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UEFAチャンピオンズ・リーグ11/12ベスト4:チェルシー対バルサ、チェルシーの組織的守備がバルサの組織的攻撃を抑え込む [UEFAチャンピオンズ・リーグ]

2012年4月21日 土曜日 今年は4月も中旬を過ぎても肌寒い。 UEFAチャンピオンズ・リーグも気が付けばベスト4の戦い。 今年の優勝決定戦はクラシコになる可能性が大だといわれているが、ブンデスのバイエルン、プレミアのチェルシーが第1戦はそれぞれものにした展開。

チェルシー対バルサの試合は非常に激しい雨の中行われた。 ホームとは違いアウェーのバルサは黒いユニフォーム。 相手がどのようなチームであろうとバルサ流を貫く、パス主体の組織的攻撃。 前半のバルサの攻撃で点に結び付きそうだったのは3回以上あった。 最初はあわやというところでゴールのバーにあたった。 チェルシーの名GKチェフ選手のファイン・セーブもあった。 ゴールに向かうバルサのシュートをチェルシーのあわやというところで蹴りだす。

チェルシーは想定されていたように、全体が守備的位置に配し、特に4バックは壁のように距離を一定に保ってバルサの攻撃を防ぐ。 

前半はボール支配率も約70%と、メッシ選手のドリブルの切り込みは何度も繰り返される。 チェルシーは挟み込むように8名ぐらいはゴール前に陣取ってバルサの攻撃をつぶす。 0対0で折り返すのかとおもっていた前半ロス・タイム、一瞬の反撃のチャンスを見逃さないチェルシーのランパード選手が右サイドから左サイドに長いクロスを出す。 チェルシーの選手はそのボールに追いついて、PA近くまでドリブルで持ち込む。 バルサのDFが追いつくが、シュートではなく、真横のパスを出す。 そしてそこに走りこんでいたチェルシーのFWドログバ選手。 ここぞというワン・チャンス、ドログバ選手は冷静にシュートを放つ。 ボールはゴール右隅に吸い込まれる。 そのシーンを見たバルサのキャプテン、プジョル選手は天を仰く。

後半、バルサの攻撃は手を緩めないが、チェルシーも守備に隙を見せない。 後半はバルサの攻撃がワンパターンに見えるほど、チェルシーの守備に揺るぎがない。 チェルシーのカウンター攻撃は2回ほど。 後半は双方ファウルが多く、特にチェルシーの選手がピッチに転がり時間を使う。 そのまま試合終了。

チェルシーは普通プレミアの試合で守備的に試合をはこぶことはほとんどないと思うが、ドログバ選手やランパード選手も全員守備的意識を強く、規律を見せたチェルシーの4バック。 チェルシーの組織的守備がバルサの組織的攻撃を封じ込めた試合。


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