右コーナー・キックを得た日本代表。 キッカーは遠藤選手。 低めの弾道に、ニアでゴールより離れたところにいた闘莉王選手が上手く蹴りこむ。 日本代表先制点。 韓国戦よりは中盤で素早くパス・ワークも見られ、これは久しぶりに日本にとって有利な試合展開。 このあと流れから何とか得点しようとするが、ゴールに結びつかず。
日本に先制点を許したイングランド、日本代表のプレスや、2人、3人でボールをカットする動きに、ルーニー選手やランパード選手に苛立ちと焦りが。 それでもどうにか前半は1対0で日本代表は折り返す。
後半、選手を5人交代させて、得点する意思を前面に出してくるイングランド。 日本代表は交代なし。 雨も強くなり、ピッチは滑りやすく。 ロングボールには双方とも選手が間に合わず、ラインを割ることが多くなる。 5人の選手交代をしたイングランドが徐々に試合をコントロールすることに。 前半のプレスで疲れが出たのか、徐々に動きが鈍くなるのと、押し上げがなくラインが下がり気味になる日本代表。 攻撃らしい攻撃もできず。 日本代表のゴールを守る川島選手のファイン・プレイの数々。
サイドを使った攻撃を繰り出すイングランド。 最初右サイドを軽々と突破され、鋭いクロスをゴール前に。 それをクリアしようとした闘莉王のヘディングは、ピッタリゴールに入り痛恨のオウン・ゴール。 そして最後左サイドから斜めのシュートが。 スライディングする中澤選手の足先にあたり、こちらも日本のゴールに吸い込まれる。 オウン・ゴールとはいえ、イングランドの攻勢に守り一辺倒になった日本の力が及ばないところ。
後半交代で入った森本選手。 途中PA内でトラップして反転してシュート。 高原選手以来の大型FW。 このワールドカップの試合を経て更なる成長が期待できそう。
日本代表は選手交代後に相手に攻め込まれて失点するパターンがあるのは、やはりポジション別の選手でもレベルというか持ち味に差がありすぎるからか。
イングランド代表のプレス・インタビュー。 ランパード選手は自分達の前半の動きの悪さ、後半はよくなってきたが、これからワールド・カップ開始前までに調子を徐々に上げていくといっていた。
日本代表にとってみれば、本気モードとか様子見で始まった前半はともかく、強国が本気になった後半はやはり自分達のサッカーはなかなかやらせてもらえなかった。
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