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アルガルべ杯のなでしこ:対ドイツ戦、研究されていた日本代表、後半打ち合いに敗れる [なでしこジャパン]

2012年3月7日 午後10時過ぎから、アルガルべ杯決勝戦。 日本対ドイツ。

ドイツ代表は2011年のチームよりだいぶ若返り、しかも対スウェーデン(?)戦で4対0とかなり得点力がある。 

日本代表の前半の先発選手のポジションは、宮間選手がボランチ、川澄選手が左サイドなど、いつもとは異なる布陣。 ボリバレントを目指す監督の考えかもしれないし、ドイツという強豪と戦うのに澤選手を欠いてボランチに不安があったのか。

この布陣は選手間のポジショニングのバランスが悪く間延びしていた。 しかもドイツ代表は日本を研究してきており、宮間選手や川澄選手、大野選手などマークが厳しい。 結局、パス回しもかなりカットされ日本代表のいいところは消されている。

ドイツ代表は身体能力も高そうだし、とにかく足が長く走るスピードもある。 日本代表も必死で競り合うが、かなり少しのところで負けている。 前半矢継ぎ早に2点を決められ、なでしこジャパンも危うし。 しかし前半も終わり頃、川澄選手が左サイドかけあがると、味方からパスをうけ、2歩ほどステップで切り替えし、相手DFとGKの間合いを外すと落ち着いてゴール右隅にシュート。 2対1.

後半、日本代表は選手を3人交代。 宮間選手も川澄選手もいつものポジションに。 DFの熊谷選手が落ち着いて技量もUP。 これでなでしこジャパンらしい動きが多くなる。 見ているほうも安心。

2対2に追いついたけれど、PKを与えて3対2. そして選手交代でまた日本代表が1点を盛り返す。 3対3. 喜んだのもつかの間、ドイツ代表にロング・ボールをけりこまれ、前の試合でハットトリックを決めた絶好調の選手が左サイド、長い距離を走る。 日本代表は3対3に追いついた喜びの後の瞬時の逆転場面で、対応が遅れる。 この試合もハットトリックを決めた選手は、試合終了後、仲間に胴上げされている。

なでしこジャパン、後半かなり粘り強く、あきらめないで戦えたが、最後の最後、ドイツにやられてしまった。

この大会のなでしこジャパンの新キャプテン、宮間あや選手がMVPに選ばれた。 インタビューで、宮間選手はチームとして粘り強くできたが、最後勝ちきれなかったところに(キャプテンとして)責任を感じるとコメント。

残念だったけれど、なでしこジャパン、準優勝。 新しい選手も加わって日本代表チームとしてもロンドン・オリンピックに向けてチーム作りもこれから。 若手選手も加わって、2011年のチームとはまた別の良さを持っている。 一方、ユーロ大会に照準を合わせているドイツ代表のほうが、早くチーム作りを開始しており、日本対策もしてきていた。 そのあたりの調整のタイミングの差もあったと思う。


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