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ロンドン・オリンピック、なでしこジャパンは死のノックアウト方式でマルタ選手を擁した強豪ブラジルをノックアウト! [なでしこジャパン]

2012年8月4日 未明。 この1週間はロンドン・オリンピック大会の競技を見て、夜更かしの連続。 

3日が金曜日で助かった。

さてサッカー女子のロンドン・オリンピックは2日前のリーグ戦で対南アフリカに戦術的戦いで引き分け、(正直、深夜見ていたけど、途中であまりにつまらない試合で寝てしまった。)で、イギリスはカーディフで、強豪ブラジルを迎え撃つ。

1位通過だと8時間かけてスコットランド、グラスゴーに移動しなければならないということで、中2日の強行軍で勝つための戦術の1つ。

ブラジルは5年連続FIFA最優秀選手、マルタ選手を先頭に、面構えも風格のある選手が多い。 この大会、ファウルが一番多いチーム(アナウンサーが言っていた)らしいが、フィジカルもスピードもテクニックも個人技もそろった、女子チームでは本当に強いブラジル・・・(男子のブラジルも強い!)

試合は圧倒的優勢がブラジル。 なでしこジャパンは必死の防戦。 でも、まるっきりやられっぱなしというわけではない。 何回かいい形でシュートに持ち込むこともできる。 ブラジルの戦いかたはオーソドックス。 巧みなパスまわしから、2トップの得点源のマルタ選手やクリスティアーニ選手にボールを集める。 あぶないシーンも何度もある。 ファウルを辞さないブラジルに、体を寄せられドリブル突破をかけられるとなでしこジャパンもファウルを取られてしまう。

前半30分頃、日本にFKのチャンス。 ボールをセットするや誰が蹴るのかとキョロキョロした瞬間、澤選手がロング・ボールを前線に蹴ると、ゴールに向かって鋭角に走りこんでいる大儀見選手が見える。 ボールをえた大儀見選手が追いすがるブラジルのDFを従えて、冷静にゴール右隅にシュート。 待望の先制点。 よろこぶ大儀見選手。

先制点を与えてしまったブラジルは攻勢を強める。 石清水選手をはじめ、なでしこジャパンのDFは大忙し。 それでもなでしこジャパンは全員守備の意識が強い。 大野選手、宮間選手や近賀選手は劣勢にたたされながら、チャンスとみるとなでしこらしい連携プレイで攻撃を仕掛けることができる。

後半、両チームとも同じような戦いを続けるが、ブラジル代表の戦い方に慣れたなでしこジャパンは少し落ち着きが見られるが、相変わらず守備に走りまわざるを得ない。 1点を先制したことで、気持ち的には優位に立てているなでしこジャパン。 なでしこらしいパス回しも出てくる。 守備には2対1で相手を挟み込む作戦。 それでも足元、足元にびしっと決まるパスをまわすブラジルは確かに王者のプレイ。

後半も30分頃、カウンター狙いのなでしこジャパン、一瞬のすきをみのがさず、大野選手にパスが出ると、テクニックに優れた大野選手らしいミドル・シュートを豪快に振りぬくと2点目。 劣勢にたたされながらも、チャンスを待ってカウンター攻撃でなでしこジャパンの2得点は素晴らしい。

始終優勢にたち、バスもドリブルも多彩なブラジル代表はシュートが得点に結び付かず。 戦いぶりにブレはないが逆にいえば、王者ブラジルはあまり負けたことがないためか、少し単調なプレイだったかも。

なでしこジャパン、4強に。


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