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ロンドン・オリンピック、第2戦はサッカー男子U23、好調大津選手の先制弾でまさかのスペインを置き去り [サッカー日本代表]

2012年7月26日 夜10時45分からスコットランド、グラスゴー、ハンプデン・パークで、サッカー男子のU23、日本代表対スペイン代表の開幕戦。 

昨日の興奮も冷めやらず、ロンドン・オリンピックの第2戦(TV観戦者にとって)に突入。

オリンピックの開催日程が16日で、こちらも開会式前の試合開始。 グラスゴーでの日本代表対スペイン代表の試合などかなり粋な計らい。 イングランド全体で、サッカーの本場ということもあって、オリンピック大会のサッカー試合の位置づけはあまり評価が高くないらしい。 試合会場への入場者数も以外ともりあがらないということだったが、スコットランド、グラスゴーでのサッカーにおける日本人選手への関心は多分、中村俊輔選手が何年かセルティックに所属していたからほかの地域より高い。 またスペインに対してはイングランドやスコットランド代表はなかなか勝てない相手らしいからことさら。

さて、日本代表対スペイン代表のこの試合、かなり番狂わせなことが多かった。

スペイン代表はこの大会の優勝候補の一つ。 日本代表は直前のメキシコ代表との強化試合で大津選手の活躍もあって2対1とメキシコ代表を下しているが、最近の試合でスペイン代表は1対0でメキシコ代表に辛勝だったことから、ひょっとしたらひょっとする・・・というのは観戦前の雰囲気。

試合は正確なパス・ワークのスペイン代表に対して、はやい寄せとこまめなプレス、そしてカウンターを狙う日本代表。

1トップに入った永井選手がその持前の走りのスピードで何度もすきを伺う。 日本代表のオーバー・エイジ枠は吉田選手、徳永選手などDF陣の強化に使ったそのDF2名が先発。 スペイン代表の攻撃を随所で食い止める。 カウンターで何度もシュート・チャンスをつくる日本代表に対して、スペイン代表は以外とシュート数が少ない。

前半、カウンター攻撃でCKのチャンスが。 右サイド、CKを蹴るのは扇原選手。 かなり低めの弾道でゴール前にストンと落ちると、そこに食らいついた大津選手が値千金の先制弾。 大いに喜ぶ日本代表選手達。 

まさかの日本代表の先制点にあせったのはスペイン代表。 ここがA代表よりも若さが出てしまった。 永井選手のスピードある突破に慌てたDFが思わずファウル。 派手に転んだ永井選手に対するファウルでレッド・カードでスペイン代表、まさかのDFの退場で10人に。 

数的優位になったチームが必ずしも勝利しないところにサッカーの妙味が。 ところが、オリンピック大会で、しかも優勝候補のスペイン代表にとってはまさかの展開。 

後半、足を痛めた大津選手にかわり斎藤選手がピッチに入る。 強豪相手にFWも守備意識の高い日本代表で永井選手とともに斎藤選手もスライディング・タックルなどで守備も頑張る。

清武選手、東選手などシュート・チャンスをつくり果敢にシュートを蹴るも精度が今一つ。 日本代表のここ数試合の課題、シュートの精度の悪さがまたしても。 これが修正されていれば、もう1点は獲れていた。

最後はパワー・プレイでロング・ボール多用のスペイン代表に対して、必死でしのぎ切った日本代表が、スペイン代表を0点で抑え、1対0で歴史的勝利。 いかにこの試合がすごかったのは大津選手の足の負傷に加え、あのフィジカルでもアイデアでも抜きんでた右SBの酒井選手も負傷交代。 中2日でまた試合があるオリンピック大会、18名での戦いですでに2選手に影響が。


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