雑誌“サッカー小僧”、嗅覚するどくイニエスタと宇佐美でドリブルの秘密(本題-いい走りと悪い走り) [サッカー]
2011年6月20日 19日にはU22日本代表対クエート代表の試合を観た。 チームのバランスとしてはかなり意思疎通も含めまとまっている印象。
前半2対0で追い返した時はこのまま相手をゼロに押さえ込めるかと思っていたが、やはり若いチーム。
さて雑誌"サッカー小僧”2011夏の大会必勝版には、また「走り」について面白い記事を載せていたのでご紹介。 ()内はLalaの補足。
記事のタイトルは「足が速くなるにはどうしたらいいですか?」
サブ・タイトルは「裏に抜けるスピード、裏に抜けさせないスピードが身につく!」
答えは「姿勢を変えるだけでキミの走りが格段に変わる」 文は北健一郎氏。 技術指導は杉本龍勇氏(Jリーグ、湘南ベルマーレのフィジカル・アドバイザー、あの岡崎選手の足を速くした人)
ズバリ秘訣は「『正しい走り方』をすること。これが足を速くするためのすべてといっても過言ではありません。 気をつけるのは3つです。『姿勢』と「股関節の動き』と『リズム』。 これがちゃんとできれば誰でも足は速くなります」
『姿勢』-「学校で朝礼のときの『気をつけ』の姿勢をイメージ。・・・速く走るためには、手や足だけを一生懸命に動かしてもダメ。 体全体で前に進むのが走り方の基礎であり、足を速くするための最大の解決策。・・・トレーニングの間だけ良い姿勢(気をつけの姿勢)にしても、走っているうちに崩れてしまいます。ですから日常生活から正しい姿勢にする習慣をつけることが大事。・・・(胸をはることから)偉そうなぐらいでちょうど良いんです(笑)。 『アイツ、偉そうだな』と言われても、気にせずに堂々と歩きましょう」
『股関節の動き方』-「要は、足が根元から動くかどうか。・・・悪い姿勢(前のめりで走る)のまま股関節を動かすのと、良い姿勢(気をつけの姿勢)で股関節を動かすのとでは、足の動く幅が全然違ってきます」 (良い姿勢で腿上げすると、胸につくほど)
そして、ストレッチ、体を柔らかくするために、1回5分程度、膝を伸ばしたり、股をひろげたり、お風呂上りなどとは拘らずに、好きな時間に。
『リズム』-「サッカー選手はボールを足で扱うので、足ばかりに集中して手がおろそかになりがちです。 自分の体を動かすうえで、手の動きというのはとても大事。腕を振らなければリズムをとることはできません(メッシはドリブルして前進する時、いつも全力疾走するかの如く腕をまげて小刻みに凄い勢いで振る)」
「サッカーの駆け引きのなかで相手に勝つためのスピードは、練習によって身につけることができます。 足の速さは性能ではなく技術」
気をつけの姿勢など、大人になってからあまり意識したことがない。 しかしメッシはもとより、クリスティアーノ・ロナウド、ロッペンをはじめ体を垂直に立てて走る選手は確かにスピードに乗ると、周りはなかなか追いつけない。
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