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なでしこジャパンのキリンチャレンジ・カップ:対ブラジル戦、飛車角抜きのブラジルだったが、流れの中からの得点が成果 [なでしこジャパン]

2012年4月5日 キリン・チャレンジ・カップのなでしこジャパン、対ブラジル戦。 残念ながら家についたらとっくに試合は終わっていた。 会社を出たところで、スマフォでチェックしたら、1対1で前半終了ということで、これはだめかなと思っていたところ、なんと4対1で試合に勝利して、尚且つ、キリン・チャレンジ・カップで優勝。

出来すぎの感はするが、それでも後で試合のダイジェストを見て、佐々木監督の表情をみて、なでしこジャパンのオリンピックへの向けての準備は順調。 ブラジルがこの試合のあと、すぐさまオリンピックの前にもう一度試合をしようと申し込んだというニュースをみて、FIFAの女子の最優秀選手賞を5年連続で受賞したマルタ選手と司令塔のMFの選手2名が参加していない・・・ということで納得。 4対1というスコア、そして対米国には3対0で敗れているのは、このままでは選手の中に苦手意識が出てしまう可能性。

3対0の対米国戦はあのひどい暴風の中、4時に試合開始を繰り上げて、すべて失点はセット・プレー。

対なでしこジャパンでは、ブラジルの個々の選手の能力の高さを披露。 さすがブラジルという感じ。 胸トラップで反転してそのままボレー・シュート。 ゴールになならなかったが、このブラジル選手がDFだということ。  

前半、宮間選手のFKをヘディングでクリアしようとしてクリア・ミスのオウン・ゴールでまずなでしこジャパンが得点。 今度はブラジルがFKを成功させる。 左サイド、大きくカーブした低めのシュートはギリギリゴールの右に吸い込まれる。 

後半、宮間選手をボランチの位置に下げて、なでしこジャパンの攻撃が分厚くなる。 宮間選手の右CKに永里選手がヘディングで2対1. 3点目は流れからゴール前に詰め寄るなでしこジャパン、永里選手のシュートを相手GKがはじいたところを詰めていた宮間選手が冷静にゴールに蹴りこむ。 

宮間選手によると、永里選手のシュート力はかなりのもので、永里選手が蹴ると、こぼれてくる可能性大で詰めていたということ。 永里選手は2011年の世界選手権では途中からベンチになったFWで、その後、自分が生き残るために、短距離ダッシュ(5メートルとか10メートル)を自分の所属するチームの試合後にかかさず自主練。 FWとしてポストプレイや前線からの守備にこだわってきたということ。 (2011年ベンチは、点を取りたいために、PA内にへばりついていてチームとしての連携プレイができなかったことで監督が判断)

最後の4点目は終了間際、あきらめないなでしこジャパンらしく、近賀選手のクロスにルーキーFWが相手DFともれつながら、倒れこみながらものにした。 米国が3対0で勝ったことから、日本代表も3点差以上というのは優勝には必須だったが、あのブラジルに対し4対1というのは、飛車角抜きということもあってもやはり頼もしい成果。

佐々木監督の余裕ある笑顔が今のなでしこジャパンの状態をあらわしている。 なでしこジャパンのコレクティブ・カウンター意識はかなり浸透してきている。 オシムさんやヒディンクさんが見たらどう思うか。 コレクティブ・カウンターは男子の日本代表に根付かせようとしたものだから。 ザック・ジャパンはどちらかというと、その時途中交代で出した選手がラッキー・ボーイになったという・・・だけだと・・・・・  肝心な試合で負けているし、試合展開も正直その場限り。 

一方、7日午後、TVでアルビレックス新潟対横浜Fマリノスの試合を前半の45分だけ観戦。 正直、横浜Fマリノスが昨季よリ進化しているとは言い難い。 相変わらずボールは前線には収まらず、時折パス回しを見せるが、球際は弱く、セカンド・ボールも取られることが多い。 何しろ見ていて点が入るという予感は感じられない。 かなり重症です。


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