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アジア杯2011―対カタール戦、香川選手エンジンがかかって100%アウェーのカタールに3対2 [サッカー日本代表]

2011年1月21日 夜の10時15分には家にいてアジア・カップ2011 対カタール戦をTV観戦。 日本代表の先発は大方の予想通り、トップ下に本田選手、右SB伊野波選手、GK川島選手。 この3人以外は対サウジアラビア戦と同じ陣容。

カタール代表にはあのセバスティアン選手。 ウルグアイからの帰化した選手。 それ以外にもガーナや南米の選手を帰化させて、体も大柄で走るスピードもある。 フィジカル的には明らかに日本代表に勝っている。

カタールの戦いかたは、FWのセバスティアン選手にボールを集めること。 スタジアムには、リーグ戦ではあまり聞かなかった、中近東の独特のメロディーが充満している。

前半、カタールの動きがよくて、日本代表の攻撃はなかなか形をつくることができない。 すきあらば日本代表のボールをパス・カットしてスピードにのったカウンター、特にセバスティアン選手がサイドから中に切れ込んでくる迫力に、日本代表は守備に追われる。 そして早い時間帯、中央で日本代表とカタール代表がボールを取り合っていたとき、右サイドからセバスティアン選手が一人抜け出てくる。 かなり長い距離を走り、見ている側はこれはオフサイドではと思っていたが、日本代表のセバスティアン選手への対応の動きが緩慢。 そして股抜きに見えたシュートがそのまま日本のゴールに。

喜ぶカタール代表とスタジアム。 カタールは守備的というよりは、フィジカルとスピードを活かした攻撃型のチームに見える。 カタールの動きに少し慣れた日本代表は岡崎選手や香川選手がよく走っている。 右サイド、走りこむ岡崎選手がフワッとしたボールをゴール前に。 そのボールに喰らい着いてゴール左上に突き刺したのが香川選手。 ほぼ岡崎選手のゴールだが、香川選手がアシストで放り込んだというところ。 これで同点に追いついた。

後半、カタール選手は体を寄せながら逆に日本のファウルを誘うようなプレーが多発。 シミュレーションのようなプレーもある。 ピッチに転がるカタール選手。 セバスティアン選手にマン・マークのようについていた吉田選手が、2枚目イエローでレッド、退場に。

カタール代表に与えられたFKは、日本陣営内PAの右の深い地点。 日本代表は10人で戦わなくてはならない。 前田選手が岩政選手に交代して守備を固める。 カタールもプレース・キックの上手い選手が交代に入って、この深い位置からのFKを決める。 日本代表、吉田選手の退場で、ゴール前の壁のつくりも動揺からか、穴があった。 普通だったら、もう一人ゴール脇の内側にいてもよかったがそこは誰もいなく、川島選手もゴールの中に入り込みすぎだった。

2対1となった日本代表を救ったのが香川選手。 今度は中央でボールを受け取ると左サイドにドリブルで回りこみながら、カタールのGKをかわしてシュート。 2対2に追いつく。 この1点は日本代表を勇気付けた。 10人と一人少ないながら、点を取っていく。

2対2になって、双方点が先に欲しい。 カタール代表は相変わらずセバスティアン選手が走りこんでくるが、何とか防ぐ日本代表。 フィジカルにものを言わせていたカタール代表、徐々に疲れが見える選手が。

後半終了間際、中央長谷部選手からゴール前中央やや左にいた香川選手に絶妙な縦パスが。 香川選手、粘っこくドリブルで中央に走りこむが、カタール代表のDFが一人二人と追いすがり、流石の香川選手も倒される。 アナウンサーはPK...PKと叫ぶが笛はならず。 ところが、そこに右サイドに日本の選手が。 右SB伊野波選手がボールに走りより、蹴りこむ。 10人の日本代表が逆転3対2. 

後半ロス・タイム4分も凌ぎきり、日本代表劇的逆転3対2で勝ち抜けた。

ザッケロー二監督も監督インタビューで、SBが点を取るところが日本らしさだと。

DSC02264対カタール1.jpgDSC02290対カタール2.jpg

対カタール戦後の日本代表選手のコメントはこちらから。

http://topics.jp.msn.com/sports/topics.aspx?topicid=518


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