UEFAチャンピオンズ・リーグ10/11決勝トーナメントの試合を観る [UEFAチャンピオンズ・リーグ]
2011年4月9日 今週は桜の開花と余震、そしてまだ続く福島第1原発の事故の続き。 被災者の方々の今後への向けての活動の開始。 かなり長期間にわたるだろうと思われる復興と復旧の道のり。
欧州ではUEFAチャンピオンズ・リーグの決勝トーナメントの試合で、3試合TV観戦した。 インテル対シャルケ、チェルシー対マンチェスターU、バルサ対シャフタール。
試合として面白かったのは、インテル対シャルケ、バルサ対シャフタール。 シャルケとシャフタールにはいくつかの共通点があった。 それは攻守にバランスが取れていたのと、チームとしてのスピードと運動量が相手チームより勝っていたところ。
インテルは5対2で負けて、バルサは5対1で勝った。
インテルはどうしてもチーム・プレイというより個人技に頼っているチームの印象が強く、シャルケの攻撃を止められなかった。 シャルケの7番ラウル選手の中央突破もFWらしい動き。 22番内田選手の右サイドから何度かクロスを上げた攻撃も目立っていた。
シャフタール相手にバルサは5対1で結果としては圧倒的な差が出たが、試合の局面局面ではシャフタールは互角だった。 特に前半惜しいチャンスはシャフタールに。 そして2点先取されてもシャフタールの攻撃意欲が衰えない戦い方。 シャフタールはとってもスピードがあり、バルサの選手が追いつけない局面が度々。 しかも自陣ではバルサが珍しく、4人、4人の2列で守っている。 あのメッシ選手もパス・カットや守備をしている。
それでもシュートの精度とチームほぼ全員がいいシュートをもっているバルサがじりじり得点を重ねていく。 シャフタールがCKで1点を返すと、その後間髪をいれず、中央をドリブル突破するメッシ選手。 メッシ選手がシャフタールのDFを何人もひきつけて、左サイドから中央に走りこんできたケイタ選手はフリーに。 メッシ選手からケイタ選手にパス。 そのパスを躊躇せず凄いスピードでシュート。 ゴールネットの左に突き刺さる。4対1 ここシュートの迫力はこの試合の白眉。
チェルシー対マンチェスターUの試合は正直退屈。 マンチェスターUもチェルシーのイングリッシュ・プレミアでの戦い方と同じ。 そのため、ルーニー選手が先制点。 追いつこうとするチェルシーだが全体に精細を欠いた試合。 一方マンチェスターUもさらなる追加点を取ろうとしていたのか甚だ不明な試合で、なんとなくずるずると終了。 リバプールから移籍のトーレス選手だが、少し調子は上がってきたようだ。 シュートには至らずの場面が多かったが、次の試合ではゴールできるのではないか。
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