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ロンドン・オリンピック サッカー男子決勝戦と柔道女子上野選手 [サッカー]

2012年8月12日 未明 ロンドン・オリンピック サッカー男子 決勝戦はウェンブリ―・スタジアム サッカーの聖地ということで収容人数も9万人以上ということで巨大。

日本を破って決勝戦に進んだメキシコ代表といつも優勝筆頭にあげられるブラジル代表。 

メキシコ代表は開始早々、機敏な動きで左サイド、まだエンジンのかかっていない緩慢な動きのブラジル代表の間をスルスルとかいくぐり先制弾。 メキシコ代表は非常に規律がとれてしかも戦闘モード。

ネイマール選手などを擁して、ブラジルはAチームやU23などとクラス別にわけないで監督も同じらしい。 なかなか得点に至らないブラジル代表では、前半に選手交代。 日本のJリーグにも所属したフッキ選手を投入。 フッキ選手はFWかと思ったがオーバーエイジ枠でMF登録。 左サイドに入る。 

ブラジル代表は余裕のパス回しだが、プレスが速く、ミスを見逃さないのはメキシコ代表。 ブラジルらしさが出たのは後半。 ネイマール選手などシュートを打つが、枠をとらえ切れない。 フッキ選手も個人技を生かしていいシュートを放つ。

攻めあぐねるブラジル代表に対し、セットプレーで得点を重ねたのはメキシコ代表。 2対0. 最後ロスタイムに維持のゴールはフッキ選手。 2対1でメキシコ代表が金メダル。

この試合でロンドン・オリンピックでのサッカーの試合はすべて終了だが、このオリンピックでのいくつかの競技を観ていて、最初に一番印象に残った選手について記す。

それは柔道女子で敗者復活戦で銅メダルを獲得した上野選手。 この上野選手は、金メダリストの柔道女子の上野選手の妹。 お姉さんは観戦している様子が映し出される。 今回出場の上野選手は世界選手権2009年2010年連覇の実力ある選手。 ところが準々決勝で敗退してしまう。 敗者復活戦での銅メダルがかかった試合の前に、金メダリストの姉の上野選手が妹を鼓舞して、「ここまで来たら、強気でいけ。 相手を飲んでかかれ。 強気で相手に立ち向かえ。メダルを獲るのと獲れないのでは(周りの見る目も自身のこれからも)全然違う!」 

オリンピック大会での決勝までの流れがどの競技でも多分、国内の競技会や世界選手権などよりは短いとおもうので、それなりの勝つまでの精神面での維持にはやはり金メダリストの言葉には重みがあった。

果たして、銅メダルがかかった3位決定戦での上野選手は、それまでも準々決勝までの勝ち上がってきた試合とは形相が違っていました。 それまでは王者の風格か鷹揚というかゆったりと静かな表情で落ち着いた雰囲気さえ漂わせていましたが、3位決定戦では戦うモード全開でした。 この選手の気迫というか殺気は対戦相手がある試合で、勝者に共通の姿勢でした。

この王者のゆったりモードはサッカー男子での日本代表の初戦の相手、スペイン代表にも見えましたし、決勝戦のブラジル代表にも見てとれたものです。


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